【ヘレディタリー】血も凍る*を「継承」した一家に起こる惨劇。ネタバレ感想考察

ホラー/スリラー

【ネタバレ感想&解説・考察】グラハム一家は知らなかった。まさか自分たちが…!戦慄のラストの意味、チャーリーの人形やあの写真の秘密を解説!必見のホラー映画『ヘレディタリー/継承』完全ネタバレ感想。

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カモコです(^▽^)o

2018年最高のホラー映画!『ヘレディタリー/継承』

完全ネタバレです。結末まで詳しく書いてます。ラストシーンの感想も。

 

 

以下、『ヘレディタリー/継承』のネタバレあり感想&考察&解説&関連情報です。

 

ネタバレなし記事も書いています。まだ映画を見てない人は、こちら↓をどうぞ!

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『ヘレディタリー/継承』動画紹介

 

映画「ヘレディタリー/継承」<見上げるとそこに…編>

 

Hereditary | Frighteningly Good | Official Promo HD | A24

 

登場人物(ネタバレ)

 

※ストーリー全体のネタバレになるので注意!

 

 

◆アニー・グラハム(トニ・コレット)

ミニチュアハウスの展示会のために、グラハム家の過去をミニチュアで再現している。母・エレンとの間に確執があり、ピーターをエレンに近づけなかった。過去に夢遊病を患ったことがある。チャーリーの死により、少しずつ精神が崩壊していく

 

◆スティーブ・グラハム(ガブリエル・バーン)

アニーの夫。精神科医。エレンの墓が荒らされていると報告を受けるが、アニーに知らせなかった。アニーが異常な行動を取るのは妄想によるものだと思っている。後に、遺体を掘り出したのはアニーだと疑う。

 

◆ピーター・グラハム(アレックス・ウルフ)

祖母からは遠ざけられていたため、祖母の死後に感情の変化はない。以前、母にオイルをかけられ、焼かれそうになったことがあるため、心のどこかで母親に不信感を抱いている。事故のせいでチャーリーを死に至らしめ、少しずつ精神を病んでいく。

 

◆チャーリー・グラハム(ミリー・シャピロ)

ピーターの妹。感情のない表情をしている。ミニチュアの人形を作るのが趣味。ナッツにアレルギーがあるが、パーティーに参加した時に気づかずにナッツ入りのケーキを食べてしまう。舌を鳴らし音を出す癖がある。

 

◆ジョーン(アン・ダウド)

遺族カウンセリングのメンバー。そこでアニーと出会い、連絡先を教える。アニーの前で交霊を行い、亡くなった孫とコンタクトを取ってみせる。そして、交霊術のやり方をアニーに教え、死んだチャーリーの霊を呼び出すよう勧める

 

◆エレン・テーパー・リー

生前にプライベートの一切を秘密にしていた、アニーの母。アニーがピーターを妊娠した時、生むべきだと強く説得した。しかし、ピーターが生まれた後は近づけてもらえず、生まれた時から世話をすることができたチャーリーを溺愛した。解離性同一性障害を患っていた

 

◆マーティン・リー

アニーの父。餓死により死亡。精神分裂症を患っていた

 

◆チャールズ・リー

アニーの兄。自殺。被害妄想が強かった

 

 

あらすじ(ネタバレ)

 

画像引用:「ヘレディタリー継承」© A24

 

 

アニー・グラハムの母・エレンが亡くなった。葬儀の参列者にはアニーが知らない者も多かった。母が亡くなったことで喪失感と罪悪感を感じたアニーは、身内と死別した人のためのカウンセリングに参加し、参加者のひとり、ジョーンと知り合いになる。

 

ある日の夕方、アニーの息子・ピーターは、同級生が集まるパーティーに行くことをアニーに告げる。アニーは妹のチャーリーを連れて行くことを条件に、車の使用を許可する。

 

パーティー会場で気になる女の子に話しかけたピーターは、チャーリーにケーキでも食べながら待つようにと言う。チャーリーは、チョコレートケーキを食べるが、ケーキにはアレルギー反応を引き起こすナッツが入っていた。ナッツのせいで、呼吸困難で苦しむチャーリーを病院へ運ぼうと、ピーターはスピードを上げて夜道を運転する。

 

外の空気を吸おうと、チャーリーが窓から乗りだした時、路上の動物の死体を避けようとしたピーターが大きくハンドルを切った。チャーリーの頭は道端の電柱に激突してしまった。あまりの出来事に、ピーターは正気を失くし、そのまま家に帰ってベッドに横になる。

