衝撃の秘密が原作に!Netflix【ホールド・ザ・ダーク】ネタバレあり感想

バーノンとメドラの衝撃の秘密が原作に記されていた!獣の因縁を背負う男と闇を抱く女。ラストが意味するものとは?ネットフリックス配信のダーク・スリラー『ホールドザダーク そこにある闇』をご紹介します。あらすじ、キャスト紹介、ネタバレあり感想です。

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Netflix「ホールド・ザ・ダーク」紹介!

カモコです(^▽^)o

ネットフリックスで配信中の『ホールド・ザ・ダーク そこにある闇』を見ました!

とても不気味で、神秘的で、見ごたえのあるスリラー映画でした。

スリラー好きは必見です!

『ホールド・ザ・ダーク そこにある闇』作品情報

オオカミに息子をさらわれたと言う母親の依頼で、アラスカの辺ぴな村を訪れた作家。だが、動物行動学の知識を生かした人助けが、不気味な謎に包まれる恐怖に変わる。 - NETFLIX公式サイトより

予告動画

基本情報

●原題:Hold The Dark
●監督:ジェレミー・ソルニエ
●脚本:Macon Blair
●ジャンル:アクション、アドベンチャー
●上映時間:125分
●製作国:アメリカ
●NETFLIX配信開始日:2018年9月28日

『ホールドザダーク そこにある闇』登場人物

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◆ラッセル・コア(ジェフリー・ライト)

動物行動学の専門家で「彼らとの一年」という、狼と共に暮らした記録を本にしている。メドラの依頼を受け、アラスカへ。

◆メドラ・スローン(ライリー・キーオ)

息子が狼に殺されたとラッセルに手紙を書き、狼殺しを依頼する。

◆バーノン・スローン(アレクサンダー・スカルスガルド)

メドラの夫。イラクに従軍していたが負傷し、帰還する。

◆ベイリー(ベッカム・クロウフォード)

メドラとバーノンの息子。狼にさらわれたとのことだが…

◆ドナルド・マリウム(ジェームズ・バッジ・デール)

ベイリーの事件を担当する警官。

◆チーオン(ジュリアン・ブラック・アンテロープ)

娘が狼にさらわれた男。警官を嫌っている。

ストーリー:息子を殺したのは狼か、それとも…

ネタバレはありません。

アラスカ。

雪の中、男の子がひとりで遊んでいる。

少し離れたところに狼の姿が見える。

ラッセル・コアは、アラスカのメドラから手紙を受け取った。

手紙には、息子のベイリーが狼に殺されたこと、ラッセルが狼殺しの経験者だと知っていること、戦場から戻る夫に証拠を見せたいこと、そして、ラッセルなら狼を仕留められると書いてあった。

