Netflix【ガン・シティ~動乱のバルセロナ~】必見!スリリングなスペイン映画

10月31日新着の『ガン・シティ~動乱のバルセロナ~』は、スリリングで見ごたえのあるスペイン映画です。1921年のバルセロナで、列車から奪われた武器の行方を捜査する警察と革命を起こそうとするアナーキストたちの衝突を中心に、事件の裏に潜む陰謀を描きます。ストーリー、登場人物/キャスト紹介、感想。ネタバレあり。

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Netflix新着『ガン・シティ~動乱のバルセロナ~』紹介!

カモコです(^▽^)o

10月31日新着の、Netflix映画ガン・シティ~動乱のバルセロナ~』。

Netflix必見の1本の紹介です!この映画は面白い!

この映画は、1921年のバルセロナが舞台です。登場するのは腐食した警察、富を独占する金持ち、革命を起こそうとするアナーキストたち。

ある日、列車に積まれていた武器が何者かに強奪され、警察はアナーキストの仕業と睨み、捜査を進めます。アナーキストは暴動を起こすために武器を奪ったのか?強盗の手引きをしたのは誰なのか?

スリリングなストーリーに惹きこまれる『ガン・シティ~動乱のバルセロナ~』の紹介と感想です。ネタバレあり。

『ガン・シティ~動乱のバルセロナ~』作品情報

予告動画

基本情報

●原題:La sombra de la ley(英題:Gun City)
●監督:ダニ・デ・ラ・トレ
●脚本:パチ・アメスクア
●ジャンル:ドラマ
●上映時間:126分
●製作国:スペイン、フランス
●スペイン公開日:2018年10月11日
●Netflix配信開始日:2018年10月31日

登場人物/キャスト

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◆アニバル・ウリアルテ(ルイス・トサル)

マドリードから派遣された警官。バスク人。レディウ警部たちと共に行動する。

◆レディウ警部(ビセンテ・ロメロ)

バルセロナ警察署の警部。列車強盗の捜査をする。

◆T.B.

レディウ警部の部下。好んで人を痛めつける非情な男。

◆男爵(マノロ・ソロ)

クラブ・エデンのオーナー。金持ちに取り入って甘い汁を吸う。

◆ロラ・モンタネル(アデリアナ・トレベハーノ)

クラブ・エデンのスター。妊娠し、退職を願い出る。

◆マジョルカン(José Manuel Poga)

男爵の手下。

◆ギエム(David Linares)

工場の会計士でロラの恋人。

◆エミリオ

工場のオーナー。男爵とつるんでいる。

◆サルバドール(パコ・トウス)

工場ストライキのリーダー。平和的な解決を望んでいる。

◆サラ(ミシェル・ジェネール)

サルバドールの娘。アナーキストとして活動し、男女平等を訴えている。

◆レオン(ハイメ・ロレンテ)

工場ストライキの一員。暴力で革命を起こすべきだと主張する。

◆ベルダゲ長官(ペップ・トサル)

バルセロナ警察の長官。

◆アニード総督

前半のストーリー:列車強盗を捜査する警察。アナーキストの仕業なのか?

1921年。スペイン、バルセロナ。

MZA鉄道で列車強盗が発生。警察はアナーキスト(無政府主義者)を容疑者として検挙する。

ある日、バルセロナの警察署に一人の男が入ってくる。

男はアニバル・ウリアルテ。マドリードから派遣された警官だった。

レディウ警部と面会したアニバルは、警部と部下たちと共にひとけのない河原へ行く。彼らは列車の運転手を連行している。運転手は殴られ過ぎて顔面は血だらけだ。

そこで警官はさらに運転手を殴り、事件への関与を吐かせようとするが、男は「知らない」と言い続ける。警官のT.B.が銃を構えると、レディウ警部はアニバルにやらせろ、と顎をしゃくる。