 

翌朝、車の中のチャーリーの首なし死体を発見したアニーは悲鳴を上げる。チャーリーの首は電柱の側の路上に転がり、無数の蟻が群がっていた。

 

チャーリーの死は事故として処理され、アニー、夫のスティーブ、ピーターは普段の生活を続けようとする。しかし、ピーターは妹の死に責任を感じ、精神的に不安定になる。

 

カウンセリングで知り合ったジョーンから交霊術を見せられたアニーは、夫と息子と共にチャーリーの霊と交信しようとする。チャーリーの霊とコンタクトを取ってみせ、狂喜するアニーの姿に、スティーブは不安を強め、ピーターは恐怖を感じる。

 

その後、ピーターはチャーリーの影に怯え、さらに精神を病んでいく。

 

アニーは、母の遺品の中に悪魔崇拝に関する書物があることを知り愕然とする。アルバムの写真にはジョーンが映っていた。さらに、屋根裏部屋に母の首なし遺体があることを発見し、恐怖に震える…。

 

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グラハム家が継承したもの…ネタバレ感想&考察&関連情報

 

※結末まで詳しく書いているので注意!

 

 

 

『ヘレディタリー』を見てると肩が凝ります…アニーやピーターの緊張や恐怖に同調しちゃって、体に力が入りますよね(^^;)

 

この映画で表現される”恐怖”のほとんどは、人間の空想や妄想か、得体の知れない”何か”が出現するシーンですからね。

 

派手な殺人鬼が斧でも振り回せば「わっ!」と短い驚きで終わりですけど、『ヘレディタリー』は、アニーやピーターたちが感じる恐怖を、顔のクローズアップやぼやけた背景で表現するので、こっちは恐る恐る「じーーーっ」と見つめ続けることになります…

だから肩が凝っちゃうんです(=_=)

 

上手いな、と思ったのは、悪魔の存在の表し方

美しい光がすーっと動き、ペイモンのスピリットがそこにあることを見せてくれます。

私たちはその光が美しいのでつい見惚れますよね。

ピーターやチャーリーも同じです。

光は美しく反射し、流れ、私たちはつい魅かれてしまう…それは”悪魔の誘惑”でもあるんじゃないでしょうか。

 

悪魔は美しい光となって人を誘惑し、人は悪魔の邪悪な企みに取り込まれてゆく…

 

この記事のタイトルの「*」は、ぺイモンの光を表してます(^-^)

 

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『ヘレディタリー』戦慄の継承儀式…

 

 

『ヘレディタリー』は、多くの人が言うように、前半に怖いシーンはほとんどありません。チャーリーの事故のシーンと頭部のアップは別ですが…(でも、これは(その時点では)”事故”によるものなので、”怖い”というより、”ビックリ”ですよね)。

 

しかし、後半から結末までに怖ろしいシーンがいっぱいです(-_-;)

 

スティーブが燃えるシーンは、まだ大したことない。。ホラーでは普通レベルです。

 

怖ろしいのはそこからでした。

 

スティーブが燃えた後、ピーターが目を覚まして、ベッドから起き上がり、部屋の中に”何か”の存在を感じてゆっくりと首を動かすところ、そして階下で父の焼け焦げた死体を見つけるところ…その時、斜め上にアニーの姿がぼんやりと浮かんでいる…

 

「うわー…なんかいるよ…」と、家の天井に大きなクモを見つけた時のような、じわっとくる焦りと恐怖を感じます。

なんかいるけど、”それ”は何かするのかな…こっちに向かってくるのかな…みたいな、私たちの想像によって恐怖が増幅されます。

 

そして、屋根裏でピーターが、自分の写真が何かの儀式に使われているのを発見するシーン。

 

写真の中の目が潰されている!