後日、ラッセルは、手紙の差出人であるメドラ・スローンの家を訪ねる。

メドラはラッセルの著書「彼らとの一年」を手にしていた。

メドラはラッセルを外へ連れ出し、以前に狼の被害にあった子供たちがどこで消えたか説明する。

その夜、寝ているラッセルの横に、裸のメドラが寄り添ってきた。

翌日、真夜中のように暗い早朝にラッセルは森へ向かう。

村を横切る時、焚火をしていた老女が「方向が違う」と声をかけてきた。

ラッセルが振り向くと、「あの娘は悪を知っている」と言う。

「来た道を戻れ」と言う老女を無視して、ラッセルは歩き続ける。

森の中に入った頃に辺りが明るくなるが、アラスカの空はどんよりと曇り、森は静けさに覆われている。

雪の上の足跡を見つけたラッセルがあとを辿ると、狼の群れが血まみれで肉を食べていた。

その様子を見ていたラッセルは、足を滑らせ雪の斜面を転がり落ちてしまう。

放り出してしまったライフルを慌てて掴み、迫りくる狼に照準を合わせる。

狼たちは行ってしまった。

夜になり、メドラの家に戻ったラッセル。

「スローンさん」と呼びかけるが返事がない。

様子がおかしいと感じたラッセルは地下に降りる。

奥に分厚いビニールに包まれた何かが横たわっている。

ラッセルが包みをそっと開くと、メドラの息子の死体が入っていた。

ラッセルは外へ飛び出し、助けを求め、その声を聞いた村人たちがメドラの家に集まってきた。

早朝に出会った老婆を見たラッセルは、「あんた、知ってたな。」と声をかける。

老女は「私らを放っといてくれ」と呟いて去っていった。

メドラは消えた。

車はなく、荷造りした後があった。

ベイリーは絞め殺されていた。

…続きは本編でお楽しみください(^-^)

9月28日に配信開始された【サードアイ】の記事も合わせてどうぞ(^_^)

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Hold The Dark 原作紹介

『ホールド・ザ・ダーク そこにある闇』の原作「Hold the Dark」です。

2014年に出版されています。日本語訳はないですね。

監督紹介:ジェレミー・ソルニエ

ジェレミー・ソルニエの映画と言えば、『グリーンルーム』と『ブルー・リベンジ』

グリーンルーム
グリーンルーム(字幕版)
ニール・コップ, アニシュ・サヴィアーニ, ヴィクター・モイヤーズ

『グリーンルーム』まだ見てないんですよね~高評価だし、興味はあるんですが。

ブルー・リベンジ

『ブルー・リベンジ』も評価が高い映画ですが…私は少し退屈しました…

2007年に『Murder Party』っていうイカレたコメディ撮ってますね。

こっちの方が私には面白そう。。。

キャスト紹介

ジェフリー・ライト

『バスキア』で主役のバスキアを演じて注目されたジェフリー・ライト。彼の出演作で今一番話題となっているのは『ウエストワールド』でしょうね。

『ウエストワールド』シーズン1は、Amazonプライムビデオで視聴できますよ。会員は無料です。

目覚め
J.J.エイブラムス, アンソニー・ホプキンス, エヴァン・レイチェル・ウッド, ジェフリー・ライト

『ウエストワールド』見たんですけど、途中で止まってます…評判いいけどあんまり私向きじゃないんですよね…

ライリー・キーオ

マッドマックス 怒りのデス・ロード』で、5人の妻の一人を演じ、注目されました。『ローガン・ラッキー』では、チャニング・テイタムとアダム・ドライバーの妹役を務めましたが、なかなか良かったですよね。(ちょっとケイティ・ホームズと被ってる感じがしたんですが)

ライリー・キーオは、エルヴィス・プレスリーのお孫さんとして有名ですね。母親のリサ・マリー・プレスリーが、マイケル・ジャクソンやニコラス・ケイジと再婚してるので、親族関係が複雑そう…

ジェームズ・バッジ・デール

デビュー作は、10才の時に出演した『蠅の王』。(『蠅の王』はすごく面白いです!こちらの記事も合わせてどうぞ⇒戦慄!【蠅の王】少年たちは無秩序な獣となり暴走する

『アイアンマン3』ではキリアンの部下を、『ザ・ウォーク』ではジャン=ピエールを演じています。

アレクサンダー・スカルスガルド

アレクサンダー・スカルスガルドは、この人↓のお兄ちゃん

NETFLIXでは、『MUTE(ミュート)』で主役を務めています。

(ミュート、なかなか面白かったです。まだ記事にしてませんが)

「ブルー・リベンジ」を見て以来、どうしてもソルニエ監督の映画に出たいと熱望していたそうです。希望が叶って良かったね~(^_^)

