【ウィジャ ビギニング】悪霊に憑りつかれた少女。エンドロール後の”姪”とは?

ホラー/スリラー

マイク・フラナガン監督のオカルト・ホラー映画Netflixで配信中!【ウィジャ ビギニング 〜呪い襲い殺す〜】悪霊に憑りつかれた少女の表情が怖い…あらすじ、登場人物、キャスト紹介、ネタバレ感想とエンドロール後の謎を解説。

 

カモコです(^▽^)o

今回は、Netflixで配信が始まった、オカルト映画『ウィジャ ビギニング 〜呪い襲い殺す〜のあらすじや感想です。

 

見どころ
 新進気鋭のホラー映画監督、マイク・フラナガンの作品
 ウィジャボードで呼び出されたモノに憑りつかれた少女が不気味
 アナリース・バッソの怯えた表情がストーリーを盛り上げる

マイク・フラナガン監督作品の常連が出演しています。

 

『ウィジャ ビギニング 〜呪い襲い殺す〜』作品情報

 

 

ジャンル:オカルト、ホラー
原題:Ouija: Origin of Evil
監督:マイク・フラナガン
時間:99分
製作国:アメリカ
アメリカ公開日:2016年10月21日
日本公開日:劇場未公開

 

あらすじ

 

1967年。ロサンゼルス。

アリスは二人の娘、ポーリーナとドリスと共に、”いかさま降霊術”で生計を立てているが、占いビジネスは繁盛せず、銀行から資産を差し押さえられる寸前だった。

 

ある晩、友人の家に行き「ウィジャボード」で遊んだポーリーナは、降霊術にウィジャボードを取り入れてはどうかとアリスに提案する。

後日、アリスはウィジャボードを購入し、ボードに細工を施して、自分の思うとおりに動くか試してみた。その時、なぜかドリスが反応するが、アリスは気づかなかった。

 

その夜、アリスとポーリーナが眠りについた後、ドリスがひとりでウィジャボードの前に現れた。ドリスはボードに向かい、何者かと楽しそうに話し始める。誰も手を触れていないプランシェットは勝手に動き、言葉を綴る。

 

翌日、アリスは娘たちの学校の神父に呼び出されてしまう。ドリスの宿題が大人の字で手伝われていると指摘され、驚いたアリスがドリスに尋ねると、ドリスは「私の新しい友人が手伝った」と平然と答えた。

 

その日の晩、ドリスは地下室の壁の中に隠されていた大金を取り出し、「パパが教えてくれた」とアリスに渡す。何が起こったか理解できないアリスとポーリーナに、ドリスはウィジャ・ボードを使って父親のロジャーと交信していると話し、二人の前で実際にやってみせる。

プランシェットが勝手に動く様子を見て、ポーリーナは怯えるが、アリスは夫の霊と交信できたことに震えながらも笑顔を見せる。

 

しかし、ドリスが交信している相手は父親ではなかったー。

 

登場人物

 

◆アリス(エリザベス・リーサー)

◆ポーリーナ(アナリース・バッソ)

◆ドリス(ルールー・ウィルソン)

◆トム・ホーガン(ヘンリー・トーマス)

◆マイキー(パーカー・マック)

 

 

『ウィジャビギニング』感想(ネタバレなし)

 

 

Netflixオリジナルシリーズの『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』を視聴して以来、マイク・フラナガン監督の大ファンになりました。

フラナガン監督のホラー映画は「静かな恐怖」が充満していて、日本のホラー映画のようです。少し影が見える程度の暗闇の中に得体の知れないモノが佇んでいたり、主人公の背後にバケモノが突然現れたり。

斧やらチェーンソーやら振り回すバケモノのより、スッと現れるバケモノの方が数倍怖いですよね。

 

『ウィジャ・ビギニング』を初めて見かけたのは、タイの映画館でした。

この↓ポスターを見て、「怖そう~」と怯えるだけで、その時は見ませんでした(^^;)

 

 

ホラー映画を映画館で見ることは滅多にありません…ホラーは家で夜中に布団被ってそっと見たいタイプなんです(笑)

 

ホラー映画に少女の取り合わせって、なぜ恐怖を感じるんでしょうねぇ…

しかもこの映画は、日本でいう「コックリさん」が登場する映画です…そういう、呪い系の映画は怖い…ような気がします。全体的に。

 

ところが、『ウィジャ・ビギニング』はそんなに怖い映画じゃありませんでした。

フラナガン監督の演出の良さはありますが、全体的にB級映画ですね。

後半に身の毛がよだつ”はず”のシーンがありますが、小道具がいかにも造り物で、オバケも中途半端なお姿で、ちょっと笑っちゃいました。

 

