【ヘレディタリー/継承】美しくも邪悪な光に誘われる運命。ネタバレあり感想&考察&情報

『ヘレディタリー/継承』の冒頭から結末までのネタバレあり感想と考察と解説!怖ろしい”何か”を受け継いだグラハム家。彼らが巻き込まれた恐怖の企みとは?ピーターとチャーリーを待ち受けていた宿命とは?驚愕のラストシーンの意味は?登場人物やストーリーの詳細も。

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ネタバレ感想&解説『ヘレディタリー/継承』!

カモコです(^▽^)o

本日公開の『ヘレディタリー/継承』!

前回の記事はネタバレなしで書きましたが、今回はネタバレ全開です!

映画の内容を、結末まで詳しく書いてます。ラストシーンの感想も。

まだ映画を見ていない人は、この記事を読まないでください!

ネタバレ見たら、せっかくの驚愕シーンが台無しですよ~

これは、映画を見た人と共有することが目的のネタバレ記事です。

ネタバレなし記事は、こちら↓をどうぞ!

”21世紀最高のホラー映画”と米公開後に絶賛された『ヘレディタリー/継承』。グラハム家が継承したものとは?チャーリーやピーターを待ち受ける忌まわしい宿命とは?!『ヘレディタリー/継承』の見どころ、あらすじ、登場人物/キャスト紹介です。ネタバレなし。

以下、『ヘレディタリー/継承』のネタバレあり感想&考察&情報&解説です。

『ヘレディタリー/継承』動画紹介

映画「ヘレディタリー/継承」<見上げるとそこに…編>

Hereditary | Frighteningly Good | Official Promo HD | A24

登場人物(ネタバレ)

『ヘレディタリー/継承』の主要登場人物は少ないですよね。メインはグラハム家のメンバーで、あとはジョーンくらい。

◆アニー・グラハム(トニ・コレット)

ミニチュアハウスの展示会のために、グラハム家の過去をミニチュアで再現している。母・エレンとの間に確執があり、ピーターをエレンに近づけなかった。過去に夢遊病を患ったことがある。チャーリーの死により、少しずつ精神が崩壊していく

◆スティーブ・グラハム(ガブリエル・バーン)

アニーの夫。精神科医。エレンの墓が荒らされていると報告を受けるが、アニーに知らせなかった。アニーが異常な行動を取るのは妄想によるものだと思っている。後に、遺体を掘り出したのはアニーだと疑う。

◆ピーター・グラハム(アレックス・ウルフ)

祖母からは遠ざけられていたため、祖母の死後に感情の変化はない。以前、母にオイルをかけられ、焼かれそうになったことがあるため、心のどこかで母親に不信感を抱いている。事故のせいでチャーリーを死に至らしめ、少しずつ精神を病んでいく。

◆チャーリー・グラハム(ミリー・シャピロ)

ピーターの妹。感情のない表情をしている。ミニチュアの人形を作るのが趣味。ナッツにアレルギーがあるが、パーティーに参加した時に気づかずにナッツ入りのケーキを食べてしまう。舌を鳴らし音を出す癖がある。

◆ジョーン(アン・ダウド)

遺族カウンセリングのメンバー。そこでアニーと出会い、連絡先を教える。アニーの前で交霊を行い、亡くなった孫とコンタクトを取ってみせる。そして、交霊術のやり方をアニーに教え、死んだチャーリーの霊を呼び出すよう勧める

◆エレン・テーパー・リー

生前にプライベートの一切を秘密にしていた、アニーの母。アニーがピーターを妊娠した時、生むべきだと強く説得した。しかし、ピーターが生まれた後は近づけてもらえず、生まれた時から世話をすることができたチャーリーを溺愛した。解離性同一性障害を患っていた

◆マーティン・リー

アニーの父。餓死により死亡。精神分裂症を患っていた

◆チャールズ・リー

アニーの兄。自殺。被害妄想が強かった

ストーリー:チャーリーの死により加速する恐怖(ネタバレ)

© A24

アニー・グラハムの母・エレンが亡くなった。葬儀の参列者にはアニーが知らない者も多かった。母が亡くなったことで喪失感と罪悪感を感じたアニーは、身内と死別した人のためのカウンセリングに参加し、参加者のひとり、ジョーンと知り合いになる。

ある日の夕方、アニーの息子・ピーターは、同級生が集まるパーティーに行くことをアニーに告げる。アニーは妹のチャーリーを連れて行くことを条件に、車の使用を許可する。

パーティー会場で気になる女の子に話しかけたピーターは、チャーリーにケーキでも食べながら待つようにと言う。チャーリーは、チョコレートケーキを食べるが、ケーキにはアレルギー反応を引き起こすナッツが入っていた。ナッツのせいで、呼吸困難で苦しむチャーリーを病院へ運ぼうと、ピーターはスピードを上げて夜道を運転する。

