キング原作で1番おすすめ【ミスト】霧の中で恐怖と憎しみと絶望が増幅する

スティーブン・キング原作、フランク・ダラボン監督の『ミスト』。深い霧に覆われた町で、霧の中にいる怖ろしい怪物に怯える人々。しかし、怪物は霧の中だけでなく、人の中にも存在した。ホラー映画の傑作『ミスト』をご紹介します。

カモコです(^▽^)o

『ミスト』は、ホラーの帝王スティーブン・キングの原作で、『ショーシャンクの空に』のフランク・ダラボンが監督した傑作ホラー映画です。

何度も見ましたが、何度見ても面白いです!

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『ミスト』基本情報

田舎町で家族と共に暮らすデヴィッドは、ある日息子と共にスーパーマーケットへ出かけるが、街全体が突如濃い霧に包まれ、店内で缶詰め状態に。やがて霧から逃れてきた人々から「霧の向こうに怪物がいる」と聞かされたデヴィッド達は、次第に混乱し始め…。  U-NEXT『ミスト』

基本情報

原題:The MIst
監督:フランク・ダラボン
ジャンル:ホラー
上映時間:125分
製作国:アメリカ
アメリカ公開日:2007年11月21日
日本公開日:2008年5月10日

登場人物

◆デヴィッド・ドレイトン(トーマス・ジェーン)

画家。嵐の翌日、息子を連れて家の修繕道具を買いに出かける。

◆アマンダ・ダンフリー(ローリー・ホールデン)

◆ミセス・カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)

◆オリー・ウィークス(トビー・ジョーンズ)

◆ジム・グロンディン(ウィリアム・サドラー)

『ミスト』序盤のストーリー

激しい嵐が吹き荒れた翌朝、デイヴィッドは、破壊された家を修理するための材料を買いに、近くのスーパーまで、息子と隣人のノートンと出かける。

買い物をしていると、パトカーや救急車が何台も表を走り抜け、デイヴィッドや客たちは、何か大変なことが起こったのではないかと、不安になる。

そこへ、鼻血まみれのダンがスーパーへ駆け込み、

「霧の中に何かがいる!ジョン・リーをさらったんだ!!」と叫び、「ドアを閉めろ!外へ出るな!」と訴える。

みんなが外を見ると、あっという間に、町全体が深い霧に覆われてしまう。

状況は全く見えないけれど、外に出ては危険だと思ったデイヴィッドたちは、店内で待つことに。

毛布を探しに倉庫へ入ったデイヴィッドは、外へ通じるシャッターを、”何か”が強く押しているところを見てしまう。

オリー、ジム、マイロン、ノームの4人にそのことを話すが、信じてもらえない。

確認のため、倉庫に入った5人は、発電機に問題があることを発見。ジムが、外にある排気口が詰まっていると言うと、ノームが外に出て詰まりを取ると言い出しす。

デイヴィッドが危険だと止めるが、ジム、マイロン、ノームは、デイヴィッドの忠告を聞かず、シャッターを開けてしまう。

外は、深い深い霧に覆われ、不気味な雰囲気。ノームがシャッターの外をのぞき込むと、突然、長い触手が隙間から入り込み、ノームの足を掴む。

不気味な触手は、ノームの体にからみつき、彼を外へ引きずり出してしまう。

ここから、気持ち悪い怪物が次々と客を襲い、みんなが血まみれの餌食となる、典型的ホラー映画の展開となるかと思いきや、そうでもないです。

怪物に食われるよりも、怖ろしい展開となります。

一番怖いのは、人間。

かもしれませんね。

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演技派キャストが勢ぞろい

出演者全員が、一般的には名前の知られていない、けれど「あの人、なんかの映画に出てたよね??」と、誰もが見たことのある俳優・女優がたくさん出てます。すばらしい俳優ばかりです!

特に、マーシャ・ゲイ・ハーデンの演技が、すばらしい!!

彼女は、ミセス・カーモディの役にぴったりですね!

一言でいうと、ウザいおばさん。

ウザい女を、完璧にウザく演じました。

宗教をバカにしてはいけないけれど(信じるのは自由ですからね)、人間、どうしようもなく追い詰められると、最後はやっぱり、神頼み。

ミセス・カーモディは、神の名を利用して、人を自分の思い通りに動かし、自分を崇めるよう誘導していきます。

人を操るのが上手い人は、人の弱いところにつけこむんですよね。そして、自分の思い通りに動かそうとする・・・そうでなければ、消してしまおうと考える。

私は、こういうタイプに背を向けるタイプなので、きっと消されます(笑)

そして、ウィリアム・サドラーは、プライドの高い、臆病な田舎者、ジムを演じました。

(彼は、フランク・ダラボンxスティーブン・キング作品の3本(「ミスト」「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」)に出演する常連)

最後まで、勇敢で冷静な、オリーと正反対です。

選択の結果は誰にもわからない

「ミスト」のラストシーンは、衝撃的で絶望的です。

私は、このラストがとても気に入っています。

自分ならどうしただろうか?と、いつも考えます。

いつでも希望はあるのです、ただ、選択の結果、絶望が待っているかもしれない。

つまるところ、人は死ぬまで何かを選択し続けるしかないんだなと思います。結果を恐れて選択せず、行動しなければ、人生は止まってしまいます。

それは死と同じです。

『ミスト』は”トラウマになる映画”と言われていますが、私はそうは思いません。

深く考えさせられる映画です。名作です。

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コメント

  1. Kamoko より:

    実のところ、最初から「選択」は始まってるんですよね。霧が立ち込めたところ、まだ未知の怪物がいるなどとは思ってなかった時に、外に出るか、店に留まるか、から。

    その後も、どう行動するかで、人々の運命が分かれていきます。。。

    最後の”ゾウさん”見ちゃったら、「もうだめだ」と思っても、そりゃあ、仕方ないですよね・・・

  2. いごっそう 六一二 より:

    これは名作ですよね~。
    ラストは衝撃的で、父親の気持ちを考えたら・・ただただ絶望でしたね。
    確かに、色々考えらされる映画ですよね。

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