【嵐の中で】突然消えた過去と殺人事件の関係は?

Netflix SF/ファンタジー

ネットフリックス映画『嵐の中で』嵐の夜に過去の少年とコンタクトを取ったベラは少年の命を救うが、代わりに自分の過去が全て変わってしまう。元に戻れるのか?!SFとサスペンスが楽しめるスペイン映画。あらすじとネタバレ感想。

 

カモコです(^▽^)o

3月22日新着のNetflix映画『嵐の中で』を見ました!

なかなか面白かったです!

『嵐の中で』は思ったよりサスペンスフルなストーリーで、「この先は…一体どうなるの?!」とぐいぐい引きこまれました。

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『嵐の中で』作品情報

 

 

ジャンル:ドラマ、SF、サスペンス
原題:Mirage
監督:オリオウ・パウロ
時間:128分
製作国:スペイン
スペイン公開日:2018年11月30日
Netflix配信開始日:2019年3月22日

 

 

『嵐の中で』あらすじ

 

 

1989年11月9日、ベルリンの壁が崩壊した日の夜。イベリア半島に巨大な積乱雲がいくつも現れ、ひどい嵐となった。

ニコ少年は、ビデオカメラをセットし、ギターを弾きながら歌う自分の姿を録画していた。

母親が出かけ、家にひとりになったニコは、隣家の女性の叫び声を聞き不安になる。

異常を感じたニコが隣家に入ると、ヒルダおばさんが床に倒れていた。

その時、2階にいた男がニコを見つけ、降りてきた。手にはナイフを持っている。

怯えたニコは外に飛び出し、偶然来た車に轢かれてしまった。

 

現代。ベラは新居に引っ越したばかりだった。朝、出張中の夫ダビドから電話を受けたベラは、夕食に友人のアイトルを呼ぼうと提案される。

 

その日、ベラが仕事から戻ると、夫はすでに帰宅し、部屋を整理していた。家の中はまだまだ荷物が散乱している。

ベラが押し入れを開けると、そこに古いテレビとビデオカメラが置かれていた。

興味を持ったベラとダビドがテレビとカメラをセットし、ビデオテープを再生してみると、ギターを弾きながら歌う少年が映し出された。

 

その日の夕食にはアイトルの母親クララも参加した。アイトルはなぜ古いテレビを置いているのか尋ねる。ベラとダビドがビデオテープと少年のことを話すと、アイトルは、その少年は親友だったニコだと説明する。

ニコが殺人を目撃した為に事故に遭い、死亡したと聞いて驚くベラとダビド。

アイトルの話が気になったダビドは、夜遅くネットで事件を調べる。

殺人犯のアンヘルは逮捕され、獄中で自殺していた。アンヘルは所有していた食肉処理場に遺体を埋める計画をしていたらしいというところまでわかった。

 

その夜中に、物音が聞こえて目覚めたベラが、古いテレビを置いた部屋へ行くと、なぜかテレビの電源が入っていた。

画面を覗くと、ニコが映っている。

ベラがビデオカメラの電源を入れると、今度はニコのテレビの画面にベラが映った。

画面を通して、ニコに「誰?」と話しかけられたベラは動揺するが、隣家に行かないようにと必死で警告する。

 

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『嵐の中で』登場人物/キャスト

 

◆ベラ・ロイ(アドリアーナ・ウガルテ)

夫と娘がいる医者の卵。ある日過去のニコとコンタクトを取り命を助けるが、今度は自分の過去が変わってしまう。

◆ダビド・オルティス(アルヴァロ・モルテ)

ベラの夫。

◆グロリア

ベラとダビドの娘。

◆アイトル・メディナ(ミケル・フェルナンデス)

ベラにダビドを紹介した友人。幼い時にニコの親友だった。

◆クララ・メディナ(ノラ・ナバス)

アイトルの母親。

◆ニコ(Julio Bohigas-Couto)

殺人事件を目撃し、車の事故で死んだが、ベラに命を救われる。

◆マリア(ミマ・リエラ)

ニコの母親。

◆アンヘル・プリエト(ハビエル・グティエレス)

ニコの隣人。

◆ヒルダ(クララ・セグラ)

アンヘルの妻。

◆レイラ(チノ・ダリン)

警部補。

◆ウルスラ(Aina Clotet)

ダビドの元カノ。

 

 

『嵐の中で』感想(ネタバレなし)

 

『嵐の中で』のジャンルが「SF、ファンタジー、ドラマ、サスペンス」ということだったので、見る前はちょっと警戒しました。

なぜなら、ネットフリックスで、SFでサスペンス、と言えば…『セレニティー平穏の海』…(=_=)

 

あんな映画だったらイヤだな、と思ったのですが、見てもいないのに偏見で判断してはいけないと思い、配信日の昨日、早速見てみました。

 

見たら意外に面白かったです(*^▽^*) 見て良かった!

