【スリーパーズ】看守による虐待が少年たちの人生を変えてしまった

少年院で看守による性的虐待を受けた4人の少年は、忌まわしい過去を封印して大人になった。ある日ジョンとトミーが看守のひとりを殺害。それをきっかけに、シェイクスとマイケルが他の看守への復讐を実行する。『スリーパーズ』のストーリー、登場人物紹介と感想です。ネタバレあり。

カモコです(^▽^)o

ブラッド・ピット、ジェイソン・パトリック主演の『スリーパーズ』。

公開された当時、劇場に見に行きました…もう22年も前になるんですね(^^;)

昨日からNetflixで配信されているので、久しぶりに見てみました!

ブラッド・レンフロなどの少年役は、看守から性的虐待を受けるという難しい役に、ブラッド・ピットやジェイソン・パトリックなどの青年役の俳優たちは、過去のトラウマに苦しみながら、虐待者たちへの綿密な復讐計画を実行するという複雑な役柄に挑戦しています。

ロバート・デ・ニーロダスティン・ホフマンなどの、熟練俳優の名演技も見どころです!

『スリーパーズ』のストーリー、登場人物/キャスト紹介と感想です。ネタバレあり。

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『スリーパーズ』作品情報

予告動画

英語のみ。

基本情報

●原題:Sleepers
●監督:バリー・レヴィンソン
●脚本:バリー・レヴィンソン
●ジャンル:ドラマ、サスペンス
●上映時間:147分
●製作国:アメリカ
●アメリカ公開日: 1996年10月18日
●日本公開日:1997年4月12日

『スリーパーズ』登場人物/キャスト

◆ロレンツォ・カルカテッラ(ジェイソン・パトリック)

(少年時代は、ジョー・ペリーノ

呼び名はシェイクス。新聞社に勤務している。

◆マイケル・サリヴァン(ブラッド・ピット)

(少年時代は、ブラッド・レンフロ

ニューヨーク地方検事局の検事補。

◆ジョン・ライリー(ロン・エルダード)

(少年時代は、ジェフリー・ウィグダー

ギャングの一員。トミーと食事をしている時に偶然ノークスと出会い、射殺する。

◆トミー・マルカノ(ビリー・クラダップ)

(少年時代は、ジョナサン・タッカー

ギャングの一員。ジョンと共にノークスを射殺する。

◆ボビー神父(ロバート・デ・ニーロ)

聖エンジェル教会の神父。シェイクスたちが子供の頃から見守り、指導している。

◆ダニー・スナイダー(ダスティン・ホフマン)

アル中の弁護士。ジョンとトミーを弁護する。

◆キャロル・マルチネス(ミニー・ドライヴァー)

シェイクスたち4人の友人。ブロンクスのソーシャルワーカー。

◆ショーン・ノークス(ケヴィン・ベーコン)

少年院の看守。仲間と共に毎晩のようにシェイクスたちを虐待する。

◆ラルフ・ファーガソン(テリー・キニー)

ノークスの親友で虐待者のひとり。裁判で証言することになる。

◆キング・ベニー(ヴィットリオ・ガスマン)

カフェのオーナーをしているが、裏でヘルズ・キッチンを仕切っている。

ストーリー:いたずらが傷害事件に…少年たちを待ち受ける過酷な運命

マンハッタンのウエストサイド、ヘルズ・キッチンで暮らす、シェイクス、マイケル、ジョンとトミー。

ギャングが支配し、麻薬が売買される荒んだ環境ではあったが、少年たちは仲間と共に精一杯子供らしく生きていた。

町のボビー神父は、時々やりすぎる少年たちを気に掛けて、いつも親身に面倒をみていた。

1967年の夏。

道端の屋台にいたずらをしかけ、ホットドッグを盗もうと言い出したマイケル。

金を払わず逃げるシェイクスをホットドッグ屋のおやじが追いかける隙に、他の3人がホットドッグを盗む。

シェイクスが町中を走り回って戻ってきた時、3人はホットドッグ屋台を押していた。

ホットドッグ屋のおやじに更なるいたずらを仕掛けようと、地下鉄の入り口に屋台を運んだ時、悲劇は起こる。

地下鉄に降りる階段で、重すぎた屋台は少年たちの手を離れ、通りがかった通行人に激突。

通行人は重傷を負ってしまった。

4人は過失傷害罪でウィルキンソン少年院へ。

殺伐とした少年院の雰囲気に怯えるシェイクス。

シェイクスのフロアを担当する看守は4人。班長のノークス、ファーガソン、スタイラー、アディソンだった。

新入りのシェイクスたちはノークスから目をつけられる。

ある晩、シェイクスたち4人はノークスの指示で少年院の地下倉庫へ。

暗がりの中、他の3人の看守がいた。

その日から毎晩のように、4人の少年は暗い地下室で看守達による性的虐待を受けることになる。

…続きは本編でお楽しみください(^-^)

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『スリーパーズ』感想:虐待の記憶は拭えない ※ネタバレあり