外の空気を吸おうと、チャーリーが窓から乗りだした時、路上の動物の死体を避けようとしたピーターが大きくハンドルを切った。チャーリーの頭は道端の電柱に激突してしまった。あまりの出来事に、ピーターは正気を失くし、そのまま家に帰ってベッドに入って寝た。

翌朝、車の中のチャーリーの首なし死体を発見したアニーは悲鳴を上げる。チャーリーの首は電柱の側の路上に転がり、無数の蟻が群がっていた。

チャーリーの死は事故として処理され、アニー、夫のスティーブ、ピーターは普段の生活を続けようとする。しかし、ピーターは妹の死に責任を感じ、精神的に不安定になる。

カウンセリングで知り合ったジョーンから交霊術を見せられたアニーは、夫と息子と共にチャーリーの霊と交信しようとする。チャーリーの霊とコンタクトを取ってみせ、狂喜するアニーの姿に、スティーブは不安を強め、ピーターは恐怖を感じる。

その後、ピーターはチャーリーの影に怯え、さらに精神を病んでいく。

アニーは、母の遺品の中に悪魔崇拝に関する書物があることを知り愕然とする。アルバムの写真にはジョーンが映っていた。さらに、屋根裏部屋に母の首なし遺体があることを発見し、恐怖に震える…。

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グラハム家が継承したもの、それは…ネタバレあり感想と考察と関連情報

※上記の「ストーリー」の続きも含めてます。結末まで詳しく書いているので注意!

『ヘレディタリー』を見てると肩が凝ります…アニーやピーターの緊張や恐怖に同調しちゃって、体に力が入りますよ(^^;)

この映画で表現される”恐怖”のほとんどは、人間の空想や妄想か、得体の知れない”何か”が出現するシーンですからね。派手な殺人鬼が斧でも振り回せば「わっ!」と短い驚きで終わりですけど、『ヘレディタリー』は、アニーやピーターたちが感じる恐怖を、顔のクローズアップやぼやけた背景で表現するので、こっちは恐る恐る「じーーーっ」と見つめ続けることになります…だから肩が凝ります(^^;)

上手いな、と思ったのは、悪魔の存在の表し方。美しい光がすーっと動き、パイモンのスピリットがそこにあることを見せてくれます。私たちはその光が美しいのでつい見惚れますよね。ピーターやチャーリーも同じです。光は美しく反射し、流れ、私たちはつい魅かれてしまう…それは”悪魔の誘惑”でもあるんじゃないでしょうか。

悪魔は美しい光となって人を誘惑し、人は悪魔の邪悪な企みに取り込まれてゆく…

『ヘレディタリー』の恐怖…アニーの夢を見た…

『ヘレディタリー』は、多くの人が言うように、前半に怖いシーンはほとんどありません。チャーリーの事故のシーンと頭部のアップは別ですが…(でも、これは(その時点では)”事故”によるものなので、”怖い”というより、”ビックリ”ですよね)。しかし、後半から結末までに怖ろしいシーンがいっぱいです(-_-;)

スティーブが燃えるシーンは、大したことない。。ホラーではよくあること(?)レベルです。

その後、ピーターが目を覚まして、ベッドから起き上がり、部屋の中に”何か”の存在を感じてゆっくりと首を動かすところ、そして階下で父の焼け焦げた死体を見つけるところ…その時、斜め上にアニーの姿がぼんやりと浮かんでいる…

「うわー…なんかいるよ…」と、家の天井に大きなクモを見つけた時のような、じわっとくる焦りと恐怖を感じます。なんかいるけど、”それ”は何かするのかな…こっちに向かってくるのかな…みたいな、私たちの想像によって恐怖が増幅されます。

そして、屋根裏でピーターが、自分の写真が何かの儀式に使われているのを発見するシーン。写真の中の目が潰されている!得体の知れない儀式に自分の写真が使われてるなんて、背筋がぞーーーっとしますね…禍々しい行いに巻き込まれたことを知り、怯えるピーターの恐怖が伝染してくる感じです。

恐怖の最高潮は、アニーが自分の首を落とす、あのシーン。さすがに、ここは”行為そのもの”に「ぎゃーっ!」となるところ。天井近くにアニーが浮かんでいて、ピーターを見下ろしながら首を切ってる…ワイヤーがひかれる度に音がする…嫌な音ですよねぇ。

