実話【デトロイト】モーテルに踏み込んだ警官が起こした戦慄の事件

キャスリン・ビグロー監督の『デトロイト』は、アメリカの暗黒の歴史「デトロイト暴動」と「アルジェ・モーテル事件」という実話をベースにした映画です。人種差別主義の警官が起こした陰惨な事件をウィル・ポールタ-が熱演。『デトロイト』をご紹介します。

カモコです(^▽^)o

『デトロイト』は映画館で見て、その後記事を書こうと思ったんですが、後回しにしちゃってました…

最近レンタルが開始されたとのこと。

デトロイトで起こった戦慄の事実を知り、考えるために、たくさんの人に見て欲しいですね。

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『デトロイト』基本情報

基本情報

●原題:DETROIT
●監督:キャスリン・ビグロー
●脚本:マーク・ポール
●ジャンル:ドラマ、サスペンス
●上映時間:143分
●製作国:アメリカ
●アメリカ公開日:2017年7月28日
●日本公開日:2018年1月26日

『デトロイト』登場人物

◆メルヴィン・ディスミュークス
(ジョン・ボイエガ)

アルジェ・モーテル近くの食料品店で警備員をしている。白人に対して腰を低くすることで、問題を回避しようとする。

ボイエガの新作は『スターウォーズ:エピソードIX』ですね。製作中です。

◆フィリップ・クラウス
(ウィル・ポールター)

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人種差別主義者の警官。アルジェ・モーテルに乗り込む。

注目の若手俳優、ウィル・ポールタ-くんの迫真の演技に観客は戦慄を覚えました…ウィルくんの新作は『The Little Stranger』です。製作中。

◆ラリー・リード
(アルジー・スミス)

ザ・ドラマティックスのリードボーカル。アルジェ・モーテルに宿泊する。

リードは今年10月にアメリカ公開の『The Hate U Give』に出演しています。

◆デメンズ(ジャック・レイナー)

クラウスと共にアルジェ・モーテルに踏み込む警官。経験が浅い。

レイナーは今年8月にアメリカ公開となる『Kin』に出演しています。

◆フリン(ベン・オトゥール)

クラウスと共にアルジェ・モーテルに踏み込む警官。

◆ロバート・グリーン
(アンソニー・マッキー)

ベトナム帰還兵。アルジェ・モーテルの宿泊客。

マッキーも『The Hate U Give』に出演していて、リードと再共演します。

◆オーブリー(ネイサン・デイヴィス・Jr)

クーパーの部屋にいた黒人男性。

ネイサンは『ホテル・アルテミス』に出演しています。

◆ジュリー・アン(ハンナ・マリー)

白人女性。警官隊に向かって空砲を発砲したクーパーの友人。

アーロン・テイラー=ジョンソン主演の『チャットルーム』に出てますね。

他に、『クワイエット・プレイス』が大ヒットした、ジョン・クラシンスキーがアウアーバッハ弁護士を演じています。

『デトロイト』あらすじと見どころ

あらすじ

1967年の7月。

デトロイト市内で警察と黒人住人が衝突、暴動となる。

暴動の最中に発生する略奪事件を捜査していた警官・クラウスは逃げる黒人男性を射殺してしまう。

撃つまでもなかったことだったが、差別主義者のクラウスにとって、黒人が死ぬことは何でもないことだった。

市内は暴徒にあふれ、警察が動けば動くほど暴動は激しくなる一方だ。

7月25日の夜。

デトロイト市内のアルジェ・モーテルでは、宿泊している黒人客たちが外の騒動を気にすることなく、酒と音楽を楽しんでいた。

そこにはバンド”ザ・ドラマティックス”のボーカルであるラリー・リードが友人のフレッドと宿泊していた。

リードは宿泊している白人女性2人と知り合い、女性の友人であるクーパーという黒人男性の部屋へ招かれる。

部屋の中で盛り上がるうちに、ふざけたクーパーが外の警官隊に向かって競技用ピストルを発砲してしまう。

ホテルの一室の彼らにとって空砲の発砲は遊びだったが、外の警官隊にとってそれは”狙撃”だった。

警官隊が狙撃手に狙われていると連絡を受けたクラウスは警官を連れてアルジェ・モーテルへ踏み込む。

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見どころ:事件の発端は「デトロイト暴動」

映画『デトロイト』は、1967年にミシガン州のデトロイトで起こった「アルジェ・モーテル事件」をベースにしています。

この陰惨な事件が発生する原因となったのは、同じく1967年の7月23日から7月27日の5日間に発生した「デトロイト暴動」にあります。

デトロイトは20世紀に入ってから自動車産業が盛んな都市となりました。

自動車工場に勤務する黒人労働者が増えたために街の治安が悪くなり、警官たちと黒人たちは反目しあいます。

その後、警官と黒人の間の軋轢は強まる一方でした。

1967年の7月23日、デトロイトの無免許酒場に警官が立ち入り捜査に入りました。

店内ではベトナム帰還兵を迎えるパーティーが開かれており、たくさんの黒人客がいました。

その酒場は規定時間外の営業をも行っていたため、警察が店員と客を逮捕、連行しました。

タイミングが悪いことに、裏口が開かなかったため、逮捕者を正面入り口から連れ出すことになります。

正面から出たことで、捜査と逮捕の様子が、外にいる一般の黒人たちの目に止まります。黒人の逮捕に反発する部外者たちが騒ぐことにより、さらに多くの黒人を巻き込んで、ついには暴動が始まりました。