アニバルの銃弾は運転手の頭を貫き、運転手は地面に掘られた穴に倒れ込んだ。

その夜、レディウ警部はアニバルと2人の部下を「クラブ・エデン」に連れて行く。華やかなクラブの中では金持ちが高級なスーツやドレスを纏い、高級な酒を飲み、ショーを楽しむ。皆の目当ては、クラブのスター、ロラだ。

”男爵”と呼ばれるクラブのオーナーがレディウたちに近寄り、声をかける。そして女たちを警部のテーブルによこし、機嫌を取るのだった。

翌日の朝。

警察署の前で若い女性たちが集会を開いている。男女平等を訴え、シュプレヒコールを上げる彼女たちを警官隊が殴りつけ、乱暴に取り締まる。

署内ではベルダゲ長官が、列車強盗事件の早期解決を部下に訴える。

その列車には軍の武器が積まれていた。72時間以内に奪われた武器を回収できなければ、軍が出動すると言うのだ。アナーキストが武器を手に入れるようなことがあれば、町で戦争が起こると長官は懸念する。

クラブでは男爵が少女とロラのロマン・ポルノを撮影している。撮影中断後にロラが妊娠したことを男爵に告げる。相手は工場の会計士だ。それを聞いた男爵は「ダメだ」と突っぱね、手下のマジョルカンに医者を手配させると怒りを露にする。

ストライキが決行されている工場のオーナー、エミリオにレディウ警部たちが面会に来た。警部は工場の従業員が列車強盗に関わっているようだと話す。列車の中に武器が積まれていたことを知っていたのは、オーナーと秘書、そして会計士のギエムだけだった。

その後、工場ストライキのリーダー、サルバドールがエミリオに呼び出された。「友好的に解決したい」と話すエミリオの脇には、サルバドールに見えるように現金が置かれていた。サルバドールは工労働条件の改善を訴えるがエミリオは条件を呑まない。

その晩、工場の会計士、ギエムが何者かに殺害された。

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キャスト紹介:ミシェル・ジェネール

サラ役のミシェル・ジェネールは、Netflix配信中の、スペイン・ドラマシリーズ『海のカテドラル』のヒロインを演じた女優さんです。

主人公のアルナウに引き取られ、養女となったマルを演じています。

海のカテドラル』も面白いですよ(^^)

NETFLIXで配信中の『海のカテドラル』。14世紀のバルセロナを必死で生き抜いた貧しい人々の物語。農奴の息子アルナウと彼を愛した女たちを待ち受ける過酷な運命とは?!全話のあらすじと感想。ネタバレあり。

Netflixはスペインの映画やドラマの配信が多いので、だんだんスペインの俳優さんたちを覚えてきました(*^^)v 以前はハリウッド映画かイギリス映画ばっかり見てたんです。映画鑑賞の幅が広がったのはNetflixのおかげです。

ネタバレなし感想:Netflix必見の1本!

この映画はとても見ごたえがあって、最後まで目が離せません。

迫力あるアクションシーンがありますが、アクションはそれほど多くはないので、私は「ドラマ」のジャンルにしてます。しかし、列車強盗の黒幕を探す展開はとてもスリリングで、「サスペンス」映画でもあると思います。

1920年代のスペインの歴史をベースに、動乱の時代を生きたスペイン国民の姿が描かれます。

ストーリーが進むにつれ登場人物たちの複雑な関係が見えてきて、犯人捜しも2転3転します

映像はきれいで迫力あるし、俳優たちの演技が素晴らしいし、とても面白い映画です。Netflix必見の1本ですよ!!

見どころの一つは、魅力的な登場人物

煙草をくわえ、トレンチコートの裾をなびかせて歩く男たちのカッコイイこと!!

