好きなことを諦めるなんて…【ブリグズビー・ベア】ネタバレあり感想

大好きなブリグズビー・ベアに情熱を注ぐジェームスは輝いている。見た目がダサくて、常識を知らなくても。見ると心が温かくなる映画『ブリグズビー・ベア』をご紹介します。特に映画ファンに見て欲しい1本です!あらすじ、キャスト紹介、ネタバレあり感想です。

カモコです(^▽^)o

2018年は残すところあと2ヵ月と23日ですが、すでにベスト1が決まってしまいました…

今年No.1の映画は、『ブリグズビー・ベア』です!!

※個人的なチョイスです

この映画、まさに私の映画(*^_^*)

楽しくて、心がじーんとして、ちょっとバカバカしくて、ちょっともの悲しい…

大人に昔の素直な自分を思い出させてくれる映画です。たくさんの大人に見て欲しい1本!

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『ブリグズビー・ベア』作品情報

予告動画

基本情報

●原題:Brigsby Bear
●監督:デイヴ・マッカリー
●原案:カイル・ムーニー
●ジャンル:ドラマ、コメディ
●上映時間:97分
●製作国:アメリカ
●アメリカ公開日:2017年7月28日
●日本公開日:2018年6月23日

『ブリグズビー・ベア』登場人物

◆ジェームズ・ポープ(カイル・ムーニー)

25歳の青年。赤ん坊の頃に誘拐され、偽の両親と地下シェルターで暮らしていた。教育番組「ブリグズビー・ベア」が彼の全て。

◆テッド・ミッチャム(マーク・ハミル)

ジェームスの偽の父親。80年代のオモチャをデザインする仕事をしていた。

◆エイプリル・ミッチャム(ジェーン・アダムス)

元大学教授。”ヴァンスマイス予想”を研究しているらしい。

◆ヴォーゲル刑事(グレッグ・キニア)

ジェームス担当の刑事。学生の頃に芝居をしていたことがある。

◆グレッグ・ポープ(マット・ウォルシュ)

ジェームスの本当の父親。ジェームスに楽しいことを経験させ、失われた時間を取り戻そうとする。

◆ルイーズ・ポープ(ミカエラ・ワトキンス)

ジェームスの優しい母親。ジェームスが何も知らないので、世間についていけるよう手助けしようとする。

◆オーブリー・ポープ(ライアン・シンプキンズ)

ジェームスの妹。兄が突然帰って来たことに違和感を覚える。

◆スペンサー(ジョージ・レンデボーグ・Jr)

オーブリーの友人。「ブリグズビー・ベア」を見てジェームスと意気投合。

◆エミリー(クレア・デインズ)

ジェームスの為に雇われたセラピスト。

◆メレディス(アレクサ・デミー)