以下、ネタバレを含みます。

ニューヨークのスラム街、ヘルズ・キッチンに住む4人の少年たち。

犯罪が多発する、貧しい地区に生まれながら、少年たちは明るく元気に育っています。

少年たちを指導してくれている、ボビー神父のおかげです。

ある日、4人はいたずらのつもりでホットドッグの屋台を盗みますが、それが思いもよらぬ傷害事件を引き起こしてしまいます。

その結果、少年たちは少年院に送られますが、そこには4人の想像を絶する凄惨な虐待が待ち受けていました。

ノークスを班長とする看守たちは、少年院の少年たちを人間扱いしておらず、見下していました。

そのうえ、少年たちを地下に連れ込んではレイプするのです。

シェイクスたちは生意気な少年たちでしたが、まだ性的には未熟で、自分たちが何をされるのか、何を強要されるのか、わからないままに性的虐待を受けます。

面会に来る家族やボビー神父に助けを求めることはできず、ただただ耐え続けます。

少年院でのおぞましい体験、苦痛と屈辱を心の奥に閉じ込めたまま、4人は大人になります。

少年院を出る前日でさえ、少年たちを地下室に連れ込むノークスと3人の看守。

地下通路を歩くシェイクスたちの感情のない表情に対して、看守たちは気楽そうです。

最後の最後まで、徹底的に少年たちを虐待し、絶望を味あわせながら、自分たちにとってはただの遊びでしかない -ノークス達の異常な心理状態が表現されているシーンですね。

このシーンを見てると辛いです…

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残り3人の看守への復讐 ネタバレ

マイケルとシェイクスの計画は、裁判を利用して、ノークス以外の看守3人に復讐すること。

マイケルの計画通り、ノークスの親友だったファーガソンが裁判に召喚され、証言することになります。

ジョンとトミーは被告人席から、マイケルは検察の席から、シェイクスは一般の席から、それぞれファーガソンをじっと見つめます。

マイケルは原告側なので、ファーガソンの味方のフリをし、まず「ノークスはいい奴だった」と証言させます。

スナイダーは、看守の業務を説明させるところから入り、その流れで「少年院で性的虐待はありませんでしたか?」と何度も、しかし静かに質問します。

そうするうちに、ファーガソンは少年たちを虐待していた過去を鮮明に思い出し、涙を流しながら苦しみます。

耐えられなくなったファーガソンは、看守たちが何度も少年たちに性的虐待を加えていたことを認めます。

アディソンは、少年院で看守たちが暴行の末に殺したリゾの兄から復讐されます。これもマイケルとシェイクスの計画通りです。

スタイラーは、シェイクスが密かに警察に渡した情報から、収賄罪で起訴されます。

ボビー神父の決意 ネタバレ

マイケルとシェイクスの、もう一つの計画は、ジョンとトミーを無罪にすること。

ジョンとトミーがノークスを殺害したのは事実です。無罪を勝ち取るためには、誰かが偽証しなければいけません…

マイケルとシェイクスは、一番信頼できるボビー神父に偽証を依頼します。

神父は、4人が受けた虐待の事実を知り、ジョンとトミーがノークスを殺害した動機を理解します。

しかし、聖書に宣誓しながら嘘をつくことは神父として許されないことです。ボビー神父は悩みに悩み、裁判所にもなかなか姿を現しません。

ついに裁判に出席した神父は、ジョンとトミーのアリバイを証明しますー嘘をつくことを決意したのです。

聖職者が、信仰に背くことは容易ではありません。信念を否定し、自らを裏切ることになります。裁判の後も、ヘルズ・キッチンに住む子供たちに指導をする立場にあります。

聖書に背いた神父が子供たちを導く立場でいられるでしょうか…神父が葛藤することは、マイケルもシェイクスも予想していましたが、二人はボビー神父にかけるしかありませんでした。

そして、神父は彼らを救うことにしました。

少年の頃から家族のように親身に面倒をみてきた4人のために、自分が苦しむことは何でもないという結論に達したのではないでしょうか。

過去の傷は癒えず… ネタバレ

裁判の後、シェイクスは芸能欄の見習い記者となります。

ジョンとトミーは再びギャングの世界へ。

マイケルは、検事局を辞め、イギリスの田舎で大工をすることに。

実は、映画の冒頭で彼らの未来が語られているんです。

「2人は殺し屋で30歳前に死んだ。

1人は過去を引きずり、過去に囚われている元検事。」

ジョンとトミーは、看守への復讐を果たしましたが、それは彼らが幸せな人生を送るきっかけにはなりませんでした。

マイケルは裁判をきっかけに検事を辞めました。

勝訴に持ち込む計画を練る間、忌まわしい過去に向き合わなければならなくなったマイケルは、復讐を果たしても過去から解放されず、逆に心を閉ざしてしまったようです…

「一晩でいい。眠りたい。」と、ジョンが少年院で話すシーンがありますが、4人は少年院を出た後も、ぐっすり眠れたことなどなかったでしょうね。

全ては、子供だった4人の”ただのいたずら”が原因でした。

しかし、”ただのいたずら”だと思っていたのは少年たちだけです。

大人からみれば”度が過ぎたいたずら”でした。子供だった彼らは気がついてなかったのです。

少年をいたぶる、異常な看守を演じたケヴィン・ベーコン

…やっぱり、ケヴィン・ベーコンはすごい。

この映画以外にも、『激流』『ワイルド・シングス』『インビジブル』などで、悪役を演じています。

ケヴィンが演じる悪役は、本当に嫌なヤツなんですよね…彼はそんな役がうまいです。

『スリーパーズ』のすごいところは、一番の悪役、ノークスが序盤で殺されてしまうところだと思います。

普通、一番悪役は、一番最後まで生きのびて、クライマックスで悪事が暴かれ一件落着となるのですが。

一番憎むべきノークスがあっさりと殺されて、他の3人の看守を追い込むストーリーとなっています。

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