To whom it may concern

言葉はいきもの。日々変化する。

カモコです(^^)o  

The Wall Street Journal 日本版」に、英語に関する面白い記事が掲載されてました。

昨今は「whom」という言葉が使われなくなってきている、という記事です。「whom」は堅苦しい感じがするため、代わりに「who」を使う人が増えているようですが、文法的には間違ってます。

こうした文法に無頓着な行為に納得できない人は少なくない。そういった人の1人が、グーグルのシステムエンジニアのトーマス・シュタイナー氏だ。

独ハンブルク在住・在勤のドイツ人であるシュタイナー氏は、ツイッターの言葉が気にかかると話す。「(英語の)ネイティブスピーカーでない私は、この言葉を学ぶのに多大な努力をする。英語をもっと分かっていてしかるべき人たちが、よく分かっていないのだ」

上記、シュタイナーさんが仰ることに両手を挙げて賛成します!!

外国語学習者の方が、ネイティブスピーカーより文法・語法により注意深くなります。

同氏は空き時間を使い、「who」を自動で「whom」に直す無償のプラグインプログラムを作成した。このプログラムのユーザーの1人は、「彼(シュタイナー氏)がインターネットを直した」と叫んだ。

シュタイナーさんは、自動変換プログラムまで作成されたのですね。そこまでするとは、少々笑っちゃいました(馬鹿にしたのではないですよ)が、彼の言葉に対する誠実さに感動しました!

言葉が時代と共に変化するのは必然で、時と共に進化・衰退するのでしょうけれど、古くても美しいものには廃れて欲しくないです。whomは感じ良い響きを持っていると思います。堅苦しいと感じる人もいるでしょうけれど、素敵な言葉です。

(変化する言葉が外国語の場合は、シュタイナーさんが言う通り、(外国人として)勉強する身にもなってみろー!とも言いたくなりますよ)

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日本で「ら抜きことば」が使われだした時も、色んな議論が起こりました。(この頃、私は外国人への日本語教育に熱心だったのでした)

例えていえば「食べられる」対「食べれる」の戦い、でしたが、昨今「食べれる」はかなり優勢ですね。

新しい言葉が世間に顔を出すきっかけは、通常、テレビですが、芸能人がその言葉を使いだすと、一気に世間に浸透します。テレビの影響は恐ろしいです。

少々横道にそれますが、「食べられる」は、私はXXを食べることができる、を表す「例)私、パクチー食べられる」と、彼は生き物に食われた、を表す「例)彼、Tレックスに食べられちゃった」のどちらにも使えます。しかし、「食べれる」は、「例)彼、Tレックスに食べれちゃった」と使うことができません。

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母語の国に住んでいると、言葉の変化に鈍感になると思います。

しかし、母語を離れたところから見ると、敏感になります。

私がタイに滞在したのは、たった2年でしたが、その間、新しい言葉が出現しました。

それは、「ほぼほぼ

「ほぼほぼ」は、今では市民権を得てきているようですね。若い人たちは普通に使っているようです。

最初に聞いた時は、「程度」に関する新しい表現だと想像はつきましたが、その“程度”が分かりませんでした。

「ほぼ」が強調されているのか、繰り返しによって逆に柔らかくなっているのか。もしくは、「ほぼ」を100%とすると、「ほぼほぼ」は50~75%くらいを表現する、とか?

周りで自然に使われている、「ほぼほぼ」ですが、私にはまだ違和感あります。

実際、「ほぼほぼ」は、どの程度なんでしょうか?

造語や流行り言葉は、期間限定で消えてしまうこともありますが、時代にマッチするニュアンスや響きがあると、新出単語として定着していきます。

有名なところでは、英単語の「google(動詞)」です。日本語でも「ググる」と言いますね。(日本語は、ずいぶん前から、”名詞+る”で、動詞として言い回しがきくので、新出という訳でもないです)

言葉に関する思いをくねくねと書いてみましたが、言葉って、本当に面白いです。

covfefeもいずれ新語として公認されるかも(笑)

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公開日:2017/06/16
更新日: