【7年間】刑務所に服役するヤツをひとり選ぶ。Netflix映画あらすじ、ネタバレ感想

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ネットフリックス・オリジナル映画『7年間』。ソリッド・シチュエーション形式で人間の本性をあらわにするスペインの映画。あらすじ、登場人物/キャスト紹介とネタバレあり感想。

 

 

カモコです(^▽^)o

Netflixオリジナル映画として配信されている『7年間』を見ました。

この映画は2016年の作品なんですが、最近スペイン映画が好きになってきたので、過去のスペイン映画を検索して見つけました。

 

『7年間』は、いわばソリッド・シチュエーション・ドラマです。5人の登場人物がひと部屋に集まって話し合いを行います。

 

話し合いで選ばれた誰か1人が刑務所に服役しなければならないのです。

彼らはその”1人”を選ぶことができるのか?誰が選ばれるのか?

 

今回は、ネットフリックス・オリジナル映画『7年間』のあらすじとネタバレ感想をアップします。

 

ネタバレを読みたくない人は「ネタバレ」と書いてる部分をとばしてくださいね(^-^)

 

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『7年間』作品情報

 

予告動画

 

 

ジャンル:ドラマ
原題:7 años (7 years)
監督:ロジャー・グアル
時間:77分
製作国:スペイン
NETFLIX配信開始日:2016年10月28日

 

 

あらすじ

 

 

ある土曜の夜、建物の1室に3人の男と1人の女が集まる。彼らは彼らの会社の共同出資者で、経営陣だ。

4人のひとり、マルセルが、月曜に国税局が捜査に入ると報告する。

実は彼らは不正行為をしていて、スイスの口座に大金を隠している。そのことが国税局に知られれば4人全員の逮捕は免れない。4人は窮地に追いやられているのだ。

しばらくして、ホセという男が彼らを訪ねて来る。4人はホセに、彼らの話し合いに参加するよう依頼したのだ。

彼らはこれから”1人”を選ばなければならない。4人全員が逮捕されないよう、その”1人”が全ての罪を被り服役するのだ。

4人はホセを仲介役にして、誰がその1人になるのかを決めるために話し合いを始める。

 

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登場人物/キャスト

 

◆マルセル(アレックス・ブレンデミュール)

会社のCEO。ホセに仲介役を依頼する。

◆ベロニカ(フアナ・アコスタ)

財務責任者。結婚式への参加を中断し話し合いに参加する。

◆カルロス(ファン・パブロ・ラバ)

顧客への接待担当。

◆ルイス(パコ・レオン)

会社の商品の開発者で最高技術責任者。

◆ホセ(マヌエル・モロン)

4人の仲介役を務める男。

 

 

『7年間』ネタバレあり感想

以下ラストまでのネタバレあります。

 

画像引用:7 Años Official Trailer © Netflix

 

昨年からNetflixのオリジナル作品として配信される、スペインの映画をよく見るようになってきたので、スペイン映画を身近に感じるようになってきました。

スペインの俳優さんも覚えてきたし、映画の新しい分野を開拓したみたいで楽しいです(^-^)

 

今回は、過去のオリジナル作品から『7年間』を選んで見てみました。

 

見たあとに調べてわかったんですが、この映画はNetflixオリジナル初のスペイン作品なんですね。なんとなく貴重なものを見たような気分になりました(^^♪

 

あらすじから、サスペンス映画じゃないかと思われるかもしれませんが、これはヒューマンドラマです。雰囲気は『ザ・ゲーム~赤裸々な宴~』に似ています。

 

マルセル、カルロス、ベロニカ、ルイスの4人は、昔からの友人であり、会社の経営者です。それぞれの肩書は違うけれど、全員平等な立場なんです。

 

彼らはある時から不正行為に手を染め、スイスの銀行に大金を隠しています。どうやら国税局がそのことを嗅ぎ付け、来週捜査が入ることになってしまいました。

 

そこで彼らは、4人全員が逮捕され刑務所に入るより、4人のうち1人だけが犠牲となって他の3人を助けた方がいいと考えます。

 

各人がスイスの口座を直接管理できるデバイスを持っているんですが、1人がそれを使って口座の金を送金すれば、警察はその人物を追うだろうと推測し、1人が決まればすぐに送金手続きを実行しようと決めます。

 

警察には、他の3人を裏切って裏帳簿を作ったと供述し、単独で行ったことにするのです。

 

問題は、その”1人”を誰にするか

 

それを決めるために彼らは集まり、話し合いをスムーズに進めるために”仲介役”としてホセに参加してもらうのです。

 

