衝撃的なサバイバル『生きのびるやつ/Survivor Type』スティーヴン・キングの短編小説

スティーヴン・キング作の短編小説「生きのびるやつ」は、外科医リチャードの衝撃的なサバイバル・ストーリー。人は誰でも生きのびたいと思うものだろう。果たして”どこまで”生きのびたいと思うだろうか…「生きのびるやつ」のネタバレと感想です。

カモコです(^▽^)o

”サバイバル”と聞いたら何を思い浮かべますか?

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サバイバルをテーマにした衝撃的な映画

”サバイバル”と聞いて思い浮かぶ映画といえば…

ダニエル・ラドクリフ主演の『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』でしょうか。

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(字幕版)
ジャスティン・モンジョ
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トム・ハンクス主演の『キャスト・アウェイ』でしょうか?

キャスト・アウェイ (字幕版)
トム・ハンクス, ロバート・ゼメキス, ウィリアム・ブロイルス Jr., ジャック・ラプケ, スティーブ・スターキー, ジョアン・ブラッドショー
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イーサン・ホーク主演、物議をかもした『生きてこそ』もありますね。

生きてこそ (字幕版)
ジョン・パトリック・シャンリー, ピアズ=ポール・リード(原作), キャスリーン・ケネディ, ロバート・ワッツ
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ジェームズ・フランコの『127時間』もサバイバル映画ですね!

127時間 (字幕版)
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まだまだありますが、私が”サバイバル”と聞いて真っ先に思い出すのが、

スティーヴン・キングの「生きのびるやつなんです。

ショッキングな短編小説「生きのびるやつ」

生きのびるやつ」は、スティーヴン・キングの「ミルクマン」という短編集に収められている小説です。

あらすじ

船が難破し、リチャードという外科医だけが無人島に流れ着きます。

島は岩だらけで、生き物の姿はなく、食べられそうな植物も生えていません。

リチャードが乗っていた救命ボートにあったのは、4ガロンの水、裁縫セット、救急セット、ナイフ、日誌とペン。

そして、ヘロインが2キロ。

リチャードは悪徳外科医で、ヘロインを密輸しようとしていたんです。

『キャスト・アウェイ』よりも過酷な環境で、『生きてこそ』のように仲間はおらず、無人島版『127時間』状態です。

しかも、主役は、悪人。

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「生きのびるやつ」映画化されていた!?!?

「生きのびるやつ」が映画化されてました!

びっくり(゚д゚)!

原題の「Survivor Type」で検索してみたら、映画が見つかったんです!

Billy Hanson監督で、リチャード役はGideon Emery。

こちらがトレーラー。

タイトルは、原作と同じ「Survivor Type」。

アメリカのみで公開されたショートフィルムです。

IMDb: Survivor Type

以下、ネタバレします。結末まで書いてますので、原作読みたい方は、ここでストップ。

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小説「生きのびるやつ」ネタバレ感想

「生きのびるやつ」は、すごい話なんです。

一度読んだら忘れられません。

スティーヴン・キングの秀逸な短編です。

よくある無人島でのサバイバル・ストーリーなのですが…。

主人公リチャードの生に対する執着がとても恐ろしいのです…

「生きのびるやつ」はこんなストーリー ※ネタバレあり!

リチャードがたどり着いたのは、ゴツゴツした岩だらけで食べられそうな植物が全く生えていない島。

空腹になったリチャードは、島に飛んでくるカモメを捕まえようとしますが、捕獲に失敗。

左足首を骨折してしまいます。

ひどい怪我で、放っておけば壊疽してしまう…

そこでリチャードはくるぶしから下を切断することを決意します。

外科医なので手術は自分で行えます。

密輸のために積んでいたヘロインを吸引しながら、痛みをごまかしてなんとか手術は成功。

術後は、熱が出たり、足を切断したせいで動けません。

痛みと空腹を紛らわすため、リチャードはさらにヘロインを吸います。

しかし、ごまかしてみたところで、腹が減っていることにはかわりなく…

切断した足・・・肉・・・今、食べられるものは、それしかない。

リチャードは意を決して、自分の足を食べます

そして生きのびます。

数日経ちますが、助けは来ません。相変わらず食料はゼロ。

腹が減る。

左足はなくなったけど、右足はある。

そこにがある。

また切断。

右足を食べる。

生きのびる。

空腹だ。

次に切り落とせそうなところは?

膝から下か。

右足(膝下)を切断。

生きのびる。

空腹だ…

次は?

左足(膝下)か。

生きのびる。

空腹だ…ああ…

ああ、次は?

右足(太もも)だ。

生きのびる。

ああ、次はどこだ?

左足(太もも)。

生きのびる。

衝撃的なラストシーン!

そうです。リチャードは、自分の体が食料に見えるようになってしまったんです。

ラストがすごく印象的です。

左手が右手を洗っている  

右手がしていることを左手に知られぬように  

ジャガイモが一つ,二つ,三つ,四つ  

ドアにも収納できる冷蔵庫を買った

ハハハ

かまうものか。この手でも,あの手でも。 よき食物,よき肉,よき神,

さあ食べよう。

レディーの指(フィンガー)のような細い指は,まるでカステラ菓子のレディー・フィンガーのような味がする。

引用:スティーヴン・キング 生きのびるやつ

これ読んでから、レディー・フィンガーを見る度に、「生きのびるやつ」を思い出すようになりましたよ(-_-)…。

どこまで食べることができるのか?どこまで生きのびたいのか?

映画『生きてこそ』は、「生きのびるために人を食べるか?」という、衝撃的な内容でしたが、スティーヴン・キングの「生きのびるやつ」は、「生きるために自分を食えるか?」という、さらにショッキングな内容です。

クリス・ヘムズワース主演の『白鯨との闘い』でも、海で遭難して死んだ人を食べて生きのびてましたね。

白鯨との闘い(字幕版)
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『生きてこそ』や『白鯨との闘い』みたいに、死んだ人間を食べるのは、まだアリだと思いますが…。

映画でも小説でもテレビ番組でも、”サバイバル”という文字を見ると、まず「生きのびるやつ」が思い浮かび、「どこまで生きたいと思うだろうか。」と自分に問いかけます。

過酷なサバイバルに追い込まれた時、私は、どこまで生きたいと思うのだろうか・・・

リチャードは、どこまで自分を食べることができたと思いますか?

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