 

得体の知れない儀式に自分の写真が使われてるなんて、背筋がぞーーーっとしますね…禍々しい行いに巻き込まれたことを知り、怯えるピーターの恐怖が伝染してくる感じです。

 

恐怖の最高潮は、アニーが自分の首を落とす、あのシーン。

 

さすがに、ここは”行為そのもの”に「ぎゃーっ!」となるところ。

 

天井近くにアニーが浮かんでいて、ピーターを見下ろしながら首を切ってる…

 

ワイヤーがひかれる度に音がする…嫌な音ですよねぇ。

 

『ヘレディタリー』を見た数日後に、アニーが首を落とそうとするこのシーンを夢に見て、目が覚めましたよ…ワイヤーの音もバッチリ聞こえました…夜中に冷や汗かいちゃった(-_-;)

 

キング・ペイモン

画像引用:「ヘレディタリー継承」© A24

 

キング・ペイモンは「悪魔」です。

 

・地獄の西を治める、8人の有力な悪魔のひとりで、ルシファーの忠実な部下。

 

頭は王冠を被った女性で、体は男性。ひとこぶラクダに乗り、シンバルやトランペット奏者を従える。

 

・人文学、芸術、科学、秘術に精通し、一瞬にして人間に教授することができる

 

・人をコントロールする力を持つ

 

ペイモン(またはパイモン)を召喚する時は、北西を向いて儀式を行うそうです。それで、カルト教団のリーダーであるジューンが「北西に向かって」と言うんですね。

 

ペイモン(パイモン)について調べると、劇中に登場するのと同じシンボル(シジル)が出てきます。

 

参照:Goetia of Shadows

 

8人の地獄の悪魔(Eight Sub Princes)とは、我らがパイモン様以外は、Astarot(アスタロト)、Belzebud(ベルゼブブ)、Magot(マゴット)、Asmodee(アスモデウス)、Oriens(オリエンス)、Ariton(アリトン)、Amaimon(アマイモン)なんですって。

 

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ペイモンについて、はっきりとした答えはありません。そもそも想像上のものです。

 

その存在は、宗教によっても定義が違うし、悪魔について書かれた書物によっても違うようです。

 

アスター監督が言うには、劇中に出てきた悪魔崇拝の言葉「SATONY」「ZAZAS]「LIFTOACH PANDEMONIUM」や、シジルは実際の悪魔崇拝で使用されたものだそうですが、この映画自体は、実際の悪魔崇拝をアレンジして作られたもので、必ずしもひとつの答えがあったり、正解があるものではないとの事。

 

参照:‘HEREDITARY’ DIRECTOR ARI ASTER DESCRIBES DISTURBING OCCULT RESEARCH AND HIS HORROR MOVIE’S ORIGINAL PITCH

 

アスター監督は、全てが説明できるものではないと話してます。観客がそれぞれに解釈したり、想像したりしていいのです(^-^)

 

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ペイモンの崇拝者たち

 

ラストでジョーンがペイモンに求めるものは、「秘術、名誉、富と良き使い魔」。

 

想像ですが、エレンとその先祖は、代々悪魔を崇拝し、血縁の男に悪魔を憑かせることで繁栄を保ってきたのではないでしょうか。

ジョーンや他の信者たちも、代々エレンやエレンの先祖に従い、祭り、崇拝して、その恩恵を受けていたのでは。

 

そして、エレンは崇拝するだけでなく、キング・ペイモンと結婚したのではないでしょうか。

 

ラストシーンの、ツリーハウスの中にエレンの写真が飾られ、額縁には「クイーン・リー」と書かれています。(リーは、エレンの名字)

そして、アニーが見つけたアルバムの中に、エレンが白いドレスを着て人々から祝福を受けている写真があります。

 

「キング・ペイモン」に対して「クイーン・リー」。

 

ペイモンは、ユダヤ教のラビから「アザゼル」と呼ばれている、という記述もあります。

アザゼルは人間の女を娶ったそうなので、ペイモンをアザゼルと同一視し、アザゼルに関する記述を参考にすれば、エレンがペイモンの妻となった、と解釈することもできるのではないでしょうか。

 

参考:Explaining the End of Hereditary

 

 

ペイモンとチャーリー

画像引用:「ヘレディタリー継承」© A24

 

 

映画の冒頭、お葬式の前に、スティーブがチャーリーを探すと、チャーリーはツリーハウスで寝ています。「こんなところで寝てたのか!昨晩は冷え込んだのに!」とスティーブが言いますが…

 

その”昨晩”に、カルト教団がチャーリーを取り囲んで、儀式が行われていた可能性もあるのではないでしょうか?