『ヘレディタリー』を見た数日後に、アニーが首を落とそうとするこのシーンを夢に見て、目が覚めましたよ…ワイヤーの音もバッチリ聞こえました…夜中に冷や汗かいちゃった(-_-;)

キング・パイモン

© A24

キング・パイモンは「悪魔」です。(映画の字幕は”ペイモン”だったのかも)

・地獄の西を治める、8人の有力な悪魔のひとりで、ルシファーの忠実な部下。

頭は王冠を被った女性で、体は男性。ひとこぶラクダに乗り、シンバルやトランペット奏者を従える。

・人文学、芸術、科学、秘術に精通し、一瞬にして人間に教授することができる

・人をコントロールする力を持つ

パイモン(ペイモン)を召喚する時は、北西を向いて儀式を行うそうです。それで、カルト教団のリーダーであるジューンが「北西に向かって」と言うんですね。

パイモン(ペイモン)について調べると、劇中に登場するのと同じシンボル(シジル)が出てきます。

参照:Goetia of Shadows

8人の地獄の悪魔(Eight Sub Princes)とは、我らがパイモン様以外は、Astarot(アスタロト)、Belzebud(ベルゼブブ)、Magot(マゴット)、Asmodee(アスモデウス)、Oriens(オリエンス)、Ariton(アリトン)、Amaimon(アマイモン)なんですって。

パイモン(ペイモン)について、はっきりとした答えはありません。そもそも想像上のものですからね(ジョーンたちには言わないで)。宗教によっても定義が違うし、悪魔について書かれた書物によっても違うようです。

アスター監督が言うには、劇中に出てきた悪魔崇拝の言葉「SATONY」「ZAZAS]「LIFTOACH PANDEMONIUM」や、シジルは実際の悪魔崇拝で使用されたものだそうですが、この映画自体は、実際の悪魔崇拝をアレンジして作られたもので、必ずしもひとつの答えがあったり、正解があるものではないとの事。それに、全てが説明できるものではないと話してます。観客がそれぞれに解釈したり、想像したりしていいのです(^-^)

参照:‘HEREDITARY’ DIRECTOR ARI ASTER DESCRIBES DISTURBING OCCULT RESEARCH AND HIS HORROR MOVIE’S ORIGINAL PITCH

ネット検索中に見つけた「パイモン万歳Tシャツ」!

Hail Paimon! [並行輸入品]

”クリスマスイブまでにお届け”って表示されてる…( *´艸`)ぷっ。

パイモンの崇拝者たち

ラストでジョーンがパイモンに求めるものは、「秘術、名誉、富と良き使い魔」。

想像ですが、エレンとその先祖は、代々悪魔を崇拝し、血縁の男に悪魔を憑かせることで繁栄を保ってきたのではないでしょうか。ジョーンや他の信者たちも、代々エレンやエレンの先祖に従い、祭り、崇拝して、その恩恵を受けていたのでは。

そして、エレンは崇拝するだけでなく、キング・パイモンと結婚したのではないでしょうか。

ラストシーンの、ツリーハウスの中にエレンの写真が飾られ、額縁には「クイーン・リー」と書かれています。(リーは、エレンの名字)そして、アニーが見つけたアルバムの中に、エレンが白いドレスを着て人々から祝福を受けている写真があります。

「キング・パイモン」に対して「クイーン・リー」。

パイモンは、ユダヤ教のラビから「アザゼル」と呼ばれている、という記述もあります。アザゼルは人間の女を娶ったそうなので、パイモンをアザゼルと同一視し、アザゼルに関する記述を参考にすれば、エレンがパイモンの妻となった、と解釈することもできるのではないでしょうか。

参考:Explaining the End of Hereditary

パイモンとチャーリー

© A24

映画の冒頭、お葬式の前に、スティーブがチャーリーを探すと、チャーリーはツリーハウスで寝ています。「こんなところで寝てたのか!昨晩は冷え込んだのに!」とスティーブが言いますが…その”昨晩”に、カルト教団がチャーリーを取り囲んで、儀式が行われていた可能性もあるのではないでしょうか?怪しい!

パイモンの信者たちは、いつもグラハム家を見ています。

チャーリーが校庭で鳥の頭を切った後、振り返ると学校のフェンスの向こうから手を振る女性がいますが、彼女は信者のひとりですよね。そうそう、エレンの葬儀の時、奥にいる男性がチャーリーに笑いかけます。彼はピーターが屋根裏で見た、ニヤっと笑う裸の男ですよね。

グラハム家の壁のあちこちに悪魔崇拝に関する言葉が書かれてます…それは信者たちの仕業でしょう。エレンの遺体を屋根裏に移動したのも彼らでしょう…つまり、カルトの信者たちはいつでもグラハム家に入ることができ、それはエレンやジョーンに許可(または指示)されていたと思うんです。

ミニチュアで再現されたエレンは胸を出し、赤ん坊のチャーリーに乳を与えようとするかのようです…チャーリーの部屋の壁に、ミルクをあげるエレンの写真もありました。それはチャーリーの全てを生まれた時からコントロールしていたことの現れですよね。(the hand that rocks the cradle rules the world)ピーターに近づくことを許可されなかったエレンは、生まれた時から近づくことを許されたチャーリーを、先にパイモンのホスト(宿主)にすることに決めたのでしょう。

エレンの部屋の扉が開いていて、アニーが気にするシーンがあります。床に三角形が描かれています…三角形はカルトに関する他のシーンにも登場しますね。悪魔召喚では、三角の中心に悪魔が出現するとか…エレンは、あの三角形の中心にイスを置いて、そこでチャーリーにミルクをあげてたのかも…??

最初からチャーリーにパイモンが宿っていたとすれば、鳥の頭のシーンも説明がつきます。テストをせず、人形を作っていたチャーリーは先生に叱られます。無言だけどイラっとした雰囲気を見せるチャーリー…その瞬間、なぜか鳥が窓に激突。それはパイモンの力でしょう…。

それから、「チャーリー」という名前ですが、アニーの兄が「チャールズ」なので(エレンの遺品の中に名前を刺繍したクッションが2つ。ひとつは”アニー”、もうひとつは”チャールズ”)、そこから付けられたのではないでしょうか?アニーは兄を偲んで名前をもらったのかもしれない。もしかしたらそれすらも、エレンと信者たちが企んだ(チャーリーと名付けるように仕向けた)ことだったかもしれません…代々、依り代にはチャールズかチャーリーと名付けられてるのかも?

※アニーのお兄さんの名前が”チャールズ”だということはハッキリしていません。

すみません、ハッキリしてました。。お兄さんの名前は、チャールズ・リーです。お父さんはマーティン・リー。冒頭に書いてあるのを見落としてました(;・∀・)

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パイモンとピーター

© A24

エレンと信者たちは、最初からピーターをホストとして使いたかった。エレンの遺品の中にあった書物の中に「パイモンは男。人間の男を宿主として望む」と書いてありますから…

ピーターにパイモンを移すタイミング(またはチャーリーを殺すタイミング?)がどうやって決められたのかはわかりませんが、チャーリーの死亡事故は、悪魔崇拝者たちの企みであることは明らかです。

ピーターがパーティー会場へ車を走らせている時、すでに電柱にはあのシンボルがあります。彼らの計画通り、チャーリーの頭はもぎ取られ、ラストシーンで出てくる通り、パイモンの像の頭部として使われました。

クライマックスで、母が自ら首を切り落としている様を見たうえに、裸の信者たちも目にしたピーターは、二階の窓から飛び降ります。倒れたピーターの背中にあの”光”がすうっと入っていきます…そして、立ち上がったピーターは、チャーリーと同じように舌を鳴らしてみせます。ぼんやりとした表情は、まるでチャーリー。

そして、ツリーハウスに登っていくわけですが、どうやらチャーリーは死後もパイモンと一緒だったらしく、ジョーンは、”チャーリー”に話しかけ、説明します。

この時の表情を見ると、ピーターは死んでませんよね。ピーターの意識も残りつつ、チャーリーとパイモンの両方を取り込んでいるんでしょうね。。アニーが、カウンセリング参加者に「兄は母がたくさんの人を自分の中に入れようとしていた、と言っていた」というシーンがあります。パイモンを崇拝する人たちは、一人の体に何人もの魂を入れることができるんでしょう。

そういえば、ジョーンがアニーに「交霊をする時は、必ず息子を参加させて」と念を押すセリフがあります。。パイモンにピーターの状態を見せるためだった?もしくは、本格的に憑依するための準備だったとか?

ジョーンは、あのラストシーンへ計画を導くため、アニーに軽い暗示をかけていたのかも。

エレンとアニー

© A24

エレンの葬儀に、アニーは、パイモンのシジル(シンボル)のペンダントをつけています。アニーはエレンの遺品を見るまで、パイモンや悪魔崇拝について全く知らなかったようなので、ただのデザインだと思っていたんでしょう。

ペンダントは母からもらった、と言ってますよね…もらったと言ってるシーンはないかも。私の勘違いかもしれません。。

もしかしたら、他にもあのシンボルの入ったものを渡してたんじゃないでしょうか…そうやって、少しずつ、パイモンやカルト教団が入りやすい環境を作っていたのでは。これは私の想像ですが。

何も知らなかったとはいえ、エレンは実の母だし、父と兄が異様な死に方をしたことから、アニーは心の奥で、母親に不信感を抱き、子ができた時には”守るために”流産を試みたんでしょうね。産みたくないという気持ちは、息子を母親に近づけてはいけないと直感で感じたからでしょう。夢遊病でピーターたちを焼こうとしたのも、アニーの無意識がやらせたことでしょうね。

母に不信感を持ち、流産まで考えたにもかかわらず、アニーは「母を愛している。罪悪感を感じる」と話します。そんな気持ちがあるということは、エレンはアニーに対して特に何もしなかったんでしょうね。間接的にはいろいろあったと思いますが…アニーの意識は、母も父も兄も”病気”だったと感じ、アニーの無意識は、母は”邪悪な何か”であると感じていたのではないでしょうか。

ところで、スティーブの体に火がついた時、アニーはすごい形相で悲鳴を上げますが、すぐに無表情に変わります。あれはどうやら、パイモンが一旦アニーに憑りついたようなんです。

Vultureの記事によると、火だるまになったスティーブを見てアニーが驚くシーンを撮る時、アスター監督が「はい!ここでパイモンがアニーに入る」とトニに指示したそうです。

良く見ると、例の光がアニーにすっと当たるんですよ。。アニーの表情がさっと変わるシーン、怖いですよね…

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ラストシーン

映画の結末の、ツリーハウスでのシーンは賛否両論あるようですが、私は好きです、あのシーン。

とってもキレイだった…思わず参加したくなるような。

ピーターの表情もとっても良かったし、悪魔にせよ神にせよ、何かを崇めている人たちの真剣でピュアな思いが伝わってきました。。(悪魔崇拝をピュアっていうとおかしいかな。でも、彼らは全身全霊を捧げるわけですよね)

ラストにトドメを期待する人たちには拍子抜けだったかもしれませんね。しかし、ラストでついに悪魔を崇拝するカルト教団の姿を見ることができます。グラハム家の全員を差し出すことによって得られる悪魔の恩恵がどれほど(彼らにとって)素晴らしいものか、ラストの彼らの様子から知ることができました。

美しく輝く作りもののボディに、腐ったチャーリーの頭が使われてるのも、カルトらしくて良かった。。

さて、ラストシーンの後、ピーターはどうなるんでしょうね。

チャーリー feat.パイモン inピーターが、その後どんなことをするのか、気になる~

Hail, Paimon!!

この映画の呪いから解放される方法

『ヘレディタリー』を見た後、この映画に憑りつかれたような気分になり、怯える人続出だと思います。

家に帰って、部屋に入ったら、天井近くに何かいるんじゃないかと…キャー!

お祓いしたい人は、アレックス・ウルフの真似をしましょう(^-^)!

COSMOPOLITANのインタビューを受けた、アレックス・ウルフによると、気分を暗ーく、重たーくする『ヘレディタリー』の収録後は、家の近くにある中華料理店にオーダーした中華を食べながら『ファミリー・ガイ』を見て、『ヘレディタリー』の陰鬱さを自分の中から取り除くようにしたそうです(^-^)

参照:Alex Wolff Reveals Which Hereditary Scene Caused Him to Actually Bleed

Family Guy

ファミリー・ガイ DVD-BOX 1
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

『ファミリー・ガイ』、楽しそう~確かに憑き物を落としてくれそうですね( *´艸`)

追記:ジョーンの部屋に結末につながるヒントが。

ジョーンの留守中に、アニーがジョーンの部屋を訪ねるシーンがありますね。部屋の中には白い布が垂れ下がり、キャンドルが灯されています。。そして、テーブルの上に、ピーターの写真が置かれてます。

その写真の隣(画面手前)に、鳥の頭がつけられた、チャーリーの人形が映ります。鳥は王冠を被っていて、その人形の前には、ネズミなどの3つの首が…

その首の後方(画面左側)に、3つ分の人形の胴体が横になってるんです。。

それは、結末を現しているらしいです…パイモンにひれ伏す信者とのこと。結末とジョーンの計画を示唆している訳ですね。

公式サイト:ヘレディタリー/継承

パイモンって、実はあの人?!?!

※本編とは関係ないです

エレンの遺品の本の、パイモンのページのイラストの下に、

King Paimon (God of Mischief)とあるのですが…

God of Mischiefと言えば、この人ですよね…


ここ見た時笑っちゃった~(^^;)

悪魔と言えば、昔読んだ、魔夜峰央のアスタロト。面白かったなあ。。

悪魔がたくさん出てきますよ~(^-^)

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