【サマー・オブ84】夏の闇に潜む恐怖。結末は予想外の方向へ…片時も俺を忘れるな。

ホラー/スリラー

少年らしい好奇心や正義感が招いた恐怖体験…真夏にピッタリのスリラー映画「サマー・オブ84」あらすじ、登場人物、キャスト紹介とネタバレ感想・考察。そして、期待の若手俳優ジュダ・ルイスくんにクローズアップ!

 

カモコです(^▽^)o

待ちに待った「サマー・オブ84」がようやく日本公開となりました!

この映画、アメリカ公開前から興味津々だったんです(ΦωΦ)

ついに見ることができましたが、期待通りの”背筋ゾクゾク”なスリラー映画でした!

爽やかで微笑ましい青春ドラマに、恐怖と後味の悪さが融合…こんな映画、なかなかないですよ。

今回は、少年4人が主人公の「サマー・オブ84」の紹介と感想です。

「サマー・オブ84」作品情報

 

ジャンル:スリラー
原題:Summer of 84
監督:フランソワ・シマール
時間:106分
製作国:カナダ、アメリカ
カナダ公開日:2018年7月14日
日本公開日:2019年8月3日

 

 

「サマー・オブ84」あらすじ

 

1984年の夏。オレゴン州のイプスウィッチ。

デイビー、イーツ、ファラディ、ウッディの4人はいつも一緒の仲良しグループだ。

放課後や週末に集まっては、デイビーの隣に住む美少女、ニッキーの噂話をしたり、超常現象や殺人事件の話を夜遅くまでしている。

ある日、イプスウィッチ周辺で少年の連続誘拐・殺人事件が発生し、デイビーは事件に大きな関心を示す。

デイビーは家の向かいに住む警官のマッキーが失踪した少年と一緒にいるのを見てしまったのだ。

デイビーは、マッキーが犯人に違いないと他の3人に話し、4人でマッキーの身辺調査を始める。

果たしてマッキーは殺人犯なのか?デイビーたちは証拠を掴むことができるのか?!

 

「サマー・オブ84」登場人物

 

◆デイビー(グラハム・バーシャー)

◆イーツ(ジュダ・ルイス)

◆ファラディ(コリー・グルーター=アンドリュー)

◆ウッディ(カレブ・エメリー)

◆マッキー(リッチ・ソマー)

◆ニッキー(ティエラ・スコビー)

 

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「サマー・オブ84」感想(ネタバレなし)

 

「サマー・オブ84」は、少年たちが主人公なのにまるで容赦なし。スリリングでダークな展開に、スリラー/ホラー映画が大好きな私は十分満足しました(^-^)

 

主演4人の演技は素晴らしかったし、80年代のアメリカを徹底的に再現しているのも楽しめました。劇中に流れる音楽が、もう80年代(笑)

少年たちと同じように、84年に青春時代を過ごしたので、あの頃の懐かしさにも浸ることができました(^-^)

 

ところで、「サマー・オブ84」を知ったのは去年だったんです。

2018年の10月に、「最新ホラー映画ベスト47!2018年アメリカ公開のホラー/スリラー映画50本紹介!」

【最新ホラー映画ベスト47!】2018年アメリカ公開のホラー/スリラー映画50本紹介!
【2018年アメリカ公開のホラー/スリラー映画47+3本!】です!今年アメリカで公開されたホラー/スリラー映画47本と公開予定の3本の、合計50本をご紹介します!今後の鑑賞・視聴のご参考に。

という記事を書いたのですが、

(アイキャッチ画像にもこの映画を使ってたんですよ~)

この記事の中で「サマー・オブ84」は6位にランクインしています。

 

北米公開後の評判はいいし、若手俳優の中でも注目しているジュダ・ルイスくんが出演している作品ということで、「サマー・オブ84」を待ってたんですよー\(^o^)/

(ジュダくんについては後述しますね)

 

この映画は、少年4人が主人公なので「ジュブナイル映画」と表現されてますね。。映画の時代設定からも「スタンド・バイ・ミー」を連想させますしね。

 

「スタンド・バイ・ミー」は少年4人が死体を探しに出かける物語。「サマー・オブ84」は少年4人が連続殺人事件に興味を持って、自分たちで容疑者の証拠を押さえようとする物語。

 

似たような設定なので、「サマー・オブ84」も「スタンド・バイ・ミー」のように、少年たちの友情と青春が爽やかな感動を呼ぶドラマなんだろうと想像した人がいるようです。

 

