【ゲティ家の身代金】誘拐された大富豪の孫。身代金の支払いを拒否した祖父。

世界一の資産家、ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された

要求は1,700万ドル

世界の注目を集めながらも祖父は身代金の支払いを拒否

1973年の実話を映画化したサスペンス・ドラマ。

カモコです(^▽^)o

ゲティ家の身代金』を見ました!

基本的に映画はひとりで見に行くのが好きなんですが、今回は、母が見たいと言ったので、一緒に見に行きました。

まずは映画のご紹介から。

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ゲティ家の身代金

1973年、日本を始め世界中を震撼させた誘拐事件があった。人質は【世界一の大富豪】であるアメリカ人石油王ジャン・ポール・ゲティの孫、ジョン・ポール・ゲティ三世。1,700万ドル(約50億円)という破格の身代金もさることながら、50億ドル(1.4兆円)の資産を持つゲティが身代金の支払いを拒否したことでも有名で、日本の新聞、週刊誌でも大きく報道された。しかしこの事件の裏側で、誘拐犯と身代金を拒むゲティの間で戦い続けた人質の母親がいたことはあまり知られていない。離婚で一族を離れていた“一般家庭の母”は、いかに2つの強敵に立ち向かったのか―

「ゲティ家の身代金」公式サイト

基本情報
●原題:All The Money In The World
●監督:リドリー・スコット
●ジャンル:ドラマ、サスペンス
●上映時間:133分
●製作国:アメリカ、イギリス
●アメリカ公開日:2017年12月25日
●日本公開日:2018年5月25日

登場人物

◆ジャン・ポール・ゲティ
(クリストファー・プラマー)

総資産1.4兆円の大富豪。孫のポールが誘拐され、身代金の金額を知らされたとたん、「払う気はない」とマスコミに発表。誘拐事件をチェイスに任せる。

「ゲティ家の身代金」より

◆アビゲイル・ハリス
(ミシェル・ウィリアムズ)

世界一の富豪、ジャン・ポール・ゲティの息子の妻。酒とクスリに溺れた夫とは離婚。ゲティ家とは縁が切れたはずだったが、息子のポールが誘拐され、高額な身代金を要求されたため、ポールの祖父を訪ねる。

「ゲティ家の身代金」より

◆フレッチャー・チェイス
(マーク・ウォールバーグ)

ゲティの事業に関する交渉役を担当していたが、その腕を買われ、ポール誘拐の解決を依頼される。元CIAエージェント。

◆チンクアンタ
(ロマン・デュリス)

ポールを誘拐した一味のひとり。

「ゲティ家の身代金」より

◆ジョン・ポール・ゲティ三世
(チャーリー・プラマー)

ローマの夜の街をひとり歩きしていたところ、突然バンに乗せられ誘拐される。

「ゲティ家の身代金」より

◆オズワルド・ヒンジ
(ティモシー・ハットン)

ゲティの秘書。

「ゲティ家の身代金」より

クリストファー・プラマー

クリストファー・プラマーは、降板したケヴィン・スペイシーの代わりに、急遽ゲティ役を演じることになりました。

そして、この役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。現在88歳でノミネートの最高齢記録だそうです。

初めてクリストファー・プラマーを見たのは『サウンド・オブ・ミュージック』。長身で男らしい顔立ちのプラマーに当時の女性たちはメロメロでした。(”メロメロ”ってもう言わないのかな(^^;))

名優中の名優ですよね。ゲティ役でなくても、全ての演技がアカデミー賞ノミネートレベルです。彼が映画に出るだけで映画が締まります。

映画を見て、「これは最初からプラマーで良かったのでは?」と思いました。時々、もしケヴィン・スペイシーだったらと想像してみましたが、何かしっくりこなかった。

↓クリストファー・プラマー主演のサスペンス「手紙は覚えている」

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ミシェル・ウィリアムズ&マーク・ウォールバーグ

ミシェル・ウィリアムズは、アビゲイル役にピッタリでした!

ただ、アビゲイルの描かれ方が中途半端だったように思います。

さらに中途半端だったのが、マーク・ウォールバーグ

この映画のチェイス役は、ウォールバーグみたいなトップスターでなくていいと思う…

ミシェルとウォールバーグのギャラの格差が問題になったけれど、映画をみれば、チェイス役程度でそんな高額のギャラもらったんだとわかったら、誰でも、(-_-)はあ?と思いますよね。