女性陣も、強く、美しいです。クラブでロラが踊るシーンはとても華やか。

スペインの歴史の勉強にもなりますね(^^)

…ネタバレを読みたくない人はここまで。以降、後半のストーリーとネタバレ感想です。

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後半のストーリーと感想:列車強盗の真犯人は?! ※ネタバレあり

※以下ネタバレあり!後半のストーリーとラストに触れています。

列車強盗を捜査するレディウ警部と部下たちのやり方は一方的で暴力的です。容疑者を捕まえては、酷く痛めつけます。何も白状しないか、犯人でない場合は殺して埋めてしまうのです。

アニバルは、彼らのやり方に嫌悪感を感じながらも、信頼を得るためか、一緒になって容疑者を痛めつけます。

ある晩、ロラの恋人であるギエムが何者かに殺され、警察はギエムが列車強盗に関わっていたと推測します。ロラを問い詰めますが何も知りません。

一方、アナーキストとして活動するサラは、平和的に労働問題を解決したい父に、ストライキや演説では効果がないと言い切ります。レオンも、ストライキの場で強硬手段に出ることを訴えます。そして、雑貨店にアニバルや警部たちがいるところを襲撃します。

感想:この映画は映像がとてもきれいなのですが、暴力シーンはかなりキツいです。特に警部たちが人を痛めつける様子は悲惨…銃撃戦や乱闘シーンはすごい迫力です。

陰謀と策略

実は、レディウ警部は裏でエミリオと繋がっていました。サルバドール殺しを男爵に頼まれたという男をベルダゲ長官の前に突き出し、逮捕しましょうと言います。エミリオと共謀している警部は男爵に罪をなすりつけようとするのです。

アニバルは、ひとりでサルバドールと面会し、列車強盗の犯人はアナーキストではないことを知ります。アニバルは男爵にも接触し、警察の情報を提供します。アニバルの動きが怪しいと気づいた警部に対しては「長官の指示で武器を探しているだけだ」と話します。

その時、銀行強盗が発生。犯人はサラと数名のアナーキストでした。

感想:列車強盗を軸に、登場人物たちがそれぞれの陰謀と策略をめぐらせていることが徐々に明らかになっていきます。アナーキストたちの行動も過激になっていきます。腹黒い登場人物ばかりなので、誰がなにを企んでいるのか、映画を見ながら考えさせられます。

サラとアニバル

警部たちに捕らえられたサラは暴力を受け、T.B.にレイプされそうになります。その時アニバルが警部に銃口を向け、サラを助けます。警部の部下のベルトランが持っている賄賂の帳簿を奪い取り、ふたりは車で逃走します。

娘が犯罪まで犯してしまったと知ったサルバドールはレオンと衝突。レオンはどうしても「武器を取って戦わなければならない!」と引き下がりません。

アニバルは、サラをサルバドールの元へ送り届けます。危険を感じたサルバドールは、サラと共に田舎の一軒家に潜伏することにします。

ギエム殺害の理由

サラを送り届けた後、アニバルはマジョルカンに襲われます。マジョルカンから、ギエムを殺したのはロラを辞めさせない為だったと聞いたアニバルは、ベルダゲ長官の自宅へ直行。警部が恐喝やアナーキストを殺害していると告げ、奪った帳簿を差し出します。長官は「お前は何者だ?」と尋ねますが、アニバルは正体を明かしません。

アニバルは男爵を訪ねた時、側にいたロラに「ギエム殺害は男爵です」と耳打ちして教えます。

感想:ギエムの殺害は、列車強盗とは全く関係のないものでした。ロラが出て行かないよう、男爵が殺しを依頼したのでした。この辺りからストーリーが盛り上がっていきます。アニバルが本格的に動き出し、登場人物たちの正体が明らかになっていきます。

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悲しみに包まれるラスト20分 結末ネタバレあり

教会で大臣と密会したアニバルは、列車強盗の黒幕について話します。

黒幕はアニード総督でした。総督の部下がアナーキストを装い、列車から銃を強奪、それをギャングに売りさばかせて、アナーキストと政府の抗争を激化させることが狙いでした。そうすれば、軍が介入せざるを得ません。

大臣は「アンワールの惨状は政権を揺るがす。世論をそらさなければ」と言い、「最後はクーデターで秩序を回復させればよい」とさらりと言ってのけます。多数の犠牲が出ると懸念するアニバルに「国家の一大事だぞ」と一喝し、アニバルの任を解きます。