オーブリーの友人。パーティーでジェームスと出会う。

『ブリグズビー・ベア』あらすじ

ジェームスは、周りに民家がまったくない荒野の地下シェルターに、父・テッド、母・エイプリルと3人で暮らしている。

ジェームスは外へ出たことがなく、毎日のほとんどを自分の部屋で過ごす。

そんな彼の楽しみは、毎週届くビデオ「ブリグズビー・ベア」。

クマが主役の教育番組だ。

小さな頃から「ブリグズビー・ベア」だけを見て育ったジェームスは、25歳になっても「ブリグズビー・ベア」に夢中で、番組の内容を熱心に研究している。

ジェームスは、父と母とブリグズビー・ベアだけの世界で普通に暮らしていたが、ある日その世界が壊れてしまった。

警察が来て、ジェームスを”外”へ連れ出したのだ。

テッドから聞かされた”外”の世界は全くの嘘で、空気は汚染されていないし、人々は普通に”現代社会”を生きていた。

ジェームスを担当したヴォーゲル刑事は、テッドとエイプリルが赤ん坊のジェームスを誘拐して育てていたこと、本当の家族がジェームスを待っていることを告げる。

想像と全く違う現実と、本当の両親、そして妹にジェームスは戸惑う。

テレビはVHSじゃないし、誰もあの「ブリグズビー・ベア」を知らない。

実は、教育番組「ブリグズビー・ベア」は、テッドが製作していたのだった。テッドが逮捕された今、「ブリグズビー・ベア」の続きを見ることはできない…

それを知ったジェームは深く落ち込む。「ブリグズビー・ベア」が彼の人生の全てだった。

ある日、妹のオーブリーに連れて行かれたパーティーで、ジェームはSFオタクのスペンサーと出会う。

ジェームスの事件は有名なので、スペンサーはジェームスを知っていたが、他の若者のように好奇の目で見たり、からかったりしなかった。

後日ジェームスから「ブリグズビー・ベア」のビデオを借りたスペンサーは、内容の面白さにすっかりハマり、ネットに動画をアップすると、たちまち「ブリグズビー・ベア」が大人気動画に!

みんなが「ブリグズビー・ベア」に夢中になる中、ジェームスは続きが見たいけど見れないと悲しむ。

そんなジェームスに、「それなら自分で続きを作ればいい!」とスペンサーが持ちかける。

スペンサーのアドバイスで目覚めたジェームスは、映画製作のノウハウを調べだす。

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キャスト紹介

マーク・ハミル

マーク・ハミルといえば、ルーク・スカイウォーカー

この役がマークを世界的に有名な俳優にしました。しかし、ルークのイメージが強すぎて、その後のキャリアが伸びませんでした…

スタウォーズ/ジェダイの帰還』の後も映画に出演してるんですが、ヒット作への出演は無く、テレビ業界でキャリアを築きました。声優としての仕事が多かったので、あまり姿を見ることがなかったのです。

しかし『フォースの覚醒』でSWに再登場してから、今では若者たちにも大人気!

以前はマーク・ハミルのファンじゃなかったんです。でもマークのTwitterアカウントをフォローしだしてから、マークが好きになりました(*^_^*)

笑いのセンスがいいんですよ~おもしろい人~

良かったら、マーク・ハミルのTwitterをフォローしてみてください!

@HamillHimself

グレッグ・キニア

既に書きましたが、私はグレッグ・キニアの大ファン!!

いい作品にいっぱい出てます!

出演作の中でも特に好きなのは、『ユー・ガット・メール』『恋愛小説家』『リトル・ミス・サンシャイン』!

来年公開予定の映画3本に出演するようですが、どれも詳細はまだわかりません。

直近だと、Netflixの『ハウス・オブ・カード』のシーズン6に出演するんですよね…

『ハウス・オブ~』はスペイシーが出ないなら見ないと思ってたんですが…グレッグ・キニアが出るなら見ようかな。

ジョージ・レンデボーグ・Jr

スペンサー役のジョージ・レンデボーグ・Jr.は、まだキャリアの浅い、若手俳優です。『Love, サイモン 17歳の告白』をはじめ、数本の映画に出演しています。

スパイダー・マン:ホームカミング』ではピーターのクラスメイト役でした。

(同じような髪型ですね…)

彼が出演している作品で、次に日本公開となるのは、トランスフォーマーのスピンオフ『バンブルビー』でしょうか。

演技力も存在感もあるし、この映画でファンが増えたでしょう!

これからが楽しみな若手俳優です(*^_^*)

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『ブリグズビー・ベア』見どころと感想 ネタバレあり

以下ネタバレあります。

この映画のポスターを初めて見た時は、ヘンなクマの着ぐるみと、いかにもオタクな青年が写っていて、マニア向けの妙な映画かもしれない…とそれほど興味がわかなかったのですが、キャストに”グレッグ・キニア”を見つけた時から興味が出ました。

グレッグ・キニアが大好きなんです(^o^)

その後、この映画を見た人が「とても面白かったですよ」と教えてくれたので、レンタル開始されたら絶対見よう!と思ったのでした!

ようやく昨日見た訳ですが…

とっても面白かった~~ヾ(≧▽≦)ノ

こんな映画初めて見ました!奇抜で新しい!

「誘拐」と「監禁」の要素があれば、普通、アクションものか、サイコサスペンスですからね…

『ブリグズビー・ベア』は、コメディとヒューマンドラマとファンタジーがミックスした、心が温かくなる映画です(*^_^*)

以下、ネタバレあり感想です。

トラウマなし!