ウォールバーグが悪い訳じゃないと思いますが…”マーク・ウォールバーグ出演”とすれば観客が動員できると踏んでのキャスティングとギャラでしょう。

ゲティ家の身代金 感想

※以下、ネタバレあり※

お金が全てのゲティおじいちゃん。

そういう人いますよね。私が関わった世間知らずのバカ社長も「お金は裏切らない」と言ってました。人よりお金に価値を持つ人です。

人よりお金があるために、身内さえ信用できなくなってしまった人はたくさんいます。子役で大成功した俳優たちが、荒んだ10代を過ごすのはそのせいですよ。

資産家が、遺産をペットに譲るということも稀にあるし。

実話ベースのストーリーで、実際はどうだったのか、知りもしない人をジャッジしたくないので、あくまでも映画を見た感想と個人的な意見ですが、

ゲティおじいちゃんが身代金を払わないと決めたのには、家族側にも問題があったのでは。

ゲティおじいちゃんはもともとケチな人だったとは思いますが、そう悪い人ではなかったんでしょう。

息子が手紙を書いたら、「仕事をやろう」とすぐに返事し、訪ねて行ったら、笑顔で大歓迎してました。息子に「失業者を全員雇ってたらお金がいくらあっても足りません」なんて冷たい返事を出したわけでもないです。

ドケチで変わり者の父に、息子はついていけなかった。だけど、酒に女にドラッグにと、人として最低になってしまって、重要な職を与えて期待していたおじいちゃんは裏切られて悲しかったと思うのです。

もう一つ気になったのは、息子一家がおじいちゃんのホテルを訪ねた時に、置物を見て高価な品だと判断したこと。

結局、それは土産物で価値のないものでしたが、”ゲティおじいちゃんが持ってる=高額なもの”と思い込みで判断されてました。

本当は家族との再会を喜びたかったのに、「この人はお金を持っている人」と、やっぱりそんな目で見られるな、と、心の中で失望したかも。

孫の誘拐は狂言かもしれないと、すぐには信じられなかったのも、それまでに裏切られたことがあったからじゃないかなあ。

母にお金がないのに、夜中に娼婦がいる地域を一人でふらふらしているポールはどんな子なんだ。

ゲティは絵画のコレクターで、絵に大金をつぎ込んでいました。

人よりも絵が大事な人、みたいに見られてしまうけど、絵画も人が描いたもの。

人物が描かれる絵画は、人の生活、人の性格、人の一生、人の思いです。

聖母や天使が描かれた宗教画にも、人を映した天国が描かれているのです。

絵が好きな人ならわかると思います。

素直に人を愛したり、受け入れたりできなかったゲティおじいちゃんは、美しい絵の中に、自分が望んだ家族を見ていたのかもしれませんね。

リア王にはたった一人だけ、真に自分を思ってくれた末娘がいたけれど、ゲティおじいちゃんには誰一人いなかった…

『ゲティ家の身代金』は、全体的にイマイチでした。

見どころは、クリストファー・プラマーの演技と、誘拐犯のチンクアンタの優しさです。

ストーリーのまとまりが悪く、人物描写がざっくばらんで、スリリングでもなければ、人の心を動かすドラマでもない。

かなり中途半端な作品でした。

期待の新人、チャーリー・プラマー

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チャーリー・プラマー。また期待できる若手俳優が登場しましたね!

”プラマー”というから、クリストファー・プラマーと関係あるのかと思ったら、別に親戚ではないようです。

今後の出演作品リチャード・ギア主演のスリラー「The Dinner」、競走馬との交流を描いた「Lean on Pete」、マリサ・トメイと共演の「Behold My Heart」など。

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若手にもどんどん活躍して欲しいです!

「ゲティ家の身代金」を見てアーミーを思う

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「石油王」「超金持ち」からすぐに連想したのは、アーミー。

石油王の曾祖父をもち、祖父も父も成功した実業家。大富豪ハマー一族です。

ひいおじいちゃんも、やっぱり美術品を集めるのが趣味で、ロサンゼルスに「アーマンド・ハマー美術館」をつくりました。

アーミーは三世じゃなくて、四世だけど。ひいおじいちゃんから、”アーマンド・ハマー”という名前を引き継いでいます。

アーミーも誘拐の心配とかされてたのかな。。

コメント

  1. 実話ベースという事で、めっちゃ気になってたんですよ。
    なかなか面白そうですね~どうなったのかが気になります。
    お金持ってたら幸せってわけじゃないっすね。
    でも、金持ちになりたいけど…

    • kamoko より:

      面白くない訳じゃないんですが、映画の構成や展開に面白味はありませんでした。
      普通の1本です。
      お金はあった方がいいですけど、あれば幸せじゃないし、お金なくても幸せな人もいますね。
      金持ちは財布に少額の現金しか入れてませんよね。。。使わないことが、お金を貯める一番の秘訣でしょうね(-_-;)

  2. asami より:

    おお!早速記事あがってるー♪

    私も、ゲティおじいちゃんはこの人でしっくりきていたと思います!ケビン・スペイシーがって考えるとなんか違う・・・。

    お金持ちにはお金持ちの辛さがあるのかもしれないですよね。ゲティ=お金持ってるっていう印象が一番にきてしまうから、人間不信になるのもわかるような気がします。

    • kamoko より:

      リドリー・スコットがさすが!、みたいな記事や宣伝を見かけましたが、そうでもないような。
      誘拐されたポールの描写が足りてないし、アビゲイルとゲティじいちゃんが対決するようなシーンはほとんどないし、
      誘拐犯と息詰まる取引とかあった訳じゃないし。。。
      心に残る映画ではなかったです。

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