 

ペイモンの信者たちは、いつもグラハム家を見ているようです。

 

チャーリーが校庭で鳥の頭を切った後、振り返ると学校のフェンスの向こうから手を振る女性がいますが、彼女は信者のひとりですよね。

 

そうそう、エレンの葬儀の時、奥にいる男性がチャーリーに笑いかけます。彼はピーターが屋根裏で見た、ニヤっと笑う裸の男ですよね。

 

グラハム家の壁のあちこちに悪魔崇拝に関する言葉が書かれてます…それは信者たちの仕業でしょう。

 

エレンの遺体を屋根裏に移動したのも彼らでしょう…

 

つまり、カルトの信者たちはいつでもグラハム家に入ることができ、それはエレンやジョーンに許可(または指示)されていたと思うんです。

 

ミニチュアで再現されたエレンは胸を出し、赤ん坊のチャーリーに乳を与えようとするかのようです。

チャーリーの部屋の壁に、ミルクをあげるエレンの写真もありました。

 

それはチャーリーの全てを生まれた時からコントロールしていたことの現れですよね。(the hand that rocks the cradle rules the world)

 

ピーターに近づくことを許可されなかったエレンは、生まれた時から近づくことを許されたチャーリーを、先にペイモンのホスト(宿主)にすることに決めたのでしょう。

 

エレンの部屋の扉が開いていて、アニーが気にするシーンがあります。

 

床に三角形が描かれています…三角形はカルトに関する他のシーンにも登場しますね。

 

悪魔召喚では、三角の中心に悪魔が出現するとか…

 

エレンは、あの三角形の中心にイスを置いて、そこでチャーリーにミルクをあげてたのかも…??

 

最初からチャーリーにペイモンが宿っていたとすれば、鳥の頭のシーンも説明がつきます。

 

テストをせず、人形を作っていたチャーリーは先生に叱られます。無言だけどイラっとした雰囲気を見せるチャーリー…その瞬間、なぜか鳥が窓に激突。

それはペイモンの力なのでしょう。

 

それから、「チャーリー」という名前について。

アニーのお兄さんの名前は、チャールズ・リーで、お父さんはマーティン・リー

 

エレンの遺品の中に名前を刺繍したクッションが2つありました。ひとつは”アニー”と刺繍してあり、もうひとつは”チャールズ”と刺繍されてます。

 

「チャーリー」という名はチャールズから付けられたのではないでしょうか?

 

アニーはチャーリーが生まれた時、兄を偲んで同じ名前にしたのかもしれない。

 

もしかしたらそれすらも、エレンと信者たちが企んだ(チャーリーと名付けるように仕向けた)ことだったかもしれませんよね…

 

それとも代々、依り代にはチャールズかチャーリーと名付けられてるとか…

 

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ペイモンとピーター

画像引用:「ヘレディタリー継承」© A24

 

 

エレンと信者たちは、最初からピーターをホストとして使いたかった。エレンの遺品の中にあった書物の中に「ペイモンは男。人間の男を宿主として望む」と書いてありますから…

 

ピーターにペイモンを移すタイミング(またはチャーリーを殺すタイミング?)がどうやって決められたのかはわかりませんが、チャーリーの死亡事故は、悪魔崇拝者たちの企みであることは明らかです。

 

ピーターがパーティー会場へ車を走らせている時、すでに電柱にはあのシンボルがあります。

 

彼らの計画通り、チャーリーの頭はもぎ取られ、ラストシーンで出てくる通り、ペイモンの像の頭部として使われました。

 

クライマックスで、母が自ら首を切り落としている様を見たうえに、裸の信者たちも目にしたピーターは、二階の窓から飛び降ります。

 

倒れたピーターの背中にあの”光”がすうっと入っていきます…そして、立ち上がったピーターは、チャーリーと同じように舌を鳴らしてみせます

 

ぼんやりとした表情は、まるでチャーリー。

 

そして、ツリーハウスに登っていくわけですが、どうやらチャーリーは死後もペイモンと一緒だったらしく、ジョーンは、”チャーリー”に話しかけ、説明します。

 

この時の表情を見ると、ピーターは死んでませんよね。

ピーターの意識も残りつつ、チャーリーとペイモンの両方を取り込んでいるんでしょうね。。

 

アニーが、カウンセリング参加者に「兄は母がたくさんの人を自分の中に入れようとしていた、と言っていた」というシーンがあります。

ペイモンを崇拝する人たちは、一人の体に何人もの魂を入れることができるんでしょう。

 

そういえば、ジョーンがアニーに「交霊をする時は、必ず息子を参加させて」と念を押すセリフがあります

ペイモンにピーターの状態を見せるためだった?もしくは、本格的に憑依するための準備だったとか?

