見どころと感想【正義のレジスタンス】実話!ナチスに対抗した銀行員の兄と弟 NETFLIX

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第91回アカデミー賞外国語映画賞への出品作『正義のレジスタンス』。ナチスの暴虐に対抗するためレジスタンスとして立ち上がった勇気あるオランダ人、ファン・ホール兄弟の物語。あらすじ、キャスト紹介と感想です。ネタバレあり。

 

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Netflixオリジナル『正義のレジスタンス』紹介!

 

カモコです(^▽^)o

正義のレジスタンス』は、2019年のアカデミー賞外国語映画賞へオランダが出品している、実話をベースにした映画です。

本日よりネットフリックスで配信されています。

とても見ごたえがあるし、歴史の勉強になります!

『正義のレジスタンス』をご紹介します。

 

 

『正義のレジスタンス』基本情報

 

ナチス占領下のオランダで、レジスタンスを支え、多くの人命を救った地下銀行。大切な家族と自らの危険も顧みず、その設立と運営に奔走した銀行家の足跡を追う。 – NETFLIX「正義のレジスタンス」

 

予告動画

 

 

基本情報

●原題:Bankier van het Verzet
(英題)The Resistance Banker
●監督:ヨラム・ルーセン
●ジャンル:ヒューマンドラマ
●上映時間:123分
●製作国:オランダ
●オランダ公開日:2018年3月8日
●NETFLIX配信開始日:2018年9月11日

 

『正義のレジスタンス』登場人物

 

◆ウォーリー・ファン・ホール (バリー・アトスマ)

銀行員。レジスタンス名はファン・タイル。ナチスの暴虐が許せず、レジスタンスのリーダーとなり、地下銀行を設立する。

 

◆ヘイス・ファン・ホール(ジャコブ・デルウィフ)

ウォーリーの兄。同じく銀行員。ウォーリーに協力する。

 

◆ティリー・ファン・ホール(フォクリン・アウウェルケルク)

ウォーリーの妻。レジスタンス活動する夫を支える。

 

 

◆ロスト・ファン・トニンゲン(ピエール・ボクマ)

オランダ銀行の新しい頭取。ナチスに協力し、レジスタンスを妨害をする。

 

◆ファンデンベルク(レイモント・ティリ)

海軍将校。ウォーリーをレジスタンスに引き込む。

 

◆ヤープ(ヨフム・テン・ハーフ)

ウォーリーの友人。共にレジスタンスとして活躍する。

 

◆リッター(ヤープ・スパイケルス)

国債詐欺に協力する。

 

◆ファン・ベルケル

ナチスに拘束されたジャネットの弁護士。

 

序盤のストーリー

 

映画は、ヘイス・ファン・ホールが、資金集めの方法や金のありかについて質問を受けるシーンから始まる。

ヘイスは過去を語り始める…

 

1942年。

ナチス・ドイツ占領下のオランダ。

 

アムステルダムのオランダ銀行で、新頭取のトニンゲンが演説をしている。

トニンゲンは銀行員たちを前に、資本民主主義は間もなく終わると演説をぶっている。

銀行員のウォーリーは納得できないという顔をして隣にいる兄を見る。

 

ある日、友人・マイヤーの家を訪れたウォーリーは、友人が首を吊り、妻子が毒を飲んで死亡しているのを発見する。

苦し気な表情で外へ出たウォーリーはひとりの紳士から声をかけられた。

その男は「そろそろ立ち上がるべきでは?」と、ウォーリーに問いかける。

 

男は海軍将校のファンデンベルク。レジスタンスだ。

ウォーリーは、ファンデンベルクからレジスタンスとして活動して欲しいと持ち掛けられる。

 

レジスタンスへの参加について、ウォーリーが妻・ティリーに相談すると、ティリーは夫の身を案じながらも、レジスタンスとして活動すべきだと賛同する。

 

その後ウォーリーはヘイスを訪ね、地下銀行の設立についてアイデアを語る。

危険だと言う兄に、ウォーリーは、ナチスがアムステルダムに住むユダヤ人たちを迫害し始めたと話す。

そして自分たちは行動を起こすべきだと説得する。

 