しかし!この映画のジャンルは、あくまでも「スリラー/ホラー」。

結構怖いんですよ…(>_<)

 

ただし、怖い映画といっても、少年たちの友情と青春はしっかり描かれています。「ジュブナイル映画」の要素に期待して見た人も、きっと十分満足できたでしょう。

ちょっと大人ぶった少年たちの態度はカワイイです(^-^)

 

 

しかし、青春ドラマを期待した人たちは、終盤からラストにかけて、「えっ、まさか…(;゚Д゚)!」と凍りついたことでしょう…

 

この映画、ストーリー後半から不穏な空気が漂いだし、ある時点からスリラー度数が急上昇!気がつくと80年代ホラー映画の世界に突入するんですからね。。

映画が終わった後には、主人公のデイビーと同じように、事件の爪痕が心に刻まれるのです。。

 

これほど背筋が冷たくなるスリラー映画、なかなかないですよ。

Netflix視聴者から酷評された「ザ・サイレンス 闇のハンター」や「セレニティー平穏の海」に見習って欲しいですね…(=_=)

 

という訳で、「サマー・オブ84」は、Kamokoお勧めのスリラー/ホラー映画の1本となりました(ΦωΦ)

 

ストーリーなど詳しいことはネタバレあり感想に書きます!

 

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期待の若手俳優 イーツ役ジュダ・ルイスくん

 

 

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イーツを演じたジュダ・ルイスは、ジェイク・ギレンホール主演の「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」に出演。ジェイクからも「才能ある子役」と認められています。

 

他の出演作は、Netflix配信の「クリスマス・クロニクル」「ザ・ベビーシッター」です。

クリスマス・クロニクル」では、カート・ラッセル(サンタ役)と共演。妹役のダービー・キャンプと息もピッタリ。小さな子供も楽しめる夢のある物語でした(^-^)

 

一方、「ザ・ベビーシッター」は大人向けのB級ホラー・コメディ

美人女優サマラ・ウィーヴィング演じるビーに面倒をみてもらう、内気な少年を演じました。

後半はビーに殺されそうになります(笑)が、前半のビーとコール(ジュダ・ルイス)の二人がとってもステキなんですよー。私は「ザ・ベビーシッター」を見た瞬間に、サマラとジュダの大ファンになりました!

ちなみに、「ザ・ベビーシッター」は血がドバドバ噴き出す、とんでもないホラー映画です!

バカバカしいコメディで、怖くはありません。ちょっと悪趣味だけど、楽しい映画です( *´艸`)

Netflixに加入している人で、まだ視聴してなかったら、ぜひ見てくださいね!

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「サマー・オブ84」でのジュダくんは、”15で不良と呼ばれたよ♪”という典型的な不良を演じてます。

 

 

いつもながら堂々とした演技で、目を引きますね。私は彼の力強い眼差しに将来性を感じ、注目しています(^-^)

今後、良作に主演で起用されれば、彼はもっと世間に注目されるでしょう。ハリウッドの大スターになれるかな?

 

ジュダくん出演で次に日本公開されるであろう映画は、「I See You」です。ストーリーの詳細はわかりませんが、こちらもスリラー映画。共演はヘレン・ハントとジョン・テニー。全米公開日は未定です。

日本公開はまだまだ先になるでしょう…楽しみに待ってます(^-^)

 

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「サマー・オブ84」ネタバレあり感想


※以下の感想にはネタバレが含まれています。ラストにも触れています。ご了承ください。

 

いや~懐かしい~

「サマー・オブ84」はまさに私の青春!

デイビーと同じく、84年に15歳でした(^-^;

あ、年バレた(笑)

 

止められない想像力

 

84年を舞台にした「サマー・オブ84」の主人公デイビーは、超常現象や殺人事件に大きな関心を持っていますが、あの時代の子供が未知の世界にハマってしまう気持ちが良くわかります。

当時は手軽に調べたり、答えを手に入れたりすることができなかったので、未知の世界について想像するしかなかったんです。

そして、それは最高に刺激的だったのです。

 

何かを調べるなら図鑑や辞書を使うのが当たり前で、みんな図書館へ行きました。

今ならスマホひとつで何でも調べることができて、答えがすぐ見つかりますね。

あの頃は今と違って、情報が豊富ではなかったのです。

なので、私たちは想像力をフルに働かせて、足りない情報を補いました。

色んなことを想像して、空想して、”知らない世界のこと”を楽しんだのです(^-^)

 

私が15歳の時、怪奇少女マンガにハマってました(笑)

