おすすめ映画【マンチェスター・バイ・ザ・シー】故郷に帰り、過去と向き合うリーの物語

不注意から子供を亡くした男の葛藤と再生の物語。甥の面倒を見るため、故郷に戻ったリーは、辛い過去と向き合いながら自分を見つめ直す。ケイシー・アフレックの名演が光る!

カモコです(^^)o

2017年のアカデミー賞主演男優賞と脚本賞を受賞したマンチェスター・バイ・ザ・シー】をご紹介します

リーを苦しめる悲しい過去と現在、そしてリーの甥のパトリックの物語が、マンチェスター・バイ・ザ・シーという小さな町で展開します。

スポンサーリンク

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

基本情報

●原題:Manchester By The Sea
●監督:ケネス・ロナーガン
●キャスト:
ケイシー・アフレック
ミッシェル・ウィリアムズ
カイル・チャンドラー
ルーカス・ヘッジズ
カーラ・ヘイワード

●ジャンル:ドラマ
●上映時間:137分
●製作国:アメリカ
●アメリカ公開日:2016年12月
●日本公開日:2017年5月13日

あらすじと見どころ

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は、アメリカの映画館で予告を見た時にとても気になった映画です。短いトレーラーを見ただけで、ケイシー・アフレックが演じた、リーの存在感が大きく、重く感じられました。

ケイシーがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたと聞いた時は「ケイシーが受賞するに違いない!」と確信しましたが、やはり受賞しました!

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」というのは、アメリカのマサチューセッツ州に実在する町だそうです。元々は「マンチェスター」だけだったそうですが、ニュー・ハンプシャーの「マンチェスター」と区別するために、1989年に改名されました。「Manchester-by-the-Sea」というのが正式な名称です。




あらすじ

ケイシー・アフレックが演じる、リー・チャンドラーは孤独な男で人を寄せ付けません。

それというのも、昔悲しい事故があったからです。

リーは、マンチェスター・バイ・ザ・シーという小さな町に住んでいて、ランディ(ミシェル・ウィリアムズ)という美しい妻と3人のかわいい子供がいました。

ある夜、ランディは徒歩で近くの店にビールを買いに出かけます。家の近くまで戻ると、自宅が燃えていて、消防車が集まっていました。

出かける前に、リーが暖炉に火をつけたのですが、出火の原因は火のついた薪が暖炉から転がり出たせいだろうということでした。

リーとランディは深い悲しみを抱え、それが原因で二人は離婚します。

町にいるのが辛くて、リーはひとり、マンチェスター・バイ・ザ・シーから離れて暮らしているんです。

そのリーが、兄の死をきっかけに田舎に戻ることになります。

兄の子、つまりリーの甥のパトリックの面倒を見て欲しいと、兄が遺言に残したからです。

辛い過去があるせいで、リーは町に残ることを頑なに拒否します。

しかし、パトリックは友人や彼女がいる町を離れる気はありません。

そんな時、アルコール依存症になり家を出て行ったパトリックの母から電話があります。

感想 ※ネタバレあります

リーとパトリックは、最初は反発しあうのですが、父を亡くしたパトリックを思いやるリーの気持ちと、叔父を慕うパトリックの心が少しずつ近づいていきます。

その二人の姿が、時に楽しく、時に重く、映し出されます。

離婚するまでリーを責め続けたランディとの再会も、リーの気持ちを揺らします。

夫の不注意が原因で子供が死んだのなら、妻に責められて当然だと、リーは思っているでしょう。

ランディも、あれはあくまでも事故で、リーがどれほど悲しい思いをしているかわかっています。

だからこそ、リーは辛いんですね。

ランディを演じたミシェル・ウィリアムズは、いつもながら素晴らしい演技を見せてくれます。ミシェルは、過去を背負った悲しい女性とか、裏切られて傷ついた女性を演じるのがうまいです。【ブロークバック・マウンテン】や【ブローン・アパート】【シャッター・アイランド】など、多くの映画で”悲痛な運命に翻弄される女”を演じています。

そして、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた、ルーカス・ヘッジズ。これまでの映画では脇役のみでしたが、この映画でリーの甥・パトリックを好演し、に高い評価を得ました。今後が楽しみな若手俳優です(^-^)

監督・脚本 ケネス・ロナーガン

↑写真右側の、青いジャケットにメガネの方が、監督と脚本を務めたケネス・ロナーガン

【マンチェスター・バイ・ザ・シー】は、マット・デイモンとジョン・クラシンスキー(エミリー・ブラントのご主人)の二人が、ストーリーのアイデアを出し合ったところから始まりました。

ロナーガンは、2011年に「マーガレット」というドラマ映画の監督と脚本を務めましたが、製作に関してプロデューサーと合意に到らず、訴訟となってしまいました。

訴訟騒動で落ち込んでいた、友人のロナーガンのために、マットは何かしたいと思い、【マンチェスター・バイ・ザ・シー】の脚本を担当して欲しいと依頼しました。

マットは、この映画で監督と主役を務めることにとても乗り気でしたが、都合が合わなくなり、監督をロナーガンに、主役をケイシーに委ねることにし、自身はプロデューサーとして映画に関わることとなりました。

結果的に、ロナーガンが脚本と監督を務めた事が、功を奏したのではないでしょうか。

ロナーガンの初監督作品【ユー・キャン・カウント・オン・ミー】は、少々地味ですが、とてもいい映画でした。ロナーガンが脚本も担当したそうです。人の心に響くようなストーリーが得意なんでしょうね。私は【ユー・キャン・カウント・オン・ミー】を見て、マーク・ラファロが好きになりましたよ。

プライム会員なら無料で視聴できます(^-^)
Amazonプライム 30日間無料体験

Amazonプライムビデオは約3万本の動画が見放題(^-^)

感想まとめ

自分の不注意で子供が死んでしまうという、暗く悲しい過去を抱えた男の物語ですが、映画全体はそれほど重苦しくなくて、”人生にはいろいろある”ということを、じんわりと見せてくれる映画です。

この映画を見るには?
◆Amazonビデオ:プライム会員は無料
◆U-Next:有料またはポイント
(2018年6月7日現在)
U-NEXTの情報に関して:
本ページの情報は2018年6月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。
スポンサーリンク

ランキングに参加してます(^-^)

     にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ

広告

SNSでフォローする

ブログをメールで購読できます

こちらにメールアドレスをご入力ください。ブログの更新をメールでお知らせします。

Scroll Up