 

最初は人と過去が入れ替わるだけのSFドラマかな、と思っていたら、なかなかサスペンスフルでした。

 

映画冒頭の殺人事件とそれに関係した人たちが、ベラの過去に影響し、ストーリーが二転三転します。

 

ベラはニコ少年を助けることができるのですが、気がつくと自分の過去がすっかり変わってしまい、驚きます。

夫のダビドは「お前なんか知らない」と言うし、グロリアという娘はいなかったことに。。

 

夫よりも何よりも、娘グロリアが消えたことで焦るベラ。警部補を巻き込んで、自分の身に何が起こったのか追求し始めます。

 

そして、意外な事実にたどり着くのです。

 

本格的なサスペンス映画と比べると、サスペンス性は弱めですが、殺人事件の犯人や、動機が判明する展開はなかなか楽しめました。

 

そして、過去に執着するベラが”現実”に目を向けた時に知る(驚愕の…というほどではないですが)事実や、その後の展開に、「じゃあ、最後にはどうなるの?!」と興味を引かれました。

少々ありきたりなストーリーですが、テンポ良く話が進むので、十分楽しめました!

 

二転三転するドラマが好きな人におすすめです(*^-^*)

ネットフリックスのスペイン映画の中では高評価な方ですよ!

 

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『嵐の中で』ネタバレあり感想

 

以下ネタバレあります。ネタバレを先に読むとおもしろくなくなるので、この部分は視聴後にご覧ください。

 

 

『嵐の中で』はストーリーがコロコロ変化するので、わかりにくかったと言う人もいると思います。

 

どんなストーリー展開だったか、まずは流れを整理してみます。

 

・殺人事件が起こったのは、1989年11月9日。ベルリンの壁が崩壊したというニュースが流れ、夜にひどい嵐になった日。

 

・過去。ニコは隣家の殺人事件を目撃し、逃げる途中で車に轢かれ死亡。

 

・現在。ビデオカメラを通してニコと話すことができたベラは、ニコに隣家に行かないように忠告し、結果ニコは死なずに済む。

(説明するためにスマホの画面を見せてましたが、過去のニコにとっては「なんだそれは!」と驚くものだったのでは?!)

 

・現在。気がつくとベラの過去が全て変わっている。ダビドはベラを知らないと言い、ふたりの間にグロリアという娘はいなかった。医者の卵だったベラは、医者になっていた。

 

・現在。ダビドに通報されたベラは警察に連行される。警部補のレイラに、自分の本当の過去について説明するが信用されない。

 

・過去。ニコが窓から隣家を見ると、アンヘルとおじさんが、パスポートと現金(ドイツ・マルク)をやりとりしていた。

 

・現在。ベラはフィル医師から、ダビドはベラが最初に手術した患者だったこと、最近女性患者を救えなかったことで精神を病んでいたことを説明される。

 

・過去。ニコは隣家に侵入する。2階の部屋に行き、浴槽の中にヒルダおばさんの遺体を発見する。タンスの引き出しには、ヒルダのパスポートが隠されていた。そこでアンヘルが帰宅し、ニコはベッドの下に隠れる。そして「CM」とイニシャルの入った腕時計を見つける。アンヘルはヒルダの遺体をバラバラに切断する。

 

・現在。ベラはダビドの家に侵入。パソコンで調べると、ニコはカレン・サルドン博士の小説「ミラージュ」の主人公だった。ベラを見つけたウルスラと、入ってきたダビドと言い争い、ダビドとウルスラが夫婦だとわかる。ウルスラが警察に電話し、レイラがやってくる。ベラは身を隠す。

 

・過去。アンヘルに「時計を失くした」と女から電話がかかる。クララは「しばらく留守にするからおじさんの所にいなさい」とアイトルに話す。

 

・現在。ベラはアイトルの車に忍び込み、アイトルと話す。過去のことを詳細に話すベラをアイトルは信用する。別れ際に握手をすると、電車の中で立っていたのはアイトラの方だったと気づく。クララがアンヘルと結婚していることがわかる。