特に好きだったのが「悪魔の花嫁」。


このマンガ、人間の心の闇に鋭く切り込むんですよ。。「怖いのは悪魔より人間」と教えてくれたマンガでした。私がミステリー/スリラー好きになった原点です。

 

さて、マッキーを疑いだしたデイビーは、誰にも止められないほど真実を追い求めます。

彼の想像力の豊かさがそうさせたのだと思います。

しかし、彼はまだ少年なので、事件の重大さが理解できていませんでした。。

 

 

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事件の流れ(ストーリーまとめ)

 

「サマー・オブ84」の誘拐事件の流れをざっくりとおさらいします。

デイビーたちの”青春”の部分は割愛。

 

デイビーの住むイプスウィッチの周辺で連続誘拐事件が発生する。犯人のターゲットは少年だ。デイビーはその事件が気になり始める。

 

ある日、ケープメイキラーと名乗る何者かが、誘拐した少年を殺すと予告し、町は騒然となる。

 

デイビーは、行方不明の少年のひとりが隣家のマッキーの家にいたことを思い出し、マッキーがケープメイの殺人鬼ではないかと疑い始める。友人たちにそのことを話し、4人はマッキーの家を調べ始める。

 

調査の結果、マッキーが倉庫に大量の水酸化ナトリウムを保管していると判明。その上、忍び込んだマッキーの家の地下室で血が付いたTシャツを見つける。それはデイビーが見た、あの少年が着ていたものだった。

 

マッキーが誘拐犯だと確信した4人は、デイビーの両親にそのことを話す。しかし、評判のいい警官であるマッキーが犯人の訳がないと相手にされず、逆に呆れられ、叱られてしまう。

 

デイビーの父親に連れられ、4人はマッキー宅へ。みんなで謝罪すると、マッキーは怒るどころか面白そうに笑った。そしてデイビーが見たのは自分の甥だと説明した。

 

しかし、後にそれが嘘だとわかり、デイビーはますますマッキーが犯人だと思うようになる。

 

 

数日後、マッキーがケープメイキラーを逮捕した。世間は事件が落着したと一安心した。

 

犯人逮捕の知らせを聞いても納得できないデイビーは、イプスウィッチのお祭りがある夜に、再びマッキーの家に忍び込む。ウッディとニッキーも一緒だ。

 

デイビーたちは、地下室の奥の部屋へ潜入し…少年の惨殺死体を発見する!

しかも、そこに囚われていたひとりの少年が助けを求めてきた…。

 

デイビーたちの報告により、地元警察がマッキーの家の捜査を始め、マッキー逮捕に動き出す。

 

しかし、マッキーは消えてしまった。。

 

…物語はここから身の毛もよだつ展開に…

 

 

以降、ラストにも触れたネタバレ感想です。まだ映画を見ていなければ読まない方がいいですよ。

 

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まさかそんな!犯人の行動に寒気がする…

※ラスト15分のネタバレあります。

 

 

 

思った通り、マッキーが誘拐殺人犯だと証明することができたデイビー。

夜、泊まりに来たウッディと共に自室で寝ていると…

 

暗闇の中、天井から階段がすーーっと下りてきました…

 

この階段が下りるシーンに鳥肌たちました(=_=)

マッキーはデイビーの家に潜んでいたんですね…

灯台下暗しとはいうけれど、猟奇殺人犯が屋根裏にいるなんて、これほど怖ろしいことはありません…ゾゾっとします…。

 

そしてマッキーはデイビーとウッディを誘拐し、どこか遠い森の中へ連れて行きます。

 

ラスト15分には前半の”青春ドラマ”が微塵も感じられません。完全にサイコスリラーの世界。

 

真っ暗な森の中、マッキーは”マンハント”をして遊ぼうと笑います。

青ざめて逃げるデイビーとウッディ。

 

デイビーたちは逃げている途中で、無数の死体を発見します!

水酸化ナトリウムの袋もありました。マッキーは遺体を森に捨てていたのです。。

 

そして、ここからが最大の恐怖シーンとなりました。

 

デイビーに追いついたマッキーは、デイビーの脚をナイフで切ります。そしてすぐにウッディを追い、捕まえると、なんとウッディの喉を切り裂き、殺したのです(;゚Д゚)

 

このシーンで思わず、「まさかそんな」とつぶやいてしまいました。

 

勇気を振り絞って殺人犯の証拠を掴んだのに、その犯人にいともあっさりと殺されてしまうとは…

興味本位で犯人捜しなどするべきではなかったのか。

どんなに勇敢でも、しょせん少年は無力なのか。。

 

しかもマッキーは、ウッディが確実に死ぬように、首の傷が開く形でウッディの頭と体を押さえるのです…。あまりにも残酷な展開に、青ざめちゃいました(T_T)

 

その後、ウッディの死体を発見したデイビーは、再びマッキーに捕まってしまいます。

恐怖に震えるデイビーでしたが、マッキーはデイビーを殺さずに去っていきました。

 

なぜ犯人は彼を殺さなかったのか?