 

ジョーンは、あのラストシーンへ計画を導くため、アニーに軽い暗示をかけていたのかも。

 

エレンとアニー

画像引用:「ヘレディタリー継承」© A24

 

 

エレンの葬儀に、アニーは、ペイモンのシジル(シンボル)のペンダントをつけています。アニーはエレンの遺品を見るまで、ペイモンや悪魔崇拝について全く知らなかったようなので、ただのデザインだと思っていたんでしょう。

 

もしかしたら、他にもあのシンボルの入ったものを渡してたんじゃないでしょうか…そうやって、少しずつペイモンやカルト教団が入りやすい環境を作っていたのでは。これは私の想像ですが。

 

何も知らなかったとはいえ、エレンは実の母だし、父と兄が異様な死に方をしたことから、アニーは心の奥で、母親に不信感を抱き、子ができた時には”守るために”流産を試みたんでしょうね。産みたくないという気持ちは、息子を母親に近づけてはいけないと直感で感じたからでしょう。夢遊病でピーターたちを焼こうとしたのも、アニーの無意識がやらせたことでしょうね。

 

母に不信感を持ち、流産まで考えたにもかかわらず、アニーは「母を愛している。罪悪感を感じる」と話します。そんな気持ちがあるということは、エレンはアニーに対して特に何もしなかったんでしょうね。間接的にはいろいろあったと思いますが…アニーの意識は、母も父も兄も”病気”だったと感じ、アニーの無意識は、母は”邪悪な何か”であると感じていたのではないでしょうか。

 

ところで、スティーブの体に火がついた時、アニーはすごい形相で悲鳴を上げますが、すぐに無表情に変わります。あれはどうやら、ペイモンが一旦アニーに憑りついたようなんです。

 

Vultureの記事によると、火だるまになったスティーブを見てアニーが驚くシーンを撮る時、アスター監督が「はい!ここでペイモンがアニーに入る」とトニに指示したそうです。

良く見ると、例の光がアニーにすっと当たるんですよ。。アニーの表情がさっと変わるシーン、怖いですよね…

 

 

ラストシーン

 

 

映画の結末の、ツリーハウスでのシーンは賛否両論あるようですが、私は好きです、あのシーン。

とってもキレイだった…思わず参加したくなるような。

 

ピーターの表情もとっても良かったし、悪魔にせよ神にせよ、何かを崇めている人たちの真剣でピュアな思いが伝わってきました。。(悪魔崇拝をピュアっていうとおかしいかな。でも、彼らは全身全霊を捧げるわけですよね)

 

ラストにトドメを期待する人たちには拍子抜けだったかもしれませんね。

 

しかし、ラストでついに悪魔を崇拝するカルト教団の姿を見ることができます。グラハム家の全員を差し出すことによって得られる悪魔の恩恵がどれほど(彼らにとって)素晴らしいものか、ラストの彼らの様子から知ることができました。

 

美しく輝く作りもののボディに、腐ったチャーリーの頭が使われてるのも、カルトらしくて良かった。。

 

 

さてさて、ラストシーンの後、ピーターはどうなるんでしょうね。

チャーリー feat.ペイモン inピーターが、その後どんなことをするのか、気になる!

 

Hail, Paimon!!

 

↓↓あのシーンにラストのヒントがあったんです…↓↓↓

 

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ジョーンの部屋に、ラストのヒントが。

 

ジョーンの留守中に、アニーがジョーンの部屋を訪ねるシーンがありますね。部屋の中には白い布が垂れ下がり、キャンドルが灯されています。。そして、テーブルの上に、ピーターの写真が置かれてます。

 

その写真の隣(画面手前)に、鳥の頭がつけられた、チャーリーの人形が映ります。鳥は王冠を被っていて、その人形の前には、ネズミなどの3つの首が…

 

その首の後方(画面左側)に、3つ分の人形の胴体が横になってるんです。

 

それは、結末を現しているらしいです…ペイモンにひれ伏す信者とのこと。結末とジョーンの計画を示唆している訳ですね。

 

ホラー映画で殺されない方法
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ペイモンって、実は…

 

※ここは本編とは関係ありません。おまけです(^-^)

 

★いたずらの神様

 

エレンの遺品の本の、ペイモンのページのイラストの下に、

King Paimon (God of Mischief)とあるのですが…

 

God of Mischiefと言えば、この人ですよね…


ここ見た時笑っちゃった~(^^;)

 

★悪魔アスタロト

 

悪魔と言えば、昔読んだアスタロト。面白かったなあ。。

悪魔がたくさん出てきますよ~(^-^)

作者は「翔んで埼玉」の魔夜峰央です。

 

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