ウォーリーの計画はこうだ。

船員基金に融資した者に株券を渡す。

株券は1枚1000ギルダー。

帳簿には株券の番号と融資された金額に相当する株券の枚数を記載する。

そうすれば”資金の融資”ではなく”株の購入”記録しか残らない。

しかし、帳簿に記載されていることで資金を貸したという証拠は残る。

 

ヘイスは賢いやり方だと納得するが、家族のために危険を冒すことはできないと協力を拒む。

 

その後ヘイスは弟としばらく会わなかったが、ウォーリーが計画を進めていることに気づいていた。

 

そんな時、ヘイスはオランダ銀行が闇取引とレジスタンス対策のために高額紙幣の流通を廃止する動きがあることを知る。

廃止は2週間後だ。

ヘイスは高額紙幣の廃止についてすぐに弟に知らせに向かう。

 

…続きは本編でお楽しみください(^-^)

 

以下、ネタバレあります。

 

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以下、ネタバレあります。

 

『正義のレジスタンス』見どころと感想 ネタバレあり

※ネタバレあります。以下を読む前に映画を見ることをおすすめします※

 

『正義のレジスタンス』はヒューマンドラマであり、戦争ドラマであり、サスペンスでもあります。

キャラクターが魅力的で、ストーリーがテンポよく進んでいきます。

見ごたえ十分です(^-^)

 

正義感あふれるファン・タイル

 

ファン・タイル、つまりウォーリーですが、彼は正義感があり、ナチスの暴虐が許せません。

ナチス・ドイツに国を占拠され、思想を押し付けられ、アムステルダムでナチス将校たちが横柄に振る舞うのを目の当たりにしたウォーリーは、ずっと怒りをためていたのでしょう。

ユダヤ人の友人の自殺をきっかけに、腹の底にため込んだナチスへの憤りがウォーリーをレジスタンス活動へと突き動かしたのでしょうね。

最初は同意しなかった兄・ヘイスもウォーリーの情熱に突き動かされ、共にナチスと闘うこととなります。

家族のことを考え、レジスタンスとなることを拒否したヘイスでしたが、オランダ銀行が高額紙幣を廃止する動きを知り、弟に知らせます。そしてヘイスは、ウォーリーと共に資金のマネー・ロンダリングを行い、成功します。

このマネーロンダリングのシーンをもっと見たかったですね。短くて残念でした。

 

ウォーリー役を務めるにあたり、バリー・アトスマはウォーリーの息子さんと面会して当時の話をしたそうです。

 

3000万ギルダーのボタン

 

オランダ政府は、亡命政府となりロンドンに滞在しています。

レジスタンスの支援を決定した政府は、戦後3000万ギルダーを返済することを保証します。

しかし、その保証を公にすることはできません。

そこで政府は文書をマイクロフィルムにして、カフスボタンに埋め込んだのです。

 

その文書がウォーリーの元へ届くまでの経緯が面白い(^o^)

カフスボタンをした男は飛行機でロンドンからオランダへ。

スカイダイビングで地上へ降り、列車に乗ってウォーリーの元へ移動します。

列車の中で、男はナチス将校にカフスボタンをした腕を伸ばし堂々とライターを差し出します。

短いシーンですが、爽快ですね!

 

台帳をどうするか?

