ネタバレ感想【キャリー/2013】狂った母親に育てられた娘の悲劇

スティーヴン・キングの代表作「キャリー」。狂信的なキリスト教徒の母に育てられ、同級生から凄惨ないじめを受けるキャリーをクロエ・グレース=モレッツが演じています。2013年版の『キャリー』の紹介ですが、1976年のオリジナルについても少しご紹介します。ネタバレあり。

カモコです(^▽^)o

スティーヴン・キング原作の『キャリー』2013年版のご紹介です。

毎日暑いですね…

ゾッとして涼しくなりますからね…

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『キャリー』基本情報

女子高生のキャリーは学校で同級生たちにいじめられている内気な少女。キャリーの母親は狂信的なクリスチャンで、キャリーを支配し、厳しく接している。ある日、学校の人気者・トミーにプロムの同伴を申し込まれたキャリーは、初めてドレスを着て着飾り、プロムへ参加する。

基本情報

●原題:Carrie
●監督:キンバリー・ピアース
●ジャンル:ホラー
●上映時間:100分
●製作国:アメリカ
●アメリカ公開日:2013年10月18日
●日本公開日:2013年11月8日

これ以降、ネタバレあり。ラストについても書いてます。

登場人物

◆キャリー・ホワイト(クロエ・グレース=モレッツ)

クラスメイトから陰湿ないじめを受けているキャリーは、自分に超能力があることを隠している。

◆マーガレット・ホワイト(ジュリアン・ムーア)

狂信的なキリスト教徒の母。キャリーを虐待している。

◆スー・スネル(ガブリエラ・ワイルド)

キャリーへのいじめに参加したことを後悔するクラスメイト。

◆トミー・ロス(アンセル・エルゴート)

スーのボーイフレンド。学校一の人気者。

◆リタ・デジャルダン先生(ジュディ・グリア)

キャリーをかばい、いじめた女子たちに罰を与える。

◆クリス・ハーゲンセン(ポーシャ・ダブルデイ)

シャワー室でのキャリーの動画を公開した、いじめの主犯格。

◆ビリー・ノーラン(アレックス・ラッセル)

クリスのボーイフレンド。キャリーへの仕返しを手伝う。

『キャリー』あらすじ

高校生のキャリーは狂信的なキリスト教徒の母親と二人暮らし。

おどおどとうつむいているキャリーは、常にクラスメイトのいじめの標的にされていた。

ある日、授業で水中バレーボールをしたあとにシャワーを浴びていると、突然キャリーが取り乱す。

生理が始まったのだが、キャリーは生理を知らず、怪我か病気だと思い怯えたのだ。

そんなキャリーを見て、クラスの女子たちは馬鹿にし、生理用品を投げつける。

その様子を見たデジャルダン先生が止めに入り、校長へ報告。

「お母さまに連絡する」と言われたキャリーは「やめて!」と叫ぶ。それと同時に、キャリーの後ろにあったウォーターサーバーが突然爆発した。

帰宅後にキャリーが、なぜ生理について教えてくれなかったのかと母に尋ねると、「生理は神がイヴにかけた呪いだ」と母は答える。

キャリーいじめの主犯格であるクリスは、シャワー室で撮ったキャリーの動画をYouTubeにアップする。

陰湿な嫌がらせをして満足するクリスだが、校長やデジャルダン先生から動画の件を父親に報告されてしまい、罰としてプロムへの参加を禁じられる。

一方、いじめに参加したことを後悔したスーは、ボーイフレンドのトミーに、プロムへは自分の代わりにキャリーを連れて行って欲しいと頼む。

キング原作のおすすめの映画
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原作紹介:スティーヴン・キング初の長編

「キャリー」はスティーヴン・キングが1974年に発表した作品ですが、この作品が彼の初めての長編小説なんです。

キャリー (新潮文庫)
スティーヴン キング
新潮社

キングの原点ですね。必読です!