以下、ネタバレあり感想です。

見どころと感想 ※ネタバレあり

『ホールドザダーク そこにある闇』ネタバレ感想と考察

以下ネタバレあります。この部分は映画を見てからにした方がいいですよ。

映画を見る前は、狼と男のプライドを賭けた戦い(老人と海みたいな)という内容かと思ってましたが違いました。

前半で、いかにも秘密を抱えていそうなメドラが失踪し、子供の遺体が家の地下で見つかってから、事件は自然がらみではなく人為的なものだと分かりました。

そこから物語は異様な雰囲気に包まれていきます。

バーノンとメドラが過去に何をしたのか、息子を殺したメドラが何を考えていたのか、映画の中では明確に描写されていません。

一度見ただけでは内容が分かりにくい映画です。

ラストシーンの、アラスカの吹き荒れる雪が、映画を見ている私たちが真実に近づかないように邪魔をしているようです。

彼らにしかわからない気持ち、彼らにしかわからない理由。

豊かな生活を満喫している私たちが、彼らの総てを理解しようとするとはおこがましいと、突き放されているようでした。

アラスカの大自然が人と獣の境をかき消す

アラスカの空を覆う寒々とした灰色の雲。白い雪に覆われた森と大地。

映画の中に神秘的な風景が広がりますが、それがかえって怖さを増しますね。

灰色の背景が、村に隠された秘密があることを示唆しているようでした。

メドラが住む小さな村は、アラスカの中でも特に辺鄙な地域にあるようです。

”キールット”は架空の村なので、場所がどこかはわかりませんが、原住民たちが追いやられた、森の奥深くにあるようですね。

森の狼たちが、家の側までやってくるようなところです。

そこに住む人々は、アラスカの大自然の中のほんの一部でしかなく、人間のテリトリーと狼のテリトリーの境がないようです。

人々は貧しく、車やある程度の家電は持ってるようですが、文明社会からは隔離されています。

人々は生きていくために、自然の秩序に順応するしかないでしょう。

メドラが住んでいるのは現代社会の常識や、人間の良識や秩序から隔離された世界です。

子供を治そうとした?

ベイリーを殺したのはメドラで間違いないようです。

そのことについて、ラッセルはマリウムに自分の考えを語ります。

メドラは息子を殺そうとしたのではなく、救おうとしたのではないか?

息子を闇から救おうとしたのではないか?

闇。

メドラの中の闇。ベイリーの中の闇。窓の外の闇。

バーノン

中盤の回想シーン。ベイリーと狩りに出たバーノンが仕留めた獲物を見ながら、ベイリーに「どう感じた?」と尋ねると、ベイリーは「気持ち良かった」と答えています。

そして、ベイリーは父親に「人を殺したことがあるよね?」と聞き、バーノンは否定しません。

バーノンが誰に聞いたのか尋ねると、「ママが言ってた」とベイリーが答えます。

村の老婆が「メドラは“悪”を知っている」とラッセルに言いましたが、“悪”とはバーノンの事ではないでしょうか。

バーノンが訪ねたインディアンの猟師は、バーノンの父親が息子のことを”異様”だと言っていた、と話しています。

バーノンのことを最初に”異様”だと言ったのは、父親かもしれないし、老婆だったかもしれません。

魔女と呼ばれたくらいですから、狼の油を使って呪い(まじない)を行ったのではないでしょうか。

バーノンから闇を祓う呪いを。

しかし祓うことはできなかった。

闇はバーノンの中へ入り込み、そしてメドラへ…。

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原作から判明したバーノンとメドラの秘密

バーノンの過去が気になったので、原作になら何か書いてあるかもと、書評をチェックしてみました。

(原作本は英語のみです)

それでわかったことが…

バーノンとメドラは双子の兄妹でした!