 

 

収支記録を残すと、万一ナチスに見つかった場合、レジスタンスの全員が逮捕されるリスクが生まれる。

しかし、記録を残さなければいくら融資したかわからなくなる

会合で記録を残すことに反対する者が出ますが、ウォーリーは強気で出ます。

どちらを取っても大きなリスクが伴う場合は、リーダーが決断するしかありません。

ファン・タイルはリーダーとしてきっぱりと決断し、指示を出します。

こういう場合、リーダーが弱腰では計画は進みません。

ファン・タイルの確固たる意志が仲間を動かしたのですね。

レジスタンスたちが命をかけて行動した結果、管理台帳の保管用金庫に入りきれないほどの融資を受けることとなります。

 

ナチス・ドイツの残虐性も描かれる

 

オランダでレジスタンスとして活躍した男たちの物語なので、ナチスが登場するシーンは少なめです。

しかし、ナチスの行った残虐行為も描かれています。

 

 

捕獲されたレジスタンスへの執拗で残虐な拷問や、オランダ在住のユダヤ人たちが列車で収容所へ送られるシーンは、心が痛みます。

強制収容所に送られ、亡くなったアンネ・フランクも、オランダに住むユダヤ人でした。

アンネはドイツに住んでいましたが、ナチスの迫害を逃れてアムステルダムへ。

しかし、この映画で描かれている通り、ナチスの迫害はアムステルダムにも迫ったのです。

 

鉄道ストをきっかけに国債詐欺へ

ファン・タイルは鉄道ストへの資金提供を申し出たものの、予想以上の金額を用意しなければならなくなります。

3万3000人の鉄道従業員がストの間に受け取る、給与相当額の資金です。

そんな大金を用意することは、さすがのファン・タイルにも難しい。

そこで、国債詐欺を思いつきます。

ついに犯罪に手を染めることになったウォーリーですが、後へは引けない状況なんです。

 

国債を偽造し、本物とすり替えるという大きな計画が始動し、ここから物語がさらに盛り上がっていきます。

偽造の準備と国債のすり替えシーンは、ハラハラドキドキの連続です!

 

この国債詐欺が成功したことで、レジスタンスは、現在の通貨に換算して5億ユーロ以上の資金を用意することに成功したそうです。

 

登場人物のその後(実話)

 

ウォリーの兄ヘイスは上院議員となった後、アムステルダム市長になりました。

戦後、ウォーリーの妻・ティリーは財団の役員になり、ヤープはウォリーとの約束通り、ティリーと家族の面倒を見たそうです。

命がけでユダヤ人とオランダのためにナチスと闘ったウォーリーですが、手段として国債詐欺を働いたため、その功績は隠蔽されてしまいました。

でも、この映画を通して、世界中にウォーリーのことを知ってもらえますね。

 

ティリーの”財団”の正式名称がわかりませんでした…すみません。

ヨーロッパものは資料が英語じゃない場合が多くて難しい(^-^;

 

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『正義のレジスタンス』視聴方法は?

 

この映画はネットフリックスで配信されています。

NETFLIXは30日間のお試し登録ができますよ。

この機会にお試し登録して『正義のレジスタンス』を視聴しませんか?

 

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おすすめ映画『ブラックブック』と『ヒトラーの偽札』

 

『正義のレジスタンス』が気に入った方には、『ブラックブック』と『ヒトラーの偽札』がおすすめです!

 

ブラックブック

「氷の微笑」の鬼才ポール・バーホーベン監督が、23年ぶりに故郷のオランダでメガホンを取ったサスペンス・ドラマ。1944年、ナチス・ドイツ占領下のオランダ。ユダヤ人の女性歌手ラヘルは、オランダ南部への逃亡中に、何者かの裏切りによって家族をドイツ兵に殺されてしまう。復讐を胸に誓った彼女は、名前をエリスと変えてレジスタンスに身を投じる。彼女はスパイとしてドイツ将校ムンツェに近づき、彼の愛人になるが……。 映画.com「ブラックブック

ユダヤ人女性がスパイとなって活躍する物語です。見ごたえがあって好きなんですよね。

 

ヒトラーの偽札

ナチス・ドイツによる紙幣贋造事件。その秘密作戦に協力せざるをえなかったユダヤ人技術者たちの葛藤や苦悩をスリリングに映し出す、実話に基づく歴史ドラマ。 Movie Walker「ヒトラーの偽札

この映画はサスペンス性にあふれていて面白いです!

収容所に収容されたユダヤ人たちが偽造紙幣を作るよう強制されますが、彼らは密かにナチスに抵抗します。

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