 

・現在。ベラとレイラは「ミラージュ」を書いたサルドン博士に会いに行き、ニコの話を聞く。どうやったら戻れるか?と聞くベラに、嵐が発生している72時間以内に、全く同じ状況を作れば元に戻れるかもしれないと博士が言う。

 

・現在。ベラはアンヘルの食肉処理場のことをレイラに伝え、捜査が始まる。処理場内で遺体が発見されるが、まだ誰かはわからない。

 

・現在。レイラは、容疑者のひとりとなったベラは失踪したとごまかし、ある建物の住所を教える。アンヘル、クララとクララの兄(弟?)も警察に連行される。

 

・現在。ベラはレイラに教えられた住所に行き、ダビドがモニカと浮気していることを知る。過去で見たのと同じマッチを見つける。

 

・過去。ヒルダは外出先から、家に帰らないとアンヘルに電話し、アンヘルはクララに家に来るように電話する。夜にこっそりと家に戻ったヒルダは、アンヘルがクララと浮気している現場を見てナイフを振り回す。もみ合いの末、クララがヒルダを刺してしまう。

 

・過去。クララはヒルダのフリをして、ヒルダのパスポートでベルリンへ向かう。空港に勤務する兄(弟?)がそれを助ける。

 

・過去。ニコは現場でひろった腕時計を警察に届けるが、警察は信用せず、逆にニコがアンヘルの家から盗んだと訴えられる。

 

・現在。ベラは、レイラがニコだと知る。ニコはまた未来の女性に会えるかもしれないと、ヴァルピネタの駅でベラを待ち、アイトルの代わりにベラに声をかけ、ふたりは恋人になったのだった。現在のベラの夫はニコだった。

 

・現在。ニコが説得するも、ベラはグロリアとの再会を強く望み、階下へ飛び降りて死亡する。72時間が終わるまでにはまだ時間があったので、ニコはビデオカメラをセットし、過去のベラとのコンタクトを試みる。

 

・現在。ベラが目覚めると、ダビドとグロリアが家族に戻っていた。ベラはマッチをダビドにつきつける。外を見ると、アンヘルとクララが歩いていた。

 

・現在。ベラはアンヘルの食肉処理場に忍び込み、遺体を掘り起こす。警察に連絡し、やってきたニコと再会する。ニコは覚えていないが、ベラは「思い出すわ」と言って微笑む。

 

 

…と、こんな流れでした。

 

少年のニコを助けたために、ベラの過去が変わり、最初は獄中で自殺したアンヘルが生きているという現在になっていました。

死ななかった少年のニコは、警察に殺人を訴えたのですが、アンヘルの方が上手で、ニコは盗みを働くウソつきのように扱われ、それで精神にダメージを受け、サルドン博士に出会ったんですね。

 

途中で「ニコは小説の登場人物で実在しない」みたいに出たので、えっ!一体どうなるの?!と思いましたよ(;゚Д゚)

…ちゃんと実在してました。

 

結局、アンヘルとクララができていて、ヒルダを殺したのはクララでした。

だから、最初の夕食会でアイトルがニコと殺人事件の話をした時に表情が変わったんですね。

 

アンヘルガヒルダをバラバラにするシーン…直接の描写はなかったけど、チェーンソーを構える姿はホラーでした(;゚Д゚)!このシーンだけ急に過激!

 

ダビドのマッチは何の伏線だろうと思っていたら…やっぱり浮気か~

映画の中では描かれませんでしたが、ベラはダビドと離婚する気でしょうね。

 

ハラハラドキドキ、とまではいかなかったけれど、見ているうちに先がどうなるのか気になって、結構集中して見てしまいました。

期待せずに見たら面白い映画、ですよね。

見て良かったです(^-^)

 

Netflixのおかげで、スペイン映画がだんだん楽しくなってきました(*^-^*)

 

監督:オリオウ・パウロ

 

オリオウ・パウロは、『ボーイ・ミッシング』『ロスト・アイズ』は脚本を、『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』と『ロスト・ボディ』では監督と脚本を担当しています。

 

私は『ボーイ・ミッシング』はイマイチでしたが、『ロスト・アイズ』は面白いと思いました。

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『ボーイ・ミッシング』(『消えた少年』と同じです)は、Netflixで配信されてますよ(^-^)

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