見どころと感想 ※ネタバレあり※

やっぱり”豚の血”のシーン

『キャリー』と言えば、豚の血を浴びるシーン。

やはり、ここが一番の見どころです。

キャリーに仕返しするために豚まで殺すなんて、なんて悪質ないじめっ子たち…。

他人を陰湿にいじめるようなヤツが動物に対して優しい気持ちを持ってるわけないですね。。

そんな馬鹿な連中に、頭から豚の血を浴びせられたうえに、優しくエスコートしてくれた彼がバケツで死んじゃったら、そりゃあ誰だって怒りまくりますよ。

そこでただ怒り狂うだけなら、まだ普通の反応ですが、キャリーは怒りのあまり我を失い、大暴走。

それまでに抑圧していた不満や恨みが一気に噴き出してしまいます。

それが超能力を解放する引き金となり、恐ろしくも強力なパワーが噴出します。

制御不能となったキャリーは、自分に親切にしてくれた人や、関係ない人たちまで巻き込んで、目の前にいる全員を殺そうとします。

狂いに狂ってパワーが暴走する様子は、クロエ版のキャリーでも十分迫力ありました。

生理について教えていないのは、狂信的なクリスチャンだから

シャワー室でのいじめのシーンは、キャリーが女性として未熟であることと、女子たちがどれほど陰惨にいじめているかを見せています。

同時に、キャリーが生理を知らなかったことから、キャリーがどう育てられたのか、母親がどれほど狂信的なのかがわかります。

校長先生が「ホームスクールが認められなかったことで学校を恨んでいる」とも言ってますし。

熱心な(狂信的な、ではなく)クリスチャンは、聖書に書かかれている通り、人間の男は神が土から作り出し、女はその男の肋骨から作られたと信じています。

キャリーの母は、人間が動物から進化したことや、進化の過程で動物や人間が性交しながら命を生み出したということを信じたくないのですね。

「生理はイブへの罰だ」と言ってますが、生理があるのは人間だけじゃありません。

アメリカではホームスクールという教育方法がある、と聞いた時には、「アメリカは広いから学校が遠くて行けない子たちがホームスクールするんだな」と思いました。

それも理由のひとつだと思いますが、ホームスクールは、学校での授業で進化論を教えてもらいたくない熱心なクリスチャンが、自分の子供に聖書の教えを基準にした教育をするためにあるものでもあるんですね。

狂信的なキャリーの母は、キャリーを学校へやらず、ホームスクールで自分が教育しようと思っていたのに、それが認められず、学校が聖書に背くことを教えることを嫌ったので、学校を恨んでいるのです。

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アンセル&クロエ 『クリミナル・タウン』で再共演

『キャリー』は、『ベイビ・ドライバー』で主演を務めた、アンセル・エルゴートの映画初出演作品です。

長身で優しい笑顔のアンセルくん、かっこいいですよね(^-^)

アンセルくんの次の作品は、クロエと再共演する、『クリミナル・タウンです。

8月25日公開です(^^)/お見逃しなく~

公式サイト:http://gaga.ne.jp/criminaltown/

1976年の『キャリー』は、ジョン・トラボルタのデビュー作

クロエ版の『キャリー』も好きですが、ブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー』の方がもっと怖いですね。

キャリー役のシシー・スペイセクの狂気あふれる演技に凍りつきます…。

さすがに公開時は幼児だったので、映画館では見てませんが、数年後にテレビで放映されたキャリーを見た私は「豚の血を浴びる」シーンに怯え慄きました…

今みたいに「PG」とかありませんでしたからね(;・∀・)

そして『キャリー』はジョン・トラボルタの映画デビュー作なんです(^O^)

いじわるクリスを演じたのは、『ロボコップ』のヒロイン、ナンシー・アレン

そして、イケメン・トミーを演じたのは、ウィリアム・カット

ウィリアム・カット…『アメリカン・ヒーロー』が大好きでした(^o^)また見たい!

彼こそが元祖スーパーヒーローですよ。

キャスリン・ビグロー監督の『デトロイト』は、アメリカの暗黒の歴史「デトロイト暴動」と「アルジェ・モーテル事件」という実話をベースにした映画です。人種差別主義の警官が起こした陰惨な事件をウィル・ポールタ-が熱演。『デトロイト』をご紹介します。

『キャリー』視聴方法は?

キャリー (字幕版)
Miles J. Dale, Kevin Misher
Amazonプライムビデオでレンタルできます

2018年7月現在は、U-NEXTでは”見放題”で配信中です。

この映画を動画配信サービスで見るには?
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NETFLIX:配信なし
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(2018年7月22日現在)

U-NEXTの情報に関して:本ページの情報は2018年7月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。

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