【サラの鍵】This was not the Germans, this was the French.

 

カモコです(^▽^)o

クリストファー・ノーランの『 ダンケルク 』に感動したという映画レビューが次々と続いていますね。もう一回見たくなってきました(^_^)

1939年、ドイツ軍がポーランドへ侵攻。フランスはイギリスと連合軍を結成し、ドイツに宣戦布告しました。1940年5月に、連合軍はベルギー方面へ進出し、ドイツ軍を迎え撃とうとしましたが、防衛に失敗、約40万人のイギリス兵とフランス兵がダンケルクへ追い詰められました。

これが映画『ダンケルク』のベースとなった、Battle of Dunkirk(ダンケルクの戦い)です。

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撤退作戦は成功しましたが、ドイツ軍の勢いは弱まることなく、フランス軍はさらに追い詰められます。

そして、6月にフランスはドイツに降伏しました。

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『ダンケルク』から2年後、『サラの鍵』

 

 サラの鍵 』は、ダンケルクから約2年後にフランスで起こった事件に関わるストーリーです。

フランスを占領したドイツは、フランスにもユダヤ人の迫害を命じました。

ストーリー:

1942年、ナチス占領下のパリ。ユダヤ人一斉検挙によってヴェルディヴに連れてこられた人々の中に、少女サラはいた。それから60年後。パリに暮らすアメリカ人ジャーナリストのジュリア(クリスティン・スコット・トーマス)は、アウシュヴィッツに送られた家族を取材するうちに、かつて自分のアパートで起こった悲劇を知ることとなる。

引用:シネマトゥデイ サラの鍵

トレーラー:

[原題] Elle s’appelait Sarah
[監督] ジル・パケ=ブレネール
[キャスト]
 クリスティン・スコット・トーマス
 メリュシーヌ・マイヤンス
 ニエル・アレストラップ
 エイダン・クイン
 他
[ジャンル] ドラマ
[上映時間] 1110分
[製作国] フランス
[フランス公開日] 2010年10月13日
[日本公開日] 2011年12月17日

※以下少々ネタバレあります。(肝心なところにはふれてません)

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フランス警察のユダヤ人一斉検挙事件

 

敗戦したフランスは、ドイツ軍の命令通り、ユダヤ人迫害に加担することになります。

フランス警察が、自国のユダヤ人を一斉検挙し、ヴェロドローム・ディヴェール(冬期競輪場)に集めました。

『サラの鍵』の主人公、サラの物語は、この一斉検挙から始まります。

 

ある日突然、フランス警察に拘束されたサラと両親。サラは機転をきかせ、弟のミシェルを家の納戸に隠し、そこで待つように言い聞かせます。

サラと両親は、ヴェロドローム・ディヴェールに連行されてしまいます。ドイツの強制収容所に送るために、そこへ集められたこと、すぐに家に戻ることはできないと知ったサラは焦ります。

弟を納戸に入れた時、扉の鍵を閉めてしまったからです。

鍵はサラが持っています。

https://gyazo.com/06993877269b20cb185a36175d491cdf

「きっとミシェルは自分で外に出てるよ」という慰めの言葉にサラは納得しません。

弟を閉じ込めた扉を開けるために、サラはまだ子供ながらナチスに立ち向かうことになります。

そして、同時に進行するのが、2009年を生きる、ジャーナリストのジュリアの物語です。

https://gyazo.com/6f216189a74da47efa16a3ebb3b94b2b

 

サラは弟のため運命に立ち向かう

 

両親と引き離され、子供だけの収容所に送られたサラ。一人になっても、弟・ミシェルを救うため奮闘します。

https://gyazo.com/87237919eb933e168aabff24482dff1d

敗戦に疲れ、失望しているフランス人の中には、悲しみと苦しみの矛先をユダヤ人に向ける者、仕方なくナチス・ドイツに追従する者が大勢います。もはやフランス人もユダヤ人の敵となってしまっています。

しかし、必死に弟の元へ向かおうとするサラを、一人の警官が助け、サラは脱走に成功。その後心優しい夫妻に巡り合い、ついに自宅へ戻ります。

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サラとジュリア 交差する二つのものがたり

 

ジュリアはジャーナリストとして、ユダヤ人大量検挙事件の取材を始め、かつてフランス警察が行ったユダヤ人迫害が惨状を極めたことを知ります。

https://gyazo.com/7c2f87e12c1a1d29e2780b05f820302d

しかも、夫の両親から譲り受けたアパートが、検挙されたユダヤ人少女ーサラーと関りがあったことを知ります。

 

サラが背負った運命

 

https://gyazo.com/5f82427713fa54ec8885efeb285eac7d

ようやく自宅にたどり着いたサラ。

残念ながら、その後の物語はハッピーエンドではありません。。。

 

サラは普通に生きていて、何も悪くないのに、突然不幸に見舞われ、過酷な現実と向き合い、大きな傷を背負ったまま生きることになります。

サラの家族も、過去の爪痕に苦しむことになります。

この映画で、ナチスの狂った人種差別がフランスでも行われ、それにフランス人も加担していた史実を知ることができます。

それに、サラ役(子役)のメリュシーヌ・マイヤンスの演技が素晴らしい!!

悲しいストーリーですが、素晴らしい映画です。たくさんの人に見て欲しい一本です。

※画像はRotten Tomatoesから引用させて頂きました

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公開日:
  • 歴史について詳しくないので、ホント勉強になります。

    記事を読ませていただいて、見てみたいと思いました!今度借りてきます!一緒に「手紙は覚えている」も!

    • Kamoko

      『サラの鍵』を前に見た時は、あまり良く見てなかったんです。
      今回、改めて見直したら、深く心に染みました・・・(T_T)
      『手紙は覚えている』も、なんとも悲しいお話ですが、ナチスの非人道的な行為で苦しめられた人たちからすれば、年老いてからでも復讐したいと思って当然かも・・・と思いました(T_T)

  • いごっそう 六一二

    この記事読んでめっちゃこの映画観たくなりました!書き方上手いっすね~(^^♪
    新作じゃないから見つけにくいけど、ちょっと探してみたいと思います。

    • Kamoko

      記事を誉めてくださって、ありがとうございます(^_^)!
      この映画、ほんとにいい映画なんですよ。。悲しいストーリーですけれど。
      ユダヤ人を迫害したことを、フランスは長い間認めなかったんですが、シラク大統領の時に、ついに認めたそうです。(映画の中に出てきます)
      フランス人までユダヤ人迫害に関わっていたとは・・・そうせざるを得ない状況に持っていかれたんでしょうけれど。
      ナチスって恐ろしい組織ですね。。。

      • いごっそう 六一二

        ナチス系映画は今も多いですし、想像以上にとんでもない組織だったんでしょうね・・恐ろしい真実です。

        • Kamoko

          ナチスのせいで後々まで人々が傷つくことになってしまってます。悲しいことですね(T_T)