ベルダゲ長官は、警部の部下のベルトランから、河原の死体の場所を聞き出し、全て掘り起こします。署に戻ったベルトランの表情から全てを悟った警部は、自室で自殺します。

隠れ家にいたサルバドールは男に撃ち殺されますが、襲撃したのはレオンでした。レオンは誰にも見られずに現場から逃走し、その後サルバドールの死を利用して、ストライキのメンバーを煽ります。「武器を取れ!革命だ!」と叫ぶと、労働者たちも「革命だ!」と決起します。

サラも涙ながらに「対話が道を開くと父は信じていました…でもそれは間違いでした」と語ります。

その夜、クラブ・エデンに武器が隠されていると踏んだアニバルは長官ともにクラブへ向かいます。クラブではサラとレオンが男爵と武器の取引をしている最中でした。サラたちに騙されたと気づいた男爵とアナーキストたちは銃撃戦を始め、アニバルたちも建物内に乗り込みます。

ついには客席でも銃弾が飛び交い、ロラたちも逃げ惑います。

身をかがめたレオンの靴の裏が見えた時、父親が塗っていた塗料の跡を見たサラは、レオンが犯人だったことに気づきます。そして、アニバルを撃とうとしたレオンを射殺します。客席にいたエミリオも撃たれ、金を持って逃亡しようとした男爵もロラに復讐されてしまいました。

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アンワールの戦況

アニード総督が記者たちからインタビューを受けるシーンがありますが、アンワールの戦況について質問された総督は、「戦況は報道されているほど悪くはない」と堂々と発言します。話題が銀行強盗に移ると、戦争よりその方が国の問題だと言うのです。

アンワールの戦いは、”アンワールの厄災”とも呼ばれ、スペインがリーフ共和国に惨敗した戦争です。敗戦が原因で国民は政治不信に陥り、その後内戦が勃発します。

アニード総督は、敗戦の責任から国民の目をそらすためにアナーキストを煽り、利用したのですね。

ラストに「1923年にリベラ将軍がクーデターを実行し、アニード総督が内務大臣に任命された」とテロップが出ます。教会で大臣がアニバルに話した通り、クーデターで内戦を鎮圧し、軍事独裁政権が誕生するように仕向けたのです。

国民より国家が大事だと思うなんて…信じられませんが、どの国でも過去に同じような状況を経験しています。一部の権力者が国は自分たちのものだと思い込んでしまうんですね。独裁国家は必ずしも悪ではないそうですが、国民のことをないがしろにする権力者が支配するような国なんてなくなって欲しいです。

『ガン・シティ~動乱のバルセロナ~』は、第3次リーフ戦争勃発後からスペイン国内で内戦が始まるまでの経緯をベースにした物語です。

大人の男の魅力あふれるルイス・トサル!

T.B.の暴行からサラを救ったアニバル。「なぜ助けたの?」とサラが聞くと、海を見つめながら「理想家には好意的だ」と…このシーン、大人の男の魅力全開です…カッコイイ。

アニバルの肩にはひどい火傷の跡がありますが、その火傷は戦争で負ったものでした。戦争で心に大きな傷を負ったようですね。夜中に部屋の中で暴れたあとベッドに座り、肩を落としてむせび泣く姿が悲しいです。

アニバルは、ストイックで物静かな男性。ケンカは強いし、さりげなく優しいし、冷静で、責任を全うする姿勢もいいですね!この映画を見て、アニバルかっこいい~と思う女性は私だけではないでしょう!!

アニバル役のルイス・トサルはスペインの俳優さんなので、今まで全然知りませんでしたが、すっかりファンになりました(*^▽^*)

最近、Netflixにスペインもの多いですし、またルイス・トサルを見れたらいいな~♡

おすすめのスペイン映画/ドラマシリーズ

ここ数か月、Netflixでスペインの映画やドラマシリーズを見る機会が増えました!

どれもなかなか面白いです(*^^*)

おすすめは、バスク地方の伝承を映画化した『エレメンタリ~鍛冶屋と悪魔と少女~』!

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