呪殺!『ベルベット・バズソー』ジェイク・ギレンホール主演ホラー映画!

Netflixミステリー/スリラー

ネットフリックス・ホラー映画『ベルベット・バズソー:血塗られたギャラリー』のネタバレ感想&考察、あらすじ、登場人物、キャスト紹介。ジェイク・ギレンホールの名演技が堪能できる!トニ・コレット共演も話題!

 

カモコです(^▽^)o

2月1日新着の、ネットフリックス映画『ベルベット・バズソー:血塗られたギャラリー』

なかなか興味深い映画でした!

評判通り、ジェイク・ギレンホールの演技がすばらしい…共演者たちも個性的でおもしろかったです!ストーリーよりも登場人物/キャストの魅力に満足しました!

映画のストーリーや謎について、個人的な感想とともにちょっと考察してみました。

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「ベルベットバズソー」作品情報

 

 

原題:Velvet Buzzsaw
監督:ダン・ギルロイ
脚本:ダン・ギルロイ
ジャンル:スリラー、ホラー
上映時間:109分
製作国:アメリカ
Netflix配信開始日:2019年2月1日

 

「ベルベットバズソー」あらすじ

 

アート・ギャラリーに勤めるジョセフィーナは、ある日、アパートの廊下で死亡している老人を発見する。その老人ディーズが芸術家であると聞き、興味を持ったジョセフィーナが、断りなく老人の部屋に入ると、そこには数えきれないほどの油絵があった。アパートの管理人は、ディーズが全ての絵を処分することを望んでいたと話すが、ディーズの油絵に魅了されたジョセフィーナは、油絵を勝手に持ち出してしまう。

ディーズの油絵は、画商のロドラや評論家のモーフたちによって世間に公表され、絶賛されるが、その絵に関わった者たちは次々に不審な死を遂げる。

 

「ベルベットバズソー」登場人物/キャスト

 

◆モーフ・ヴァンデウォルト(ジェイク・ギレンホール)

有名な美術評論家。ジョセフィーナに好意を持つ。

◆ロドラ・ヘイズ(レネ・ルッソ)

ヘイズ・ギャラリーを経営する画商。

◆ジョセフィーナ(ザウエ・アシュトン)

ヘイズ・ギャラリーで働く女性。モーフと付き合う。

◆グレッチェン(トニ・コレット)

ギャラリーを辞め、個人のアート・アドバイザーになる。

◆ジョン・ドンドン(トム・スターリッジ)

画商。

◆ピアース(ジョン・マルコビッチ)

画家。アルコール依存症。

◆ココ(ナタリア・ダイアー)

ヘイズ・ギャラリーに勤めていた若い女性。

◆ブライソン(ビリー・マグヌッセン)

ヘイズ・ギャラリーで働くメンテナンス担当者。

◆ダムリッシュ(デイビード・ディグス)

新進気鋭の芸術家。

◆ギタ(Nitya Vidyasagar

ロドラに依頼されてディーズの油絵を調査する。

◆ヴェトリル・ディーズ(アラン・マンデル)

謎の多い画家。

 

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「ベルベットバズソー」感想(ネタバレなし)

 

 

『ベルベット・バズソー』は、皮肉を効かせたドラマにホラー要素を取り入れた映画、という感じだと思います。

 

一番の見どころは、なんと言っても、ジェイク・ギレンホールの演技!

彼は本当にすばらしい俳優だと思います(^-^) 今回も、モーフの一挙手一投足から目が離せませんでした!

 

ホラー映画としても楽しめますよ。たくさん人が死にます!死に方が不気味です!

殺される人たちはみんな、アートを利用して儲けようとしたり有名になろうとしたりする人たちなんです。

その部分が「皮肉」であり「コメディ」だと思います(^-^)

 

ストーリーはわかりやすいんですが、謎は多いです。不気味な絵の意味や結末がわかりにくかったという人がいそうですね。

 

ホラー映画ファンより、日頃アートやギャラリーに関係のある人や、アートに興味のある人の方が楽しめるんじゃないでしょうか。

 

評価は?

 

実は、この映画は、ユタ州で開催されているサンダンス映画祭で1月27日の夜(北米時間)に先行上演されたんんです。その後に各メディアや鑑賞者たちが次々に評価や感想をアップしました。

 

その時は、「面白い映画だった!」と褒める人が多かったのですが、なかには「つまらなかった」という人もチラホラいました。

映画批評家の中に「ホラー・コメディ」と評する人が結構いましたが、実際に映画を見たらその意味がよくわかりました。

 

2月2日の時点で、IMDbの評価は「6.3」で、Rotten Tomatoesの方は批評家「67%」、視聴者「57%」です。

 

引用と参照:Rotten Tomatoes – Velvet Buzzsaw

 

今回は、映画批評家より一般人の方がマイナス評価が多かったようです(^-^;

みんなホラー要素に期待しすぎたんじゃないかなあ…

 

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「ベルベットバズソー」ネタバレ感想

以下ネタバレあります。視聴後にご覧ください。

Velvet Buzzsaw | Official Trailer  © Netflix

 

『ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー』、みなさんはどう思いましたか(^-^)?

 

私は絵画が大好きなので、油絵に憑りつかれた人々の顛末を見るのは楽しかったし、皮肉が効いたストーリーはおもしろかったです!ただ、期待した内容とは少し違いましたね。

 

見たあと、「これは”面白くない”と思う人も多いだろうなあ」と思いましたが、その結果がRotten Tomatoesにも出てますね(^-^;

 

ギルロイ監督の『ナイトクローラー』が好きな人たち(私も好きですが)は、あの映画で表現されたような、暗くてドロドロしたものをこの映画にも求めてしまったんじゃないでしょうか。狂気的な要素は『ナイトクローラー』の方が強かったですね。

 

ブラック・コメディだ!

 

視聴前は「ホラー映画」だと思ってたのですが、意外とホラー要素は軽めで、全体的に「ブラック・コメディ」という感じでした。

皮肉というスパイスがよく効いた、クスッと笑える内容でした(^-^)

 

私はブラック・ユーモアが大好きなので、『ベルベット・バズソー』はとてもおもしろかったのですが、ブラック・コメディって、日本では低評価されるんですよね…(^-^;

 

そうそう、この映画見てる時、つい先日見たソルニエ監督の『マーダー・パーティー』が頭に浮かびましたよ。『マーダーパーティー』も芸術をテーマにしたホラー映画なんです。こちらはまったり系コメディで、あまりおすすめではありません(^-^;

 

ベルベット・バズソーの意味

 

「ベルベット」は「ビロード」のことですが、艶々した様子から”禍々しさ”や”淫靡さ”をイメージさせるようです。

タイトルでは「ブルー・ベルベット」や「ベルベット・ゴールドマイン」がありますね。

「バズ」は「ブーンという音」で、「ソー」は「ノコギリの歯」のことです。

「バズソー」は丸ノコが回る時にブーンという、あの音のことなのでしょう。

「ベルベット・バズソー」は、ロドラの右肩にある、丸ノコの歯をデザインしたタトゥーでした。

 

ロドラがパンクだった昔に彫ったタトゥー。そのタトゥーがラストで凶器と化すのです。

 

 

絵具に混ぜられていたもの…それは…

 

人々を魅了してやまないヴェトリル・ディーズの絵画。

 

その絵に使われていたのは、なんと、本人の血でした!

 

Velvet Buzzsaw | Official Trailer  © Netflix

 

謎の多い画家、ヴェトリル・ディーズの過去を、モーフやジョンが調査するうちに、ディーズの過去が暴かれます…

 

ディーズは少年の頃に母と妹を亡くしました。家が全焼したのです。その後、父親とふたりで暮らしますが、”人間と思えぬほど残忍な虐待”を受け、施設に保護されました。そして18歳で陸軍に徴兵されますが、除隊する頃には精神が崩壊していたそうです。

 

狂ったディーズは、父親を何日も引きずった後に生きたまま焼き殺すという、怖ろしい殺人を犯します…

 

それで精神障害として20年間病院に入れられますが、そこでは医学の実験台にされてしまうのです。

 

とんでもなく不幸な人生を送ったディーズ。彼の苦しい少年時代が絵に描かれてますよね…少年の顔はぼかされてますが、その苦しみが伝わってくるような、辛く、苦しい絵です。

 

母と妹が死んだ火災は”事故”だったのか、それとも父親が放火したのか…

あるいはディーズ本人が火をつけた可能性も??

 

絵画が呪われているのか?

 

父親に虐待されて狂ったのか、邪悪な何かを抱えていたディーズを父親が虐待したのか。

詳細は描かれず、わかりませんが、ディーズが狂っていたことは確かです。

 

ディーズの狂気は彼の血の中に浸透し、その血で描かれた絵には呪いが込められ、絵に憑りつかれた人たちを呪いが襲う。

 

しかし、絵を見た人全員が殺されてるわけではないので、「その絵を見たら終わり」じゃないですよね。(今流行の”~したら終わり”シリーズじゃなくて良かった)

 

ディーズの絵で儲けよう、有名になろうと、絵画を利用しようとする人たちが殺されています。

 

Velvet Buzzsaw | Official Trailer  © Netflix

 

ココが殺されなかったのは、彼女にはまだロドラほどの野望がなかったからじゃないでしょうか。ココには死体を発見させることで、警告したのかもしれませんね。

 

ラスト

 

ラストでは、ディーズの絵が路上で売られていました。

ブライソンのトラックから持ち出した浮浪者が売っているようでした。

 

ただし、値段は5ドル程度。

 

絵を買う人たちは、その絵の価値など知らない通りがかりの人たちで、売っている浮浪者は絵でボロ儲けしようとか、評論家として認められようとはしていません。

 

なので、彼らには呪いはかからないように思います。

 

ただし、その後ディーズの絵に目をつける野心家が現れたら…また呪いが復活するのかもしれませんねぇ…(ΦωΦ)

 

あの絵の意味は?

 

ディーズの絵はどれも不気味でしたが、特に気になった2点。

 

ひとつは、テーブルにつく少年(ディーズ?)、父親と母親が手を合わせている絵。

 

なぜ両手を合わせているのか…お祈り?それとも謝罪?

 

そして、ラストにアップになった、あの絵です。

 

Velvet Buzzsaw | Official Trailer  © Netflix

 

その絵は、他の絵に比べると色彩が明るいのですが、少女の顔、手、足が別々の方向を向いているのが不気味です。

そして、地平線のようなものの上に太陽らしきものが描かれてますが、下にも映っているので、横にするとふたつの太陽が目のように見え、全体が顔のようにも見えるんです…

 

あの絵に見つめられてるようで、ちょっと怖いのに、何度もまじまじと見つめてしまう…色々と想像させるラストでした。

 

キャスト

 

ジェイク・ギレンホール

 

役柄によって体系や印象をガラリと変えるジェイク。今回は美術評論家ですが…

 

冒頭でジョセフィーナを呼び止めるシーンの、あの立ち方!あの話し方( *´艸`)

グレッチェンが「あたし、アート・アドバイザーになるの!」と言った時の、彼のあのリアクション!

ジョセフィーナに「あなたに夢中だったわけじゃない」と言われたあとの、あの手の演技に爆笑!

 

とても『ナイトクローラー』や『サウスポー』と同じ人とは思えません~(笑)

 

 

この映画は、ジェイク・ギレンホールの演技が満喫できます(*^▽^*)

 

ジェイク・ギレンホールのまとめ記事もあるので、こちらもどうぞ。

ジェイク・ギレンホール主演/助演作品まとめ
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ジェイク・ギレンホールが主演する、というだけで映画見たくなります(*^_^*)

 

トニ・コレット

 

トニ・コレットと言えば、昨年話題になった『ヘレディタリー/継承』。

 

今度もホラー映画に出演ということで、トニがどんなことをやってくれるか、妙に期待しました(笑)

 

グレッチェンの死に方は悲惨でしたね。スフィアに腕をもぎ取られ、失血死。しかも発見した人たちから、グレッチェンの血も死体もアートだろうと思われて楽しまれてしまうという。

 

でも『ヘレディタリー』の時はもっととんでもないことになってましたから(;゚Д゚) グレッチェンの死が普通に見えてしまいました…

 

『ヘレディタリー/継承』のネタバレ感想・考察を書いてますが、映画を見てからご覧ください…

 

レネ・ルッソ

 

ロドラ役のレネ・ルッソは、実生活でダン・ギルロイ監督の奥様です。若い人は、『マイティ・ソー』のフリッガ役で知ってると思います。

 

ロドラは…もっと悪い女だったら良かったな~と思いました。悪女だと思ったらそんなに悪い人でもなかったです。

 

私がおすすめする、レネ・ルッソの出演作は、『アウトブレイク』と『身代金』です。

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ビリー・マグヌッセン

 

ブライソン役として、ビリー・マグヌッセンが出るのも楽しみでした!好きな俳優さんです(*^_^*)

彼は、『ブラック・ミラー:シーズン4』の、「宇宙船カリスター号」に出てます!

それから、ジェイソン・ベイトマンとレイチェル・マクアダムス主演の『ゲームナイト』にも。

 

興味のある方はこちらの記事もどうぞ。

宇宙船カリスター号

ゲームナイト

 

まとめとテーマ曲

 

不思議な感覚に囚われる、不思議なテーマ曲。結構好きです(^-^)

 

Five Knives – Money | Velvet Buzzsaw (Official Trailer Theme)

 

 

『ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー』、なかなかおもしろかったです。結末に不満を感じる人もいるようですが、ホラー映画というより「アートと人間の欲」を表現した映画と見れば、色々考えさせられて興味深いです。全体的な色使いも良かったし。

 

ギルロイ監督のアーティスティックな感性は、モーフに絶賛されると思います(*^_^*)

 

…なんでモーフはガラケー使ってるんだろう…

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