ホセは参加するにあたり3つの条件を提示します。

1.全員が自らの意思で参加すること

2.互いを尊重し、聞く耳を持つこと

3.ホセは中立で誰の事も支持せず、何も決めないこと

”1人”を決めるのは彼ら4人だと念を押し、その人物が決まればホセの役目は終わりとなることを納得させます。

 

こういう状況だと、誰かが密かに誰かを毒殺したり、ホセが黒幕だったりしそうですが、そんなスリラー映画ではありません(^-^;

 

ついカッとなって暴力を振るってしまうシーンはありますが、4人は最後まで話し合いをします。

 

ただ話し合うだけなんてつまらないと言う人の方が多そうですが、彼らの言動はとてもリアルです。そこが楽しめます。

 

もともとは友人だった4人なので、お互いに恨みはありません。今は大きな会社になっているようですが、最初は4人で小さなビジネスから始めたのです。お互いがお互いを助けていた頃のことも覚えているし、感謝もしています。

 

でも、ひとりだけ7年間も刑務所に入るのは、絶対イヤ!なんですよ(-_-)

 

なんとかして自分が選ばれないように、家族がいるなどと理由を並べます。そうするうちに、「おまえなら刑務所に入っても問題ないだろう?」とお互いを選び出すのです。

 

自分が選ばれる条件が揃いそうになると焦り、7年も服役できない理由を必死で語り、「こいつの方が自分より刑を受けるべきだ」と押し付け合う姿は、”現実に私たちがそんな状況に陥ったらやりそう”な感じなんです。

 

マルセルはCEO、ベロニカは財務責任者、ルイスは最高技術責任者で、カルロスは接待の責任者なんですよ。

4人のうち誰が一番会社にとって必要のない人物か、と話し合うシーンがあるんですが、どう考えてもカルロスがいらないだろうと思いますよね…(-_-)

そのカルロスは「経理なんて誰でもできる!ベロニカは必要ない!」と焦って反撃してましたが。

 

彼らはお互いの善意も利用しようとします。「俺が刑務所に入ったら、お前は罪悪感で眠れなくなるぞ。罪悪感を感じ続けるより自分が犠牲になった方が楽だろう?」と脅しにかかります。

 

画像引用:7 Años Official Trailer © Netflix

 

とにかくお互いに押し付け合うのですが、彼らはそこまで悪人ではないので、案の定なかなか1人は決まりません。

 

散々お互いを責めつくした後、ホセが紙にひとりの名前を書いて投票するように言います。

 

そして2人が選ばれます。

 

さて、半分に絞られたけれど、2人のうちどちらを選ぶか…

 

また話し合いを重ねるのか…と思うところですが、お互いをののしり合うのに疲れた方が「自分がやる」と言いだします。

その代わり、大きな条件を提示するのです。

 

もう一人は自分が行くと言ってくれたことにホッとしますが、難しい条件を出されてしまい、無理だと焦ります。

 

ラスト間際、ついに1人が決まるのですが、その時電話がかかってきて…

 

どんでん返しと言うほど大げさなものではありませんが、あることが起こり、ついに話し合いは終わるのです。

 

そこで「はあ~(;・∀・)?」とか「ええ~(;゚Д゚)」とか、4人と一緒に溜息洩れそうです(笑)

 

前半で、ホセが話した例え話は興味深いものでした。

 

2人の人物がいて、そこに世界一おいしいオレンジがある。2人ともそのオレンジが欲しい。どう解決する?

 

解決方法は何通りもありますよね。

オレンジを半分に切る、1人を説得して諦めさせる、2人を戦わせる、1人に別のものを与える、またはホセが言ったように皮と実を別々に与える…もしくは1人を殺す?

 

2人とも諦めさせず、傷つけず、納得する円満解決方法は、なんでしょうか。

 

こういうことを考えるのはとても面白いです。

ビジネスにも応用できますね~私はゲーム理論が好きなので、顧客対応は常にゲーム理論を基本に考えますね(^-^)

 

『7年間』のラストで、マルセルとやり取りをしていたナタリアという女性が、「何事もなかったように振舞ってね」と言うのですが…

 

さてさて、彼らは話し合い終了の後に、何事もなかったように振舞えるでしょうか。

お互いに欠点を指摘し、弱みをつついて、刑務所に送ろうとしたのに…?

 

人間関係について改めて考えさせられた映画でした(^-^;

 

『7年間』は、展開は地味ですが、なかなか奥が深い映画ですよ。スペイン映画に興味がある方におすすめします。くれぐれもサスペンス性はないので期待しないでくださいね。

 

ベロニカ役のフアナ・アコスタ、どこかで見たと思ったら、『ザ・ボス』に出てた女優さんですね。美人ですよね!

 

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