でも、子役のルールー・ウィルソン(ドリス役)はちょっと怖い…。

霊に憑りつかれて目が真っ白になる、とか小細工してあるシーンじゃなくて、夜に霊と交信しているのに家族に平然と話をするシーンが怖いです…

普通のフリして、カメラに映ってないところでニタ~っと笑ってない…?と思っちゃいます…。まだ子供なのに、憑りつかれた役が上手いですね。子役って凄いなあと、いつも思います。

 

それから、ポーリーナ役のアナリース・バッソもいいですね。

母アリスと妹ドリスが霊との交信にハマっていく中、ポーリーナは何かおかしいと警戒します。

アナリースの怯えた顔が怪奇現象シーンを盛り上げてくれます。角度によってはヘイリー・ベネットに似てるかな、と思いました。かわいらしい女優さんですね。

ラストはチープな展開でしたが、アナリースの表情が良かったので、結構満足しました。

ところで、邦題の副題「〜呪い襲い殺す〜」というのは「呪い襲い殺す」という映画の前日譚にあたるから、なんですね。


「呪い襲い殺す」とはなんと凄みのあるタイトル…(;゚Д゚)

 

オカルト映画ファンには恐怖度が全然足りないと思いますが、アナリース・バッソとルールー・ウィルソンの登場シーンは楽しめますよ。

 

傑作・良作のホラー映画と比較せず、B級オカルト映画だと思えば、楽しく視聴できるんじゃないでしょうか。

 

ウィジャボードとは

 

「ウィジャボード」とは、降霊術を行う時に使用する盤のことで、アルファベットと数字が書かれています。プランシェットと呼ばれるハート形に切り抜かれた板を使って霊とコミュニケーションします。


霊と話したい者がプランシェットに手を置き、質問すると、プランシェットが板の上を移動して答えを示す仕組みです。

日本のコックリさんとほぼ同じですね。

 

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キャスト・監督

 

監督のマイク・フラナガンは、「サイレンス」「ジェラルドのゲーム」など、ホラー/スリラー作品を得意とする監督です。Netflixオリジナルシリーズの「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」は好評を博しています。フラナガン監督の次の作品は、あの「シャイニング」の続編となる「ドクター・スリープ」です!今年の11月に全米公開予定ですが、日本公開はいつでしょうね。楽しみです!

 

アリスを演じた、主演のエリザベス・リーサーは、「トワイライト」シリーズで有名な女優です。フラナガン監督のザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」でシャーリーを演じています。

 

子供のポーリーナを演じたアナリース・バッソは、フラナガン監督の「オキュラス/怨霊鏡」に出演し、カレン・ギランの幼少期を演じています。

 

ドリスを演じたルールー・ウィルソンは、エイミー・アダムス主演のスリラーシリーズ「シャープ・オブジェクト」に出演しています。主人公の妹マリアン役です。

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トム・ホーガン神父役のヘンリー・トーマスは、「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」で若い頃のヒューを演じています。この方は、あの「E.T.」のエリオットを演じた俳優です。

 

ちなみに、この映画の製作は、「アルマゲドン」「トランスフォーマー」のマイケル・ベイです。

 

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『ウィジャビギニング』ネタバレあり感想

以下の感想にはネタバレが含まれています。映画鑑賞後にご覧ください。

 

これで2013年以降のマイク・フラナガン監督作品を全て見終わりました!

フラナガン監督のホラー映画は、ビジュアルより心理的に追い詰めてくるのが好きなんですよね。

 

一番好きなのは「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」ですが、「ソムニアー悪夢の少年ー」も「サイレンス」も「オキュラス/怨霊鏡」も気に入ってます。「ジェラルドのゲーム」だけはイマイチでした。

 

怖い映画じゃない

 

この「ウィジャ・ビギニング」も、”フラナガン監督イマイチ作品グループ”に仲間入りしてしまいました。

怖い映画ではないですね…ボイラーの裏の穴から出てくるガイコツや、昔狂気の実験に使われたあの部屋がもっとおどろおどろしく出来ていれば、もっと怖い作品になったでしょうけれど。

 

一番怖い存在のはずの「マーカス」くんが、全然怖くなかったのが最大の欠点でしょう。

 

ドリスが父親のロジャーだと思って話していた相手は、ポーランド人のマーカス。強制収容所で悪魔の実験に使われた哀れな患者でした。オカルト的実験を行う悪魔の医師は、密かにアメリカに移住し、なんとアリスたちの自宅に住んでいたのです。

悪魔の医師はアメリカに保護されていたマーカスを病院から家へ連れ帰り、地下室でまたオカルト実験を行っていたのです。

 

その実験のせいであんなに真っ黒になったのでしょうか…

 

その「オカルト的実験」がなんなのか、全く語られなかったのが残念でした…それに悪魔の医師はどうなったんでしょうね??