最終的に43人が死亡し、1,100人以上が負傷するという大規模な暴動に発展してしまいました。

「デトロイト暴動」については映画の冒頭で紹介されます。お見逃しなく。

見どころ:ウィル・ポールタ-の迫真の演技!

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『デトロイト』鑑賞中の観客をその迫真の演技で怒りの渦の中に叩き込んだ、ウィル・ポールターくん。

ウィルくんはクラウスを演じたことについて、まるでオーブンの中で作業しているようだった、クラウス役が終わった時は”作業用のつなぎ服”を脱いだみたいにホッとした、と話しています。

ソース:INDEPENDENT

ウィルくんはまだ若い俳優ですが、その実力はこれまでの出演作を見ても明白。

演技派のクラウス役に全力を注いだのでしょうけれど、さすがにこの役は辛かったようですね。

ウィルくんは育ちがよくて人種差別とは無縁ですからね。

ちなみに彼のお父様は心臓学の教授です。

(引用:Imperial College London

テーマ曲を歌うアルジーとラリー・リード本人の歌声が心に響く…

”ザ・ドラマティックス”のリードボーカル、ラリー・リードを演じた、アルジー・スミスが映画のテーマ曲「GROW」を歌っていますが、そのミュージックビデオに、ラリー・リードご本人が出演しています。

Algee Smith & Larry Reed – Grow (from DETROIT)

ピアノを弾いているのはアルジー・スミスのお父様。

アルジーの美しい歌声に重ねて、ラリーの力強いけれど悲し気な声が響きます…

美しい曲ですね…

『デトロイト』感想

人種差別主義者は嫌いです。

そもそも人を人種で差別するなんて、意味がわからない。。。

『デトロイト』はアメリカが舞台で、アメリカで起こった事実をベースに作られています。

日本では映画の中のような暴動はないけれど、少なからずとも人種差別はあるし、差別主義者もいます。

タイにいた時に、タイ人をバカにしている日本人をたくさん見ました。

一緒にご飯を食べたくないとか、仲良くしたくないとか…その人の人格以前に「タイ人」という理由で拒否するんですね。

彼らは気づいていないけれど、そんな行動はまさに差別主義です。

差別主義者にはムカつくけれど、「差別はいけない!」と普通に話したところで分かり合えることは、まずないと思うんですよね。

差別主義者の暴挙からマイノリティをどうやって守るか、ということを考えて、対策した方がいいように思います。

『デトロイト』を動画配信サービスで見るには?

デトロイト(字幕版)
マーク・ボール
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2018年7月8日現在は、有料視聴のみです。

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もちろん、レンタルビデオ店で借りることもできますよ~

見てる途中も、見た後も気分が悪くなる映画ですが、人種差別がいかに人を苦しめるか学ぶことができます。

必見の1本です。

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コメント

  1. 前にasamiさんの記事を読んで気になっていた作品です。
    観るつもりなので、飛ばして読ましてもらいました。

    ウィル・ポールタ-の演技がやはり評判ですね。
    顔からして悪い演技は得意そうですね。

    最近レンタル店もご無沙汰だからちっとは行かないとなあ

    • kamoko より:

      ウィルくんはそんなに悪役やってませんが…(^^;)
      お時間あったら見てください~

  2. asami より:

    これはとても衝撃的でした。

    こんなことが実際にあったなんて。。

    人種差別主義者という言葉が存在していて、そういう人がいることが信じられません、、、

    でも、差別は無くなることはないと思います。
    人種で差別をしていなくても、別のことで差別や偏見をしていますからね。。
    人間でも、見た目も全然違う生き物だから仕方ないのかもしれません。。

    • kamoko より:

      人を嫌うことは止められないと思うんですよね。
      人間は複雑だし、感情があるし、そりが合わない人っていますから。
      ただ、何かで一括りして忌み嫌うのは、できるだけ止めた方がいいですよね。。。
      記事の途中にチラッと書きましたが、マイロ・ヤノプルス、最低(-_-)
      人間の中で最低部類に入る一人ですよ。
      でも、そんな奴もいるんですよね。。。

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