ジェームスは赤ん坊の時に誘拐され、25歳になるまで監禁状態でした。

偽の両親にウソを教えられ、ひとりぼっちで狭い部屋にいたジェームス。

だけどジェームスには、誘拐時のトラウマがありません

偽の両親はジェームスに親身に接し、虐待なし。

ひとりぼっちはちょっと寂しかったけれど、「ブリグズビー・ベア」に夢中だったジェームスはストレスなし!

彼らに隔離されていたおかげで、ジェームスは子供のような素直さを持ったままです。

誘拐され、世間から隔離されたおかげでピュアな心を持ち続けられたとは、なんて皮肉なんでしょう。

”まともな”暮らしをしている私たちは、子供の頃の素直で明るい気持ちを失くし、大人になったらダークサイドへ堕ちるのですよ…(=_=)

ジェームスのスーパーヒーロー!

ブリグズビー・ベアについて話している時に、「テッド・ミッチャムがあの番組を作っていたのよ」と、セラピストから真実を聞いたジェームス。

それを聞いたジェームは、一瞬ショックを受けたように見えるのですが…

「やったあ!僕の古い方の父さんがあの番組を作った人だって?!?!」と大喜び。

両親とセラピストは変な顔をしています(笑)

ジェームスにとって「ブリグズビー・ベア」がどんなに大切か、3人ともまだ理解していません。

”大人”の3人にとっては、ブリグズビー・ベアはただのテレビ番組のキャラクターでしかなく、ジェームスにとってはスーパーヒーローです。

このシーンの、カイル・ムーニーがぱあっと笑顔になるところ、とっても良かったです(*^_^*)

グレッグ・キニア!!

この映画を見て、グレッグ・キニアのファンが増えたと思います!

ヴォーゲル刑事が映画製作に参加するシーン、いいですよね~

「我々の最後の希望…光の守護者なり!!」の力の入れようは完璧!!

でも本人は満足いかなかったようで「もう一回やらせてくれ」と撮り直しを要求(笑)

勇まし族になりきってます(^o^)

勇まし族は魔法使いっぽいですね。見た目はルーク・スカイウォーカーですが(笑)

90年代を生きてるジェームス

映画を製作するにあたり、ジェームスはネットで色々調べます。

パソコンに「クールな格闘スタイルの学び方。学びたい」「派手な爆破のやり方。以上よろしく」と打ち込んでます。

この字幕、オリジナル(英語)では、

“How do I learn cool fighting styles? I want to learn them.

“How do I make good explosions? Thank you.

です。

後半の、I want to learn them.やThank you.はタイプする必要はありませんね(^^;)

ジェームスがコンピュータを使いこなせてるようで、まだよくわかってないことを表現してるシーンです( *´艸`)

それからスペンサーがブリグズビー・ベアの動画をネットにアップしてスマホで見せたシーン

小さなスマホの中に入っちゃったことでジェームスが驚きますが、その気持ち、とってもわかります…

「東京ラブストーリー」が再放送されてる(される?)と聞きました。

あの頃、VHS使ってたんですよね~

スマホはもちろんなかったけど、携帯さえなくて、ピッチと呼ばれたPHSやポケベルが使われてました。

ポケベル…数字しか打ち込めなかったんですよ…今じゃ信じられない!

その頃に、ジェームスが使ってたような”一体型のパソコン”を中古でもらったんですよ~懐かしい…

ジェームスの”普通”と、その頃(90年代)が一致してるように思います。

もしその頃の私が、今ここに来て、スマホで動画を見たらビックリしますよ(;・∀・)

テクノロジーの進歩の早いこと…振り返れば、つい最近までワープロ使ってたようなのに(”ワープロ”って知ってますか?!)

親と子のすれ違い

ジェームスは、やってはいけないことがよくわかってません。テッドとエイプリルとずっと夢の世界に住んでいたからです。

そんなジェームスを、両親は”現実”と向き合わせようとするのですが、ジェームスは、「僕のヒーローはブリグズビーだ!ブリグズビーが人生の全てだ!」と譲りません。

それを聞いた父親が「私たちは25年間苦しい思いをしたんだ!分かってるのか!」と声を荒げてしまいます。

生まれて間もない我が子をさらわれ、不安で悲しい25年間を過ごした両親からみれば、ジェームスはわがままばっかり言っているように感じてしまいます。彼らが望む”息子の幸せ”に、早く追いつかせようとしていまいます。