映画の中では、それがハッキリ描かれてないのですが…

冒頭にラッセルが、「ご主人とは村で出会ったのか?」とメドラに尋ねるシーンがあります。

メドラは「出会ったんじゃないわ。子供の頃から知ってるの。全ての記憶の中に彼がいる。」と答えます。

ぼんやりと彼らが”生まれた時から共にある”ことを教えてくれます。

そして、バーノンに殺された漁師が、ここに来た女性はバーノンと同じ髪、同じ目だった、と言ってます。

”同じような”ではなく、”同じ”なんですね。

THRILLISTの記事(英語のみ)にも説明があります。

狼と人間の間で揺れるメドラの心境

「ここで起こったことは、私に起こった」

映画の冒頭のラッセルとメドラの会話に、この映画の謎を解くカギがあると言われています。

メドラはラッセルに言います。

「窓の外に何があるかわかる?それがどれ程暗くなるか。どう心に入り込むか…」

原作にも、息子を殺した動機はハッキリ書かれていないようです。

なので想像するしかありません。

ここからは私の想像と推測ですが…

メドラは双子の兄を愛してしまったけれど、兄との間に生まれた子供を育てることに、強い罪悪感を感じていたのではないでしょうか。

キールットは貧しい村で、十分な教育は行き届いていないようです。

そんな寒村で、メドラはラッセルの著書を読んでいます。ファッション雑誌のようなものも目にしています。

古い因習を引きずり、神秘の力を信じる寒村で、メドラは本を読み、”外の世界”を学んだのでしょう。

そうするうちに自分たちの過ちにも、罪の深さにも気づいてしまった

ある日、ベイリーについて何かとてもいたたまれないことが起こり、メドラは動揺した。

狩りの回想シーンで、ベイリーは「気持ち良かった」と答えています。バーノンは冷酷に人を殺します。

何かが起こって、ベイリーの中にバーノンの闇が受け継がれていることを、メドラは感じ、恐ろしくなったのでしょう。

そして、兄と自分の闇を受け継いだ息子を”治そう”として、メドラはベイリーの首を絞めたのではないでしょうか。

前半、ラッセルがメドラの家を出る時に、メドラが「Find it. Kill it.」(奴を見つけて。殺して。)と言ってます。

「it」はひとつのものを指します。

狼は群れで行動するので、「them」のはずです。

「it」が指すのは、一匹の狼。

それはメドラ自身のことではないでしょうか。

メドラがラッセルのベッドに入った時、ラッセルの手を自分の喉に当て、涙を流します。

彼女は自分を罰して欲しかったのかもしれません。

兄を愛した自分。子を持った自分。子を殺した自分。人間と狼の間で揺れる自分を。

ラッセルが自分を殺してくれるはずもなく、

どうしたらいいかわからなくなったメドラは洞窟へ。

そこでバーノンと再会した時、

メドラは運命に抗えないことを理解した。

バーノンとメドラは、現代社会から隔離された寒村で、狼のように生きる運命を背負って生まれた。

ラスト、ベイリーの棺を引きずりながら雪の中を進むバーノンとメドラ。

ふたりは人間社会で生きることを放棄したのではないかと思います。

ふたりは”狼”として、雪深い山奥で生きていく。過去も罪も、二人だけのものとして。

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今とっても気になっているコーヒー…

ドリップ式だったら入れるのが簡単ですね。買ってみようかなあ…

難解かもしれませんが、見ごたえのある映画です

ストーリーが重苦しいので、気持ちは沈みますが、映像が美しく、全てのシーンがうまく演出されているので目が離せません。

特に音楽が良かったです。

わかりにくい映画で万人向きではありませんが、私は良作だと思います。

チキンスープじゃなくてトマトスープがいいな、と言うシーンだけちょっと笑えました…。笑えたのはそこだけ…。

チョコレート

おまけの豆知識。

メドラが報酬を払えないと言ったのに対して、ラッセルが「チョコレートでいいよ」と言うシーンがありますが、これは食べるチョコのことじゃなく、飲むチョコレートです。

字幕では「チョコレートでいいよ」ですが、実際は「温かい飲み物をくれるだけで十分だよ」というニュアンスです。

日本ではココアはポピュラーだけど、チョコを飲むのはまだまだポピュラーじゃないですよね。

ココアのことを「hot chocolate」と言いますよね。

(私はこのふたつは別物と思ってますが。日本のココアは薄いから)

欧米の寒い地域は、チョコレートを溶かして飲みます。

体が温まるし、カロリーが高いので力がつくからです(^-^)

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