※ラスト15分のネタバレあります。

 

 

マッキーは「これはお前のせいだ。俺を放っておけば良かったのに!」と鬼の形相でデイビーに迫ります。

「お前を殺したいが、それじゃ十分じゃない」

「俺は戻ってくる。その時に俺がお前に何をするか想像しながら過ごせ」と、怒りに震えながらデイビーに告げ、デイビーの体を乱暴に地面に叩きつけ、去っていきました。。

 

マッキーは怒りに震え、デイビーを憎んでいるように見えましたが、私は彼がその状況を楽しんでいると思いました。

 

自分の世界を壊したデイビーに、強い憎悪を感じると同時に、強い愛情も感じているのではないでしょうか。

 

マッキーは、ずっと孤独で、誰かに愛されたいと強く望んでいると思います。

 

一般に、連続殺人鬼は、自分の行いを理解してくれる人が好きです。

デイビーはマッキーが犯人だと確信を持ち、証拠を見つけました。誰もがマッキーは良い奴だと言うのに、デイビーだけはマッキーの本質を見抜いたのです。

 

つまり、マッキーにとって、デイビーほど自分を理解してくれる人はいないということです。

 

デイビーを殺さなかったのは、誰よりも自分を理解してくれるデイビーの心の中に在りたい、とマッキーが望んだからではないでしょうか。

 

マッキーはいつもデイビーを見ているでしょう。

気づかれないように、影のように。

そしてデイビーが自分のことを思って、怯える姿を見てほくそ笑むことでしょう。

 

そして、いつの日か、デイビーの前に現れるでしょう…。

 

Heathensの歌詞のようだ

 

後日、回復したデイビーは自転車に乗って家の近所を走ります。

彼は好奇心の代償があまりにも大きかったことを身に沁みて感じます。

そして、人には裏の顔があると学んだと呟きます。

 

確かに、デイビーの言う通り、殺人犯は近くにいるかもしれません。

いつもにこやかな近所の人にはとんでもない裏の顔があるのかもしれません。

 

この映画のラストで、Twenty One Pilotsの「Heathens」が頭に思い浮かびました。。

 

サイコパスが隣に座っているかもしれない。殺人鬼が隣に座っているかもしれない。。

 

そう、そんなことはあるかもしれない。。

Please don’t forget.

 

「サマー・オブ84」キャスト

 

※ジュダ・ルイスくんは上記でご紹介したので、ここでは割愛します。

 

デイビーを演じたグラハム・バーシャーくんは、2002年生まれのカナダ人。テレビドラマ「スーパーガール」でジョージ役を、「グッド・ドクター」では若きショーンを演じています。今のところ映画の出演は「サマー・オブ84」のみのようです。。

笑い顔がジョセフ・ゴードン=レヴィットに似てると思いました(^-^)

 

ファラディ役のコリー・グルーター=アンドリューくんは、Netflix配信の「アンという名の少女」でコール・マッケンジーを演じています。「オクジャ」にも出演しているようですね。

 

ウッディ役のカレブ・エメリーくんは、若手ながらもキャリアを積んだ子で、これまでに多くのテレビドラマや映画に出演しています。出演作は、「ローガン・ラッキー」「グース・バンプス」「フィスト・ファイト」など。

次作は、ジョーダン・ピールがエグゼクティブプロデューサーの「The Hunt」です。アル・パチーノが出演すると言われてますが…このドラマシリーズ、とても楽しみ!

 

警官のマッキーを演じた、リッチ・ソマーは、Netflix配信の「GLOW」や、ウディ・ハレルソン主演の「LBJ  ケネディの意志を継いだ男」に出演しています。

恐らく、みなさんが一番見たことあるのは「プラダを着た悪魔」。アン・ハサウェイ演じるアンドレアの友人の一人です。アンドレアと彼氏と女友達ともうひとり男性がいたでしょう?彼がリッチ・ソマーですよ(^-^)

 

Netflix出演者多いですねぇ。

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