残念ながら、世間から隔離されて育ったジェームスには親の気持ちがわかりません。

しばらくお互いの思いはすれ違いますが、終盤にジェームスと両親、妹、そして友人たちを”絆”がしっかりと結び付けてくれます。

ジェームスとテッドの絆も。

ジェームスとブリグズビー・ベアの絆も。

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現実世界にも楽しいことがある

「(生き物たちは)人間と同じく日々生き抜くのに必死だ。だが我々は夢や想像力で厳しい現実から自由になれる。」テッドがジェームスを”防波堤”に誘った時のセリフです。

テッドとエイプリルは、自由になるため、現実に背を向け、荒野の地下に閉じこもりました。

「ブリグズビーは忘れて大人になるのよ」セラピストのエミリーにとって、現実はシビアなもの。夢を生きるのは子供の時だけ。現実世界で成功するためには夢を諦めなければいけないと、エミリーはジェームスに現実を教えようとします。

どちらもいいような、悪いような。正解のような、不正解のような。

現実に背を向けて、夢の世界に住む訳にはいかない。夢を忘れて、毎日厳しい現実だけを感じて生きるのは辛い。

想像の世界は楽しくて楽だ。できればそこにずっといたい…

だけど、現実にもいいものはたくさんあります。

夢の世界に引っ込んでしまえば、手に入るものの範囲が狭まってしまいます。

嫌なことだって成長の糧だし、それを乗り越えればさらにいいものが手に入ります。

ジェームスは、”現実世界”に戻ってから、ひとり殻に閉じこもるのではなく、人々に心を開きます。明るく挨拶して、誰にでも話しかけます。

心を開いて周りを見れば、現実は思ったよりもいいものかもしれませんね(^-^)

ジェームスは両親や周りの人が心配する以上に、人生や人との関りを理解していました。

マーク・ハミルが最高!

テッド・ミッチャム、ブリグズビー・ベア、サン・スナッチャーと映画のナレーターの4役をこなしたマーク・ハミル。

ずいぶん前に「”ブリグズビー・ベア”のマーク最高!」と、マーク・ハミルのTwitterにコメントしてたファンがいたんです。

…その通り。

この映画のマーク・ハミル、最高!!!

出番は短いですが、いい感じです♡

『ブリグズビー・ベア』の名セリフ!

「テンペスト」のセリフをジェームスに披露するヴォーゲル刑事。演技が上手くてジェームスはビックリ。

ジェームス:よかったよ!今も芝居してるの?

That was amazing!! Do you do theaters?

ヴォーゲル刑事:いや、僕が言いたかったのは…君の計画を応援してるってことだ。

No, I’m just saying… I know what you’re trying to do… And I think it’s, I think it’s great, James.

ジェームス:なぜ?

Why?

ヴォーゲル刑事:何が?

Why what?

ジェームス:なぜやめたの?

Why don’t you do it anymore?

ヴォーゲル刑事:芝居か?…それは…人間年を取れば変わるものさ。

Act? …things change. You get older. Move on.

ヴォーゲル刑事:今は刑事だ。

I do this now.

ジェームス:好きなことを諦めるなんて
It’s very sad you didn’t get to do what was important to you.

『ブリグズビー・ベア』視聴方法は?

『ブリグズビー・ベア』を動画配信サービスで視聴するには…

Amazonビデオ:有料レンタル可

●U-NEXT:有料レンタルポイント利用可

(2018年10月現在)

U-NEXTの情報に関して:本ページの情報は2018年10月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。

Amazonプライムビデオで視聴する人はこちら↓からどうぞ。

『ブリグズビー・ベア』は、”世間”や”常識”にとらわれすぎる私たちの目を開かせ、気付かせてくれます!

おすすめですよ(^^)

写真引用:© Brigsby Bear Movie, LLC

関連作品とおすすめ映画/海外ドラマの紹介

『ブリグズビー・ベア』が面白かったら、こちら↓の映画もおすすめです!

リトル・ミス・サンシャイン

グレッグ・キニアが出てます~(*^▽^*) 楽しい映画です!

はじまりへの旅

ヴィゴ・モーテンセン主演。『はじまりへの旅』は、私の2017年のNo.1!

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