 

全部アリスのせい?

 

前に戻って見直せば、初めてウィジャボードを使ったアリスが、「名前は?」と尋ねた時に、ドリスが「マーカス」とつぶやいていました。

その質問の前に、アリスは「霊よ、ここにいますか?」と聞いたので、家に憑りついていたマーカスが反応したわけですね。

 

元はと言えば、ウィジャボードを最初に使ったアリスが、ルールを無視したのが原因ですよね。

もちろん、その時のアリスはあくまでもゲーム盤だと思ってて、まさか本当に霊を呼び出すとは思ってなかったんですが。

 

ウィジャ・ボードのルールは、

1.ひとりで遊ばないこと

2.墓場で遊ばないこと

3.さよならを言うこと

で、

「1.ひとりで遊ばないこと」と書いてあるのに、アリスがひとりで使ってしまってます。

ルールを破ってしまった為に、邪悪な霊が目を覚ました、ということですよね。

 

その時にドリスが反応して、マーカスの言葉を発したのは、ドリスの霊感が強かったから、なんでしょう。親子3人でいかさま降霊術をしていたけれど、ドリスだけは本物だったんですね。

 

マーカスは憑りつきやすいドリスを選び、口から体の中へ入りました。

「お前が器になれ!」と無理やりです。

位の低い霊となると、自分で器を見つけなきゃならないんですねぇ。

私の大好きな『ヘレディタリー継承』とは大違いな待遇です(笑)

 

トム、ロジャー、マイキー

 

トム神父が「エクソシスト」みたいに、もっと活躍するのかと思ったら、そうでもなかったのでガッカリ。

(「ザ・ホーンティング~」ファンの私は、シャーリーが若かりし頃のお父様とお話してるとしか見えなかった(^^;))

 

クライマックスで神父とマーカスの激闘を見たかったですね。悪霊払いとかやって欲しかったです。

 

ロジャーは助けに来てくれましたけど、彼も大して役にたたず…「声を止めるために」なぜ人形の方の口を縫ったのか…。妻と娘が悪霊に苦しんでいるのに、やるせない顔をしているお父様には少々イラっとしました(-_-)

 

それからポーリーナのボーイフレンド、マイキー。

首を吊った後の彼が、びょーんと飛んできてポーリーナを放り投げるシーンは、人間らし過ぎましたね…(^^;) あの動作、死んでなかった!

 

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ラスト衝撃…エンドロール後の「姪」とは?

 

所謂”ツッコミどころ”が多々ある『ウィジャビギニング』ですが、ラストシーンは結構好きでした。

ポーリーナが医師と会話をするシーンです。こういう謎めいた展開はいいですね。精神をやられてしまっただけじゃないと想像させます。

明らかに悪霊に憑りつかれていますね。

 

しかし、ラストのラストのあの迫りくるドリスは…B級度を深めてくれる一撃だったと思います(;・∀・)

最後に思わず「おーい」と声を上げてしまいました…

 

そして、あのエンドロール後の謎のシーン

 

イスに座っている老婆はポーリーナです。何十年も精神病院に入れられているんですね…

そして「姪御さんがいらっしゃいましたよ」と言われ、嬉しそうに振り向きます。

 

あれ?「姪」なんているわけないです。兄弟はいないし、妹は悪霊に憑りつかれてますから。

 

そこで、前作「Ouija」(実際は後日談です)のストーリーを調べてみました!

 

Laine visits Doris’ sister, an old woman named Paulina, who is now committed to a psychiatric hospital.

引用:Wikipedia Ouija (2014 film)

 

「姪」と名乗って病院に来たのは、後日談になる「呪い襲い殺す」に登場するレインでした!


レインはウィジャボードの謎を解くために、精神病院にいるポーリーナを訪ねたとのこと。

…しかし、ポーリーナはどうやらウソをついてレインを窮地に陥れてます

 

レインが訪ねて来たと聞いて嬉しそうに笑ったのは、妹ドリス(に憑りついた悪霊)を解放するチャンスが来た!と思ったからのようです。

後日談のことがわかると、ちょっと怖くなりますね…

 

後日談に興味のある方は、ぜひ「呪い襲い殺す」をご覧ください。

 

そうそう、『ウィジャビギニング』の冒頭に出てくる女性(アリスをインチキだと疑う女)は、『サイレンス』で主役を演じたケイト・シーゲル。フラナガン監督の奥様です(^-^)

 

マイク・フラナガン監督は本当に才能のある監督だと思うので、次回作『ドクター・